2021/1/28

5444:セカンドシステム  

 「セカンドシステムだよ・・・セカンド・・・taoさんも随分と前にセカンドシステム持っていたでしょう・・・」Paoさんはそう言った。

 「まあ、メインシステムが行くとこまで行ってしまった感があって、もういじりようがない感じになっちゃったのでね・・・完全に遊びの領域でもうひとセット揃えようか思いついてね・・・」

 Paoさんのメインシステムは、スピーカーがYAMAHAのNS-5000である。これをマーク・レビンソンのNo.26LとNo.27.5の組み合わせで鳴らされている。送り出しは昨年、Cary AudioのCD 306 SACを導入された。しかもかなりレアな存在となるブラックタイプである。

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 「仕事を完全にやめてしまったからね・・・時間が余ってしまって・・・この家に一人暮らしだから、部屋も空いているし・・・」

 Paoさんは、定年退職後1年ごとに更新できる嘱託職員として区役所で働いていたが、昨年は更新しなかったようである。

 「あと2年ほどは働けたんだけどね・・・なんだかやってられないって気になってね・・・まあ、年金もたっぷりあるし悠悠自適だよ・・・」と、昨年話されていた。

 「もう揃えたんですか・・・一式・・・?」

 「そうそう・・・全部ヤフオクでね・・・ラックだけは自作したけど・・・コロナで巣籠だったからね・・・」

 「結構お金かかったんじゃないですか・・・?」

 「ぜんぜん、メインシステムに比べると本当に安いよ。音は置いといて、昔懐かし個人的に思い入れのある珍品ばかり集めたからね・・・そういった古いものはとても安く出品されているんだ・・・もちろんコンディションが悪いものが多いので、その辺は気を付けないといけないけど・・・ジャンクの場合は修理してくれるところも知っているから、ジャンクの場合はそこに持ち込んで直してもらってね・・・」

 「音はひどいよ・・・笑っちゃった・・・まあ、見てるだけでもいいって感じで・・・BGMとしては聴けなくもない・・・かな・・・」

 「つまりビジュアル系ってわけですね・・・」

 そんな会話をしたのが先週のことであった。

 「セカンドシステムか・・・」我が家にも10年以上前にはセカンドシステムがあった。「なんで二つあるの・・・?」という家族からの攻撃にあって、撤退を余儀なくされたのである。その点、Paoさんは独り暮らしなのでやりたい放題ができるのであろう。



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