2021/8/4

5634:顔振峠  

 いきなり厳しい坂で始まった奥武蔵グリーンラインであった。「激坂」と言っていい厳しさに脚をげっそりと削られた。

 「なんだか、出鼻をくじかれたという感じだな・・・」と思いながら、ようやく緩やかな斜度になった道を先に進んだ。

 この後も少し下っては上るというアップダウンが続いた。上りが短い分にはそれほどの疲労が蓄積することはないが、一つ長い上りが挟まった。

 「きっと短い上りだろう・・・」と思って、高めの負荷で走っていったが、「あれ、まだある・・・」「思ったよりも長いな・・・」「まだ終わらないの・・・」といった感じで、げんなりするほどに疲れた。

 奥武蔵グリーンラインは一昨年の台風19号による土砂崩れで随分と長い間通行止めになっていた。走っているとその土砂崩れの爪痕がまだ残っている場所があった。長めの上りに後に一息入れた場所にも、斜面から崩れてきたと思われる岩が道路わきにあった。

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 奥武蔵グリーンラインの途中で一息入れてから、リスタートした。さらに幾つかのアップダウンを越えていった。

 そして顔振峠に繋がる峠道に向けて鋭角的に右折した。国道299号から上る顔振峠は「激坂四天王」の一角を占めるハードなヒルクライムコースであるが、ここから先は、距離もなくそれほど厳しいものではない。

 それでも一箇所、左に曲がりながら急峻な坂を越えないといけなかった。奥武蔵グリーンラインのアップダウンで脚を酷使してきたので、この急峻な坂は結構こたえた。

 難所を越えると、後はゴールまで緩やかな斜度になる。少しづつスピードを上げていって、顔振峠の頂上に到着した。

 峠の頂上には「平九郎茶屋」がある。店内はトレッキングの客で混んでいた。その駐車場にロードバイクを立てかけた。

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 ここからの景色は素晴らしい。「青い山脈」という言葉が自然と頭に浮かんでくるような清々しい景色が眼前に広がっていた。

 「平九郎茶屋」の自販機で冷たい飲み物を購入して喉を潤した。標高が高いので気温も下界よりは低い。風が峠を通り抜けていたので、ヒルクライムで火照った体を冷却してくれた。

 しばしの休息時間ののち、帰路のコースについてメンバー間で話し合った。その結果、東吾野まで下っていって、東峠、山王峠、笹仁田峠を越えて帰るコースを選択することになった。まずは東吾野駅まで下っていって、そこでトイレ休憩をすることになった。



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