2021/9/15

5676:霞空  

 「払沢の滝」の駐車場は閉鎖されていたが、その前の道路には多くの車が縦列駐車していた。「これでは駐車場閉鎖の意味はないな・・・」と思いながら、その前を通過した。

 「払沢の滝」にはこの駐車場から歩いて15分ほどで着く。小さい子供でも歩けるように遊歩道が川に沿って整備されていて、家族連れに人気である。

 時坂峠の峠道は何度も曲がる。斜度はカーブを通過するたびに変化する。15%を超えるような激坂エリアはないが、ところどころ10%ほどの厳しめの斜度のエリアがある。

 いつもであれば、序盤から230ワット程で走り、その負荷を維持するイーブンペースで走ろうとするが、終盤でパワーが落ちることが多かった。

 そこで、「今日は前半は抑えめで走り、後半から230ワット程でまで負荷を上げてみよう・・・」と考えていた。

 前半は200〜210ワット程で走った。「これなら脚はすぐには売り切れない・・・後半もたれないであろう・・・」と感じられた。

 カーブを何度も曲がりながら峠道を進んだ。時坂峠の峠道は「峠道」というイメージそのもののような様相である。

 やがて視界がぱっと開けるエリアに出た。ここからゴール地点まではそれほどの距離はない。視界の先には緩やかに曲がりながら上り続ける道が見渡せる。

 ここから負荷を少し上げた。予定では230ワットまで上げる予定であったが、予定通りにはいかず、サイコンに表示されるパワーの数値はやや低めの数値で推移した。

 「もう少し上げたいけど・・・」と気持ちは焦るのであるが、脚にはそのための余力が十分には残っていないようであった。

 それでもいつもはこの辺で少したれ気味になってしまうが、それなりのパワーで上り続けることはできた。

 チームでゴールと決めている地点に達した。乱れた呼吸を整えるために両足を地面に着けて体を休めた。

 全員が上り終えたところで、この先の展望地点に移動した。そこにはかつて「峠の茶屋」であった建物が残っている。

 その建物の脇には湧水がある。前回ここに来た時には「灼熱ライド」であったので、その湧水を頭からかぶった。

 今日はそれほどの暑さではないので頭からかぶることはなかったが、その水で顔を洗った。ヒルクライムで火照った顔に冷たい水が心地よかった。

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 展望エリアから見える風景は白く霞んでいた。山の稜線は白い靄によって霞んで見えた。「こういう雰囲気も良いな・・・」とその風景にしばし見入った。



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