2021/1/20
5436:虎視眈々
ボルケーノエリアを走っていくと、やがて「Volcano KOM」の計測が始まった。距離は3.8kmである。平均斜度は3.2%。
ガッツリ系のKOMではないので、計測タイムは無視して如何にして最後の最後でゴールアーチをトップで通過するかという一点に的を絞って走ることになる。
序盤はそれほどパワーは上がらない。「まとめる」機能が働いているので、逃げは絶対に決まらないのがルールである。
なので、脚を使いすぎないように気を使いながら前半をこなし、後半へ入った。さすがにパワーがじりじりと上がっていき、やがてスプリントへ向けての位置取り合戦になっていった。
そして終盤になってスパートエリアに入った。マックスパワーを出してゴールを目指した。最後の最後で一騎打ちになったが、パワーを上げてもどうしても前を行くメンバーを抜けなかった。2番手でアーチを潜った。
ここで前半終了である。「Volcano KOM」で脚を使い切った感じであった。脚を止めるとアバターも止まり、その左足を地面に着いた。
私は疲れ切った。少々酸欠状態になったようで、気持ちが悪かった。ロードバイクを降りて、1階のダイニングへ行った。
冷蔵庫を開けて、補給食を選んだ。固形物が少々厳しそうであったので、カップヨーグルトを2個取り出して、スプーンで口へ運んだ。
少し長めに休息を取ってから、2階へ上がってまた再びLOOK 785 HUEZ RSに跨った。「後半はバトルなしの設定にするかな・・・」と思いながら、コースの後半へ向けてリスタートした。
ボルケーノエリアを逆側へ一気に下った。ボルケーノエリアを抜けて、再びタイタンズグローブに前半とは逆方向から入っていった。
このエリアには恐竜がいる。巨大な恐竜を脇目に見ながら走ってくと、二つある後半の「もがきポイント」の一つ目である「Titans Grove Rev. KOM」に差し掛かった。
0.9kmと短い。「後半はバトルなしモードに切り替えるか・・・」とついさっきは思ったが、そのプランは却下された。
虎視眈々と後方から前を窺っていて、終盤で一気に前に出た。一人のメンバーがすでにスパート態勢に入ったので、その背後で私もマックスパワー状態に移行した。
そしてその背後について、ゴールであるアーチを目指した。どうにかこうにか脚が伸びた。ゴール直前で今度は前を行くメンバーをかわすことができた。
「よしよしこの調子・・・最後もうまくいくといいが・・・」と思いながら走っていくと、今日のコースの残り距離も少なくなってきた。
スマホの右上には選択したコースの残り距離が表示されている。その残り距離が10kmを切って一桁の数字が表示されるようになった。
最後の「もがきポイント」は、「Zwift KOM Rev.」である。距離は2.5kmで平均斜度は1.8%なので、実質的にはスプリントポイントである。
ここも「虎視眈々作戦」でいった。虎視眈々と前を窺いながら脚を温存させつつ前半を走った。しかし残り距離が少なくなってくるとさすがにパワーがどんどんと上がって300ワットほどになる。
その負荷にしばし耐えながら、「ニトロボタン」を押すタイミングを計っていた。「ここで・・・!」というタイミングで「ニトロボタン」を押した。
パワーの数値は瞬間的に500ワットを超える。脚が伸びた。最後の「もがきポイント」も征することができた。
今日は、バーチャルゲーム的な展開が楽しいバーチャルチームライドであった。ここぞという時だけ頑張って、あとは脚をいかに温存させるかといった感じで、メリハリをつけて走った。
リアルはリアルで楽しい。バーチャルもバーチャルでしか楽しめない要素があることは確かである。緊急事態宣言が解除されるまではバーチャルを楽しむことになりそうである。
ガッツリ系のKOMではないので、計測タイムは無視して如何にして最後の最後でゴールアーチをトップで通過するかという一点に的を絞って走ることになる。
序盤はそれほどパワーは上がらない。「まとめる」機能が働いているので、逃げは絶対に決まらないのがルールである。
なので、脚を使いすぎないように気を使いながら前半をこなし、後半へ入った。さすがにパワーがじりじりと上がっていき、やがてスプリントへ向けての位置取り合戦になっていった。
そして終盤になってスパートエリアに入った。マックスパワーを出してゴールを目指した。最後の最後で一騎打ちになったが、パワーを上げてもどうしても前を行くメンバーを抜けなかった。2番手でアーチを潜った。
ここで前半終了である。「Volcano KOM」で脚を使い切った感じであった。脚を止めるとアバターも止まり、その左足を地面に着いた。
私は疲れ切った。少々酸欠状態になったようで、気持ちが悪かった。ロードバイクを降りて、1階のダイニングへ行った。
冷蔵庫を開けて、補給食を選んだ。固形物が少々厳しそうであったので、カップヨーグルトを2個取り出して、スプーンで口へ運んだ。
少し長めに休息を取ってから、2階へ上がってまた再びLOOK 785 HUEZ RSに跨った。「後半はバトルなしの設定にするかな・・・」と思いながら、コースの後半へ向けてリスタートした。
ボルケーノエリアを逆側へ一気に下った。ボルケーノエリアを抜けて、再びタイタンズグローブに前半とは逆方向から入っていった。
このエリアには恐竜がいる。巨大な恐竜を脇目に見ながら走ってくと、二つある後半の「もがきポイント」の一つ目である「Titans Grove Rev. KOM」に差し掛かった。
0.9kmと短い。「後半はバトルなしモードに切り替えるか・・・」とついさっきは思ったが、そのプランは却下された。
虎視眈々と後方から前を窺っていて、終盤で一気に前に出た。一人のメンバーがすでにスパート態勢に入ったので、その背後で私もマックスパワー状態に移行した。
そしてその背後について、ゴールであるアーチを目指した。どうにかこうにか脚が伸びた。ゴール直前で今度は前を行くメンバーをかわすことができた。
「よしよしこの調子・・・最後もうまくいくといいが・・・」と思いながら走っていくと、今日のコースの残り距離も少なくなってきた。
スマホの右上には選択したコースの残り距離が表示されている。その残り距離が10kmを切って一桁の数字が表示されるようになった。
最後の「もがきポイント」は、「Zwift KOM Rev.」である。距離は2.5kmで平均斜度は1.8%なので、実質的にはスプリントポイントである。
ここも「虎視眈々作戦」でいった。虎視眈々と前を窺いながら脚を温存させつつ前半を走った。しかし残り距離が少なくなってくるとさすがにパワーがどんどんと上がって300ワットほどになる。
その負荷にしばし耐えながら、「ニトロボタン」を押すタイミングを計っていた。「ここで・・・!」というタイミングで「ニトロボタン」を押した。
パワーの数値は瞬間的に500ワットを超える。脚が伸びた。最後の「もがきポイント」も征することができた。
今日は、バーチャルゲーム的な展開が楽しいバーチャルチームライドであった。ここぞという時だけ頑張って、あとは脚をいかに温存させるかといった感じで、メリハリをつけて走った。
リアルはリアルで楽しい。バーチャルもバーチャルでしか楽しめない要素があることは確かである。緊急事態宣言が解除されるまではバーチャルを楽しむことになりそうである。