2021/7/15

5614:おまけ  

 正丸峠は風の通り道になっている。全員が上り終えてから、恒例の記念撮影を峠の道標の前に集まって済ませた時、風がすっと抜けていって涼しく感じた。

 奥村茶屋で「正丸丼」を食するというオプションも考えられたが、午後は雷雨の可能性があるので、あまりゆっくりはできない。そのオプションはまた今度という感じで帰路につくことになった。

 正丸峠を下り、山伏峠の上り返しを走ってから、山伏峠を名郷まで下っていった。帰路にはミニバトルポイントがあるので、脚を極力温存したかった。

 下り基調の道を進んでいくと、青梅市成木方面へ向かう道との交差点に辿り着いた。ここを右折した。その交差点のすぐ先から「小沢峠」の上りが始まる。

 名栗から成木に抜ける小沢峠の上りは2kmほどであり短めである。斜度はまずまずしっかりとしている。メインのヒルクライムを既に走っているので、脚に余力のない状態でのヒルクライムになる。

 「短めだから少し負荷を上げて・・・」と240ワットから250ワット程の出力を維持しながら、淡々と上っていった。

 小沢峠のゴールは小沢トンネルの手前である。最後までほぼイーブンペースで走り切った。トンネルの入口の手前でロードバイクを降りて、乱れた呼吸を整えた。

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 小休止ののち小沢トンネルを抜けた。トンネルの中は涼しい。涼しい空気を中を走っていって、その先の道を快調に飛ばした。

 先頭を引いていたメンバーがハイペースで走っていたので、そのすぐ背後にぴったりとくっついて空気抵抗を極力減らした。

 すると予想外のコース変更が・・・先頭を引いていたメンバーが東京バーディクラブに向かう道との交差点を右折したのである。

 右折するとその先は、東京バーディクラブの入り口に向かう急峻な坂である。「えっ・・・聞いてないよ・・・」という感じであっけにとられながらもついていき、チーム内で「バーディ坂」と呼ばれている坂を上り始めた。

 距離は短いが斜度が結構えぐい。その厳しい斜度のために出力が必然的に上がっていく。「あとは笹仁田峠だけと思っていたのに・・・」と不意にもたらされた「おまけ」に半笑いになりながら、どうにか走り切った。

 「これで本当に後は『笹仁田峠』だけだ・・・」と、乱れた呼吸を整えながら走っていった。笹仁田峠の手前で先頭交代をして、私が先頭を引く番となった。

 笹仁田峠までは極力脚を温存したいので、ゆっくりとしたペースで走っていって、笹仁田峠の緩やかな上りに入ってから一気にペースを上げた。

 笹仁田峠の高速バトルに参戦したのは私を含めて3名であった。中盤でペースを上げて前に出た2名のメンバーの後ろについて空気抵抗を減少させながら最後のスプリントポイントに入った。1名が早めのスパートで前に出た。

 私はその離れていく背中を少し見送ってから、ダンシングに切り替えてやや遅れてスパートした。笹仁田峠の頂上の手前でどうにか先行したメンバーに追いついてゴール・・・これで全てのヒルクライムを終えた。

 峠の向こう側に惰性で下っていき、下り切ったところにあるファミリーマートで昼食休憩をした。空には太陽が顔を出していた。気温は相当上がり、30度を優に超えたようである。

 「冷やしたぬきうどん」を昼食として選択して、店の前の日陰部分に腰かけて胃袋に納めていった。雷雨は午後3時以降にその確率が高まるようで、家に帰りつくまではその心配はなさそうであった。

 昼食休憩を終えて、今日のロングライドの終盤を走った。トラブルなしでこなして午後1時半には自宅に帰りついた。

 久しぶりの実走であり、高温・多湿のなかでの長時間ライドであった。そして、4つのヒルクライムポイントでは負荷を上げて走った。疲労度はかなり高く、リカバリーまでの時間はかなり長くなりそうであった。



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