2021/9/1

5662:明神峠  

 「道の駅 どうし」での休憩を切り上げて次は山中湖を目指した。山中湖の手前には「山伏峠」がある。

 隊列をキープしながらそれほど無理のないペースで走っていったが、脚の充電量は山伏峠の上りで急速に減少していった。

 峠の頂上には「山伏トンネル」がある。そのトンネルが視界に入るとほっとした。トンネルから先は下りである。

 風を切って下っていき、一気にセブンイレブン山中湖平野店にまで達した。ここで補給食を食した。残念ながら雲に遮られて富士山の姿を望むことはできなかった。

 ここから先は山中湖を反時計回りに4分の3ほど回ってから富士スピードウェイを目指すことになる。ガソリンタンクを満タンにしてからリスタートした。

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 湖畔をなぞる道を進んだ。平坦な道を走っている時は快適そのものである。やがて道は湖畔から逸れて上り道に転じた。

 その上りをやり過ごすと今度は下りに転じた。そして富士スピードウェイに着いた。私は初めて来た。オリンピックコースのゴール地点になった富士スピードウェイにもオリンピックの記念のものが展示されていた。

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 富士スピードウェイを後にして、いよいよ今日のハイライトと言える「明神峠・三国峠」を目指すことになった。

 「明神峠・三国峠」は別々の峠というわけではなく、繋がった上りである。全体では7kmほど。明神峠は4kmほどで、バス停があり、その先の三国峠は3kmほど・・・頂上にはささやかな道標があるとのこと。

 明神峠は平均斜度が10%で最大斜度は18%。15%を超える区間はアスファルト舗装ではなくコンクリート舗装になる。

 富士スピードウェイを後にしてそのすぐ先のラウンドアバウトを左に入ると、やがて明神峠の上り口に向かう交差点が見えた。

 そこを左折した。明神峠を上り終えたところで一旦止まり、さらにその先の三国峠を目指すことになった。

 ここまですでに普通のロングと同じ距離を走ってきている。当然脚の余力は少ない。「とにかく完走を目指そう・・・」ということで走り始めた。

 序盤はそれほどの斜度ではないが、やがて噂通りに厳しい斜度になった。軽く10%を超えてくる感じで、体にかかる負荷はぐっと上がった。

 斜度が厳しいのでスピードはのろのろである。呼吸が乱れ、汗が顎から滴り落ちてくる。アスファルト区間はどうにかこうにか直進して進んだが、斜度が18%に達するコンクリート舗装区間に入ると「まずい足を着きそう・・・」という危惧感がひしひしと感じられた。

 「蛇行するしかない・・・」ということで、蛇行しながら進んだ。斜め45度に進んで反転することを何度も繰り返すと、ようやくコンクリート舗装区間を終えた。

 残りは300mほどであるが、まだ厳しめの斜度が続いた。汗がぼたぼたと流れ落ちていった。心の中で「明神・・・半端ない・・・」と毒づきながら、ようやくバス停に到着した。 

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 苦心讃嘆のうえ、明神峠を上ったが、その名を記すバス停はぼろぼろのみすぼらしいものであった。明神峠を上り切った私の体の状態を如実に表しているかのようであった。



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