2020/11/2

5354:3台  

 大川さんのオーディオラックには3台のDACが並んでいた。今回新たに導入されたORPHEUSのONE SE、Zanden Model5000、そしてKRELL STEALTHである。

 どれも最新型というわけではない。DACとしては一世代あるいは二世代前の製品ということになるであろう。

 「今日はDACの聴き比べがメインテーマですから、CDトランスポートはORACLEに固定しましょう。CDも2枚を選択して・・・」と大川さんは話されて、2枚のCDを選ばれた。

 大川さんはクラシックがメインジャンルであり、その中でも協奏曲が好きなようである。選ばれた2枚のCDはどちらも協奏曲であった。

 1枚はコルンゴルトのヴァイオリン協奏曲(ヴァイオリンはシャハム)で、もう1枚はモーツァルトのピアノ協奏曲第20番(ピアノはアルゲリッチ)であった。どちらも第1楽章のみを聴くことになった。

 3台のDACはどれも個性的な外観である。Model5000は、他に例を見ない独自の造形美を誇っている。美術工芸品的な造形とでも評すべきであろうか・・・高度な美的センスの持ち主がデザインしたことがうかがえる製品である。

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 KRELL STEALTHは1Uサイズの躯体を有している。色合いはグレー。渋い色合いである。プロ用機材のラックマウントサイズである1Uサイズはクールである。クールで仕事一徹といった感が漂う。真ん中にでんと置かれた「KRELL」バッジが実に誇らしげである。

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 同じ1Uサイズであるが、ORPHEUSのONE SEは、KRELL STEALTHとは受ける印象が随分と違う。色合いが違い、ディスプレイエリアがしっかりとあるからであろう。こちらはSWISS MADEらしい高性能感溢れる冷静さが売りである。

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 日本、アメリカそしてスイス・・・その出自をしっかりとその外観に体現している三台のDACの聴き比べは、興味深いものであった。

 まずはコルンゴルトのヴァイオリン協奏曲の第1楽章をModel5000で聴いた。アンプは変わらずCOPLANDのセパレートである。



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