2020/11/11
5363:SAX 2386
レオニード・コーガンのヴァイオリンによるベートーベンのヴァイオリン協奏曲。1959年に発売されたレコードである。
レーベルはコロンビア。レコード番号はSAX 2386。このレコードはコレクターズアイテムである。高額な価格で取引されることが多い。
ごく稀に中古市場に出てくるが、その価格は非現実的なものになることが多い。eBayでも出ることがある。
しかし、レコードの状態がミントコンディションであるとその落札価格は$10,000を超えてしまう。日本円にすると100万円以上ということになる。
これが2ndプレスになると一気に価格は現実的なものになる。オリジナルになると一気に青天井になる。これは希少価値という資本主義で価格が決まるうえでの要素が大きく働いているのであろう。
私はコレクター気質が希薄である。なので、「所有」ということに対する抑えきれないほどの渇望感というものはない。
コレクターは、もしもこのレコードを大金を叩いて購入しても、レコードプレーヤに乗せるのはごく稀で、厳重な保管状態に管理されるレコード棚に保管して、時折取り出してしげしげと眺めるのであろう。
あるいはレコードマニアが訪問してきた際に、「これ、これ・・・手に入ったよ・・・」と満面の笑みでその同好の士に見せるのであろう。
さすがに1枚のレコードにそこまでの大金は払えない私のような人間には、2ndプレスを購入するか、銘盤屋が販売しているオリジナル盤のCD-Rを購入するという選択肢がある。
このレコードのオリジナル盤が高額なのは、レオニード・コーガンが録音当時はそれほどに人気がなく、発売枚数が少なかったことが影響している。
その後彼の評価が上がっていくにしたって、希少価値のあるオリジナル盤の取引価格も上がっていったのである。
レオニード・コーガンは旧ソ連のヴァイオリニスト。アブラム・ヤンポリスキーの門下生で、同じく旧ソ連のヴァイオリニストだったダヴィット・オイストラフと同門である。
そして、彼を語るうえで時々耳にするのが、初期のころの演奏のほうが気迫溢れていて優れているというもの。
べートーベンの協奏曲が録音されたのは、発売が1959年であるのでその前年ぐらいであろう。彼のピーク時であったのかもしれない。
私のレコード棚にこのレコードのオリジナル盤が収納されることはないと思われるが、どなたかのお宅で聴いてみたいものである。
レーベルはコロンビア。レコード番号はSAX 2386。このレコードはコレクターズアイテムである。高額な価格で取引されることが多い。
ごく稀に中古市場に出てくるが、その価格は非現実的なものになることが多い。eBayでも出ることがある。
しかし、レコードの状態がミントコンディションであるとその落札価格は$10,000を超えてしまう。日本円にすると100万円以上ということになる。
これが2ndプレスになると一気に価格は現実的なものになる。オリジナルになると一気に青天井になる。これは希少価値という資本主義で価格が決まるうえでの要素が大きく働いているのであろう。
私はコレクター気質が希薄である。なので、「所有」ということに対する抑えきれないほどの渇望感というものはない。
コレクターは、もしもこのレコードを大金を叩いて購入しても、レコードプレーヤに乗せるのはごく稀で、厳重な保管状態に管理されるレコード棚に保管して、時折取り出してしげしげと眺めるのであろう。
あるいはレコードマニアが訪問してきた際に、「これ、これ・・・手に入ったよ・・・」と満面の笑みでその同好の士に見せるのであろう。
さすがに1枚のレコードにそこまでの大金は払えない私のような人間には、2ndプレスを購入するか、銘盤屋が販売しているオリジナル盤のCD-Rを購入するという選択肢がある。
このレコードのオリジナル盤が高額なのは、レオニード・コーガンが録音当時はそれほどに人気がなく、発売枚数が少なかったことが影響している。
その後彼の評価が上がっていくにしたって、希少価値のあるオリジナル盤の取引価格も上がっていったのである。
レオニード・コーガンは旧ソ連のヴァイオリニスト。アブラム・ヤンポリスキーの門下生で、同じく旧ソ連のヴァイオリニストだったダヴィット・オイストラフと同門である。
そして、彼を語るうえで時々耳にするのが、初期のころの演奏のほうが気迫溢れていて優れているというもの。
べートーベンの協奏曲が録音されたのは、発売が1959年であるのでその前年ぐらいであろう。彼のピーク時であったのかもしれない。
私のレコード棚にこのレコードのオリジナル盤が収納されることはないと思われるが、どなたかのお宅で聴いてみたいものである。
