2021/9/18

5679:後継機種  

 ソナスファベールのオマージュシリーズはGUARNERI Homage(ガルネリ・オマージュ)から始まった。

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 1993年に発売されたGUARNERI Homageは、現在では多くのメーカーが採用しているリュート形状に先鞭をつけたスピーカーで、イタリアらしいヨーロッパの歴史を感じさせる独自の造形美に多くの称賛が集まった。

 偉大な弦楽器職人バルトロメーオ・ジュゼッペ・ガルネリにささげられたその名が示す通り、弦楽器の再生をもっとも得意とするコンパクト・スピーカーであった。

 ソナスファベールの創業者であるフランコ・セルブリンの音楽と楽器への限りない愛情が、卓越したオーディオ技術とイタリア伝統の木工技術と高度に融合して生み出されたGUARNERI Homageは、音楽を真に愛する人のためのスピーカーと言っていいのかもしれない。

 その後イタリアの歴史的な弦楽器職人に対する「オマージュ」を製品名に持つオマージュシリーズは、1998年に発売されたAmati Homage(アマティ・オマージュ)、2003年に発売されたSTRADIVARI Homage(ストラディヴァリ・オマージュ)と続いた。

 いずれもソナスファベールを代表するモデルとして人気を博し、多くのオーディオマニアに愛用されることになった。

 ソナスファベールにとってエポックメーキングとなったGUARNERI Homageであるが、その後「GUARNERI」の名を冠するスピーカーは、技術の進歩に伴って「GUARNERI MEMENTO」、「GUARNERI EVOLUTION」、「GUARNERI TRADITION」とモデルチェンが図られた。

 現在販売されている「GUARNERI TRADITION」は4世代目となる。ただし、この「GUARNERI TRADITION」は、フランコ・セルブリンの手による製品ではない。

 「オーディオショップ・グレン」では、ソナスファベールのELECTA AMATORを常設のスピーカーとして採用している。

 非常に程度の良い初期型であり、欲しいという客が多いようであるが「これは売らない・・・」と小暮さんは断っているようである。

 その小暮さんから「GUARNERI Homageの後継機種で程度の素晴らしいものが入ったから、聴きにきませんか・・・」とメールが来たのは、先週のことであった。

 ソナスファベールのスピーカーには以前から興味があったので「近いうちに時間を見つけてお伺いします・・・」と返信した。

 そして、今日の午後に「オーディオショップ・グレン」に立ち寄った。「後継機種とだけメールに記されていたけど、後継機種って三つあるんだよな・・・」と思いながら、最寄りのコインパーキングに車を停めた。



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