2021/4/10

5518:A5  

 大川さんが長年使い続けたGershman AcousticsのGrande Avant Gardeから、MAGICOのA3に換えられたのは、もう2年ほど前のことになる。

 発売当時のA3の定価は130万円であったが、現在は150万円になった。その後MAGICOとしてはエントリーシリーズになるAシリーズはラインナップを増やしていき、現在は3種類になっている。

 小型2ウェイのA1とA3を一回り大きくしたA5が加わったのである。つまり「三兄弟」というシリーズ構成となった。

 今日はその大川さんと一緒に、文京区にあるオーディオショップに向かった。ここはMAGICOのAシリーズの販売に力を入れているのか、Aシリーズの三兄弟が揃って展示されていて、事前に予約をすれば試聴もできるようである。

 「こういう時期なので事前予約が必要で、時間は1時間に限定され、その間は貸し切りになるんです・・・」と大川さんは話されていた。

 「やっぱり、気になるんですよね・・・A5・・・価格も倍近くなりましたから、買い替える可能性はとても低いんですが・・・」

 JR田端駅で電車を降りてしばし歩いた。少し風があったが比較的暖かく春らしい季節である。歩き続けて少し汗ばむくらいになったところで目的地に着いた。

 古いビルの1階にその店舗はあった。試聴室に案内してもらいリスニングポイントに置かれたソファに座った。

 その正面にはMAGICO A5がセットされていた。「やっぱり大きいな・・・A3はそれほど威圧感を感じないサイズだけど、これはかなり立派・・・値段が倍でもしょうがないかも・・・」と思ってしまった。

 大川さんはこの店でMAGICO A3を購入された。店の方は「A3は非常に素晴らしいスピーカーでコストパフォーマンスが抜群のモデルですが、このA5はそのA3の正統な上位モデルと言えます。」

 「A3と比べると、よりスケール感が豊かで低域の量感をダブつく事なくしっかりと向上させています。価格はやはりそれなりに上がってしまいますが、それでもコストパフォーマンスは高いと思えてしまいます。」と紹介してくれた。

 「ペアで280万円の価格で、コストパフォーマンスが高いと言われても・・・」と内心で思いながらも、その硬質で高性能感が溢れる外観に魅了され始めていた。



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