2021/9/2

5663:ゾロ目  

 明神峠を走り終えてしばしの休息の後、さらに次なる難関に立ち向かうことになった。次なる難関は三国峠である。

 すでにその姿は明神峠のバス停から見えていた。その様相はどう見ても斜度が15%はあるのではと思えるような激坂であった。

 半ば諦めの心境で再度走り始めた。三国峠は3kmほど上る。前半は明神峠に負けず劣らずに厳しい斜度である。

 前を向くことなく、激坂エリアではうつむきながら耐えるしかない。「忍」の一文字で上っていくと、後半にはようやく斜度が緩んできた。

 斜度が緩んだからといってペースを上げるような脚の余力は残っていない。淡々と進んでいき、三国峠を上り終えた。

 今回は明神峠と三国峠とを分けて走ったが、実際には繋がった道であるので、連続して走ることが一般的であろう。連続してこの7km程の坂を走るとなるとさらに負荷が高くなるであろう。

 三国峠の頂上には本当にささやかな峠の道標があった。「もう少し立派なものにしてほしいな・・・」と内心で思いながら、スマホで記念撮影をした。

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 その後少し下った先にある展望エリアに向かった。ここからは山中湖を見下ろすことができる。さらに天気が良ければ富士山も望めるはずであったが、今日は富士山は雲隠れしたままであった。 

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 展望エリアで一息入れてから長い下りを下ってセブンイレブン 山梨山中湖平野店に戻ってきた。ここでコンビニ休憩をした。

 補給食には「アスパラとベーコンのバター醤油パスタ」を選択した。明神峠・三国峠のヒルクライムで相当カロリーを消費したはずであるので、ガッツリ系の補給食にした。

 アスパラ、ぶなしめじ、ベーコンが盛り付けられたバター醤油パスタで、良い味わいであった。これで帰路も乗り越えられそうな気がした。

 帰路は下り基調ではあるが、上り返しもある。疲れ切った足に鞭を打って帰路を駆け抜けていった。

 道志みちを走り抜け、津久井湖の横を通り過ぎ、町田街道まで戻ってきた。通称「尾根幹」・・・南多摩尾根幹線道路のアップダウンを走る頃には辺りはすっかり暗くなっていた。

 ようやく道は府中街道に達した。朝に渡った是政橋まで戻ってきた。橋を渡り切った先の「競馬場西門入口」の交差点で「東大和・国分寺組」の3名は本隊と別れた。

 そして3台のロードバイクは府中街道を北上した。だらだらと続く緩やかな上り道は随分と細った脚をさらに削ったが、終着駅が近いことを心の支えにして走り切った。

 そして自宅に到着した。サイコンの走行距離を確認した。サイコンには「222km」と表示されていた。

 「ゾロ目か・・・今日は特別なロングライドであったという証拠かも・・・」そんなことを思いながら、自宅の玄関の中に苦労を共にしたLOOK 785 HUEZ RSを招き入れた。 



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