2021/7/21

5620:暗雲  

 「たばやま 道の駅」を後にして、柳沢峠を目指して走り始めた。 国道411号は東京都区間では「青梅街道」、山梨県区間では「大菩薩ライン」と呼ばれる。その同じ道であるが名前が「大菩薩ライン」に変わった道を走り続けた。

 丹波山トンネル、かたばなトンネル、大常木トンネルを抜けて、4つ目のトンネルとなる一之瀬高橋トンネルを潜り抜けたところで一旦止まった。

 ここから先の10kmほどはフリー走行区間になる。追い込んで走る場合には200〜210ワットほどの出力でこの先を走り、ゴール前ではヘロヘロになる。

 今日は負荷を2割ほど下げて160〜170ワット程の出力で走る予定であった。「これくらいの出力であったら、余力を持って走れるであろう・・・」と思っていたのである。

 今日は先行スタート組に入れてもらった。私を含め5名のメンバーが先行スタートした。サイコンの「10秒平均パワー」の数値が160〜170になるように調整しながら淡々と走っていった。

 道は広く走りやすい。斜度がとても厳しいというわけではなので、負荷を抑え気味に走る分には、「これならヘロヘロにはならなくて済みそうだ・・・」と多少の余裕を持ちながら、距離と標高を獲得していった。

 しかし、余裕があったのは前半だけであった。残り距離が少なくなってくるに従って、脚がひどく重くなってきた。

 残り距離が3kmを切ったあたりからは、完全に余裕がなくなった。「あれ・・・こんなはずではなかったけど・・・脚が回らない・・・」と、余力が尽きた状態で柳沢峠の終盤を走った。

 そして結局負荷を抑えていたのにヘロヘロになりながら、柳沢峠の頂上に到着した。「柳沢峠茶屋」の東屋の脇にロードバイクを立てかけて、スマホで写真を撮った。

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 天気は良かったが、ちょうど富士山が見える辺りには雲が出ていて、その姿を見ることはできなかった。

 ここで、コーラやソフトクリームを「柳沢峠茶屋」で購入して、疲れ切った体を少し癒した。「抑えめに走ったのになんでこんなに疲れるんだろう・・・やはりかなりスタミナが落ちているのかも・・・」そんなことをぼんやりと思った。

 しばしまったりとした時間を過ごしていると、とある情報がメンバーからもたらされた。「奥多摩湖付近で大規模な土砂崩れが起きて通行止めになっている・・・」との情報であった。

 私もスマホで確認してみた。すると「峰谷橋」の近くで土砂崩れが起きたとの情報が得られた。「通行止めはしばらくは解除されないであろうから、大きく迂回することになる・・・」「峰谷橋の手前を右折して風張峠を越えて檜原村に抜ける必要がありそうだ・・・」そんな会話がメンバー間で交わされた。



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