2021/1/30

5446:OPTONICA  

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 「まずはこのプリメインアンプ・・・見たことないでしょう・・・これはOPTONICAのSM-3000 MK2・・・」

 「OPT0NICAって知ってる・・・?」

 「聞いたこともありません・・・日本のメーカーなんですか・・・?」

 「もちろん・・・日本製・・・実はシャープが昔々オーディオブランドを持っていたんだけど・・・それがOPTONICA・・・そのOPTONICAブランドで1974年に出したのがSM-3000。その翌年に出たのがSM-3000 MK2なんだ・・・」

 「良い面構えしてるでしょう・・・これ・・・まさにMADE IN JAPANの真心が形になっているよね・・・実に良いな・・・」

 「このずらっと等間隔に並んだスイッチやノブの整然としたさま・・・フロントフェイスにおけるこれらの配置の素晴らしさ・・・眺めてるだけでもご飯が二杯はいけるって感じだよ・・・」

 Paoさんは、そう言って見たことも聞いたこともない日本製の古いプリメインアンプを紹介してくれた。

 「OPTONICAですか・・・しかし、また狭いところ突いてきますね・・・誰も知らないででしょう・・・そんなブランド・・・」

 「まあ、まあ・・・CDプレーヤーも結構レアだよ・・Aurexは知ってる・・・?」

 「Aurexは知ってますよ・・・確か東芝ですよね・・・東芝のオーディオブランドだったはず・・・」
 
 「正解・・・!オーディオブランドとしてはやはり『日陰組』に属するブランドだけど、OPTONICAよりはまだまし・・・という存在かも・・・でもやはりさすが東芝だけに、時折これはっと思わせる良い製品を出してるんだよね・・・」

 「このCDプレーヤーはAurex XR-Z90。1982年に発売されたAurexのCDプレーヤー1号機なんだ・・・なんとその当時の定価は225,000円もした。」

 「AurexのCDプレーヤーの1号機ですか・・・今見ると実に斬新ですね・・・このCDを縦に入れるのが、実に新鮮です・・・」
 
 「まだ、CDプレーヤーのデザインが固まる前だったからね・・・その後日本製のCDプレーヤーはほとんどのものがトレイ方式になっていくけど、CDプレーヤー黎明期にはいろんなものがあって、この縦にCDをセットするフロントローディング機構を採用したメーカーも結構あったんだ。」

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 Paoさんのセカンドシステムは、御本人が「珍品」と評する通りに珍しいもので構成されていた。

 AurexのCDプレーヤ1号機であるXR-Z90に、シャープの古のオーディブランドであるOPTONICAから1975年に発売されたSM-3000 MK2という型番のプリメインアンプというシンプルな構成で駆動系が構成されていた。

 そして、セカンドシステムの要となるスピーカーもやはり古いものであった。そして、駆動系同様見たことのないものであった。

 美しい突板に覆われたスピーカーのフロントには薄茶色の良い色合いのサランネットが取り付けられていて、ユニットは見ることができない。そのサランネットには小さなブランドバッジが右上に取り付けられていた。

 その小さなブランドバッジにはアルファベットが四つ並んでいた。「OTTO」と見て取れた。今見ると絵文字のようにも見える。



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