2020/12/2

5384:230ワット  

 「山の家」の駐車場での小休止を終えて、リスタートした。檜原街道を少し走ると右手に檜原村役場が見えてきた。

 その村役場の前を通り過ぎると、「橘橋」のT字路交差点に達した。この交差点には標識があり、そこには「都民の森 21q」と記されている。ここから都民の森までタイムトライアルするローディーも多い。その際の目安は60分である。ここから21q先の都民の森まで60分以内で走り切れば、まずまず健脚との基準である。

 「数馬」までは隊列をキープして走る予定である。「数馬」で一息入れるか、そのまま都民の森まで走り切るかは、走ってみて決めることになった。

 上り基調の道は時折下りも入る。上りはそこそこの負荷で走り、下りや平たん部分は一息つける負荷で順調にこなしていった。

 「上川乗」の交差点を越えるとぐっと斜度が上がる坂が断続的に出てくる。それらを乗り越えていくと、「数馬」に到着した。ここで一息入れることになった。

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 「数馬」のバス停に設置されている公衆トイレでトイレを済ませ、脚をストレッチしたりして、ここからのフリー走行ゾーンの高い負荷に備えた。

 「数馬」のバス停から都民の森までは4.5kmほどである。決して激坂ではないが、しっかりした斜度の坂が最後まで続いている。

 「今日も230ワットを基準にしてマイペースで走ろう・・・」と思っていた。先週の山伏峠・正丸峠のヒルクライムの時と同様に230ワットを基準として、サイコンの「10秒平均パワー」の数値が230ワット前後の数値になるように調整しながら走り切る予定であった。

 脚の余力はあまり余裕がない状況であったが、「どうにか最後までたれることなく走り切りたい・・・」と思いながら、スタートした。

 スタートした直後はゆったりとしたペースでしばし走っていった。斜度が上がるエリアからパワーは基準となる230ワットに達した。ここからこの数値を下げることなく、クランクを回し続けた。

 前半はまだ脚に余力が残っている状態であったが、そういった状況はそれほど長くは続かなかった。

 後半に入ってくると、脚が重くなってきた。気を抜くとすぐにサイコンに表示されるパワーの数値が下がってしまう。

 「まずい・・・まずい・・・」と自分自身で自分に鞭を入れてクランクを回すペースを上げた。時折ダンシングも織り交ぜながら、都民の森への坂を上り続けた。

 ようやく「都民の森 1km」と記された標識の下を潜った。本来であれば残り1qを切ったここからペースを上げたいところであるが、脚の状況がそれを許さなかった。逆に230ワットに届かない数値がサイコンに表示され続けるようになった。

 気持ちは焦るが、体はついていかない・・・そういった硬直状態に陥りながら都民の森の終盤を走っていった。



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