2021/6/1

5570:長女  

 スタートして少しすると、4級山岳である「Zwift KOM」に差し掛かった。今日は山岳賞獲得というよりも「上り坂になったら、FTPで踏んでトレーニング・・・」と決めていたので、230ワットほどの出力に上げて上りを走り始めた。

 「Zwift KOM」は短い。数分でKOMのゴールであるアーチが見えてくる。そのアーチへ向けて出力を上げて、その下を潜った。

 走り始めてそれほど時間は経過していないが、短いながらもKOMを一つ通過すると、額にはすでに汗が薄っすらと滲んできた。

 その後、しばらくは平坦基調の道をゆったりと走った。チームメンバーは皆グリーンのジャージを着用している。

 グリーンの隊列はスムースに距離を稼いでいき、今日のハイライトである「Epic KOM」に差し掛かった。「Epic KOM」のKOM計測区間の距離は9.5kmで、「2級山岳」といったところか・・・「THREE SISTERS」においては「長女」的な存在である。

 「Epic KOM」では以前最後のスパート合戦で頑張りすぎて、ゴール後貧血で気分が悪くなったことがあった。「今日は注意しよう・・・」と思いながら、KOMに入っていった。

 出力は230ワットを基準として、脚と心肺に高めの負荷をかけながら延々と上った。1週間後に走る予定の「Mt.富士ヒルクライム」でも、これぐらいの負荷で最後まで走り切れれば良いのであるが、タイムが1時間半ほどにもなるので、後半に入るとじりじりと出力が下がってしまうのはいつものことである。

 「Epic KOM」の終盤になると、皆出力が上がってくる。残り1kmを切ったあたりから、現在のペースで走った場合の予想タイムも表示され始める。

 その予想タイムと、現在のタイムとの差を確認しながら走っていき、その差が1分を切るとラストスパート態勢に入った。

 ゴール前ではお約束のスパート合戦である。ダンシングで高いパワーを絞り出して、アーチの下を潜り抜けた。そして、ゴール後乱れた呼吸を収束させようと脚を止めた。

 「Epic KOM」のタイムは27分ほどであった。「Mt.富士ヒルクライム」ではこの3倍ほどの時間高い負荷で走り続けることになる。

 「Epic KOM」を終えたのち、ラジオタワーまでの急峻な上りを上らないといけない。リスタートして、ギアを一番軽くした。

 二桁の斜度が続く坂をゆっくりと走った。ラジオタワーに達して止まった。ラジオタワーの周囲は白銀の世界である。画面上の風景は涼しげであるが、私は流れる汗をタオルで拭った。

 ここで休憩タイムとなった。ロードバイクイから降りて、1階に向かった。ボトルに水を補充し、補給食を摂った。補給食として冷蔵庫の中にあった6Pチーズ2個と「豆乳ヨーグル」1個を胃袋に納めた。



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