2021/9/4

5665:19インチ  

 代車はBMW 320d xDrive M Sportであった。色は白。「SUNRISE EDITION」と呼ばれる特別仕様車で、キドニーグリルがブラックになり、ホイールにも黒の19インチのものがあてがわれていた。

 早速乗り込んでエンジンをかけた。2.OLのディーゼルエンジンの音の具合に耳を澄ました。ウィンドウは閉まっていたが、その音はやはりディーゼルと分かる乾いた音質であった。

 最新のディーゼルエンジンは、「それと言われるまで分からない・・・」と評されることもあるが、3シリーズにおいては、「言われなくてもそれと分かる音質」であった。

 M Sport専用のステアリングは、とても太い。慣れないうちは「ここまで太くしなくてもいいのでは・・・」と思ってしまう。

 走り始めた。新青梅街道に出て、市街地を30分ほど走ってみた。M Sportのサスペンションは昔ほどやり過ぎ感はないが、この代車は19インチのタイヤを履いているので、5シリーズのLUXURYから乗り換えたばかりであると、やはり突き上げ感やゆすられ感は感じた。

 しかし、不快と感じるほどではなく、この足回りに体が慣れてくれば「これぞ、ドイツ車・・・硬めの足回りが良いね・・・」と思えてくるのかもしれない。

 エンジンはディーゼルらしくトルクフルである。400Nmの最大トルクを1,750〜2,500までの回転数の間に発生するので、実用的で頼もしい。

 軽く右足をアクセルに添えているだけで巡航していける。少し踏み込むとざらついたエンジン音とともにぐっと車は力強く押し出される。

 ディーゼルエンジンのネガな側面である音と振動に関しては、期待していたほどの改善度合いではなかった。5シリーズになると遮音にもっとお金をかけられるので違ってくるのかもしれない。

 少し遠回りしてから自宅に着いた。自宅のガレージに3シリーズを入れてみた。3シリーズも随分と立派になったので、「コンパクトだな・・・」と感じることはない。「サイズ的にはこのセグメントで十分だな・・・」と思った。

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 後席にも乗り込んでみた。膝先には拳3個分以上のスペースがあった。「広い・・・!」3シリーズの後席が狭いというのは昔の話であった。

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 インテリアにはそれほどの新しさは感じないが、質感良く纏まっている。機械式のボタンやダイヤルが残されていて、操作に戸惑うことはなさそうである。

 しかし、日本でも販売が開始されたMercedes-Benz Cクラスのあの斬新で高級感あふれるインテリアと比べると、「一世代前かな・・・」といった古さを感じるであろう。

 Cクラスの試乗車がディーラーに入ったら、試乗してみる予定であるが、因縁のライバルとの差はどんなものなのか、気になるところである。



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