2020/12/19

5401:試乗車  

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 ディーラーの建物の中に展示されていたEクラスはブラックであったが、駐車場に置かれていた試乗車の色はホワイトであった。

 どちらもE200のセダンである。E200というモデル名であれば、以前であれば「じゃあ、2.OLのエンジンを積んでいるのか・・・」と判断するところであるが、現在はエンジンの排気量とモデル名につけられた数字とはきっちりと対応しているわけではない。

 このE200も同様で、積載されているエンジンは1.5Lの直列4気筒エンジンである。「Eクラスにも1.5Lのエンジンを積む時代になったのか・・・」と少し感慨深く感じた。

 このセグメントにおけるエンジンの排気量は、3.OLの直6かV6が標準というのはもはや古臭い固定観念である。

 現在乗っているBMW 523iは2.OLの直4ターボエンジンを搭載している。購入した4年前にも「2.0Lでも大丈夫かな・・・」と思ったが、その心配は全くの杞憂に終わった。

 「まあ、普通に走る分には1.5Lでも大丈夫なんだろう・・・」と思いながら、白のE200に乗り込んだ。

 E200は1.5LのエンジンにBSGと呼ばれるモーターをアシスト用に組み合わせる。いわゆるマイルドハイブリッドシステムを搭載しているのである。

 1.5Lの直4ガソリンエンジン単体では最高出力184PSで最大トルクは280N・mであるところを、BSGが出力で14PS、トルクで160N・mのアシストを行うようである。

 フットブレーキを踏みながら丸い形状のエンジンスタートボタンを押した。エンジンは軽く目覚めた。遮音がしっかりとしているので、エンジン音は遠くから聞こえてくる。

 「乾いた軽めの音である・・・」そう思ったのは、事前にこのエンジンが1.5Lであることが、脳内にインプットされていたためかもしれない。

 新しい形状のハンドルに軽く手を添えながら、ディーラーの駐車場から出て新青梅街道を走り始めた。

 降ろしたての新車である。車内には新車の香りが充満している。「やはり、新車は良い香りだな・・・」と思いながら、がっしりと体を支えてくれるシートに身を預けた。



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