2020/10/27

5348:TARMAC  

 今日の参加者は7名であった。7台のロードバイクに跨ったアバターは同じグリーンのサイクルジャージを纏い連なって走った。

 Zwiftの面白いところは、サイクルジャージの他、ヘルメットやサングラス、グローブやソックスなど、何種類かの中から選択することができることである。

 フレームやホイールも選択することができる。選択したフレームやホイールによりバーチャル走行時のパフォーマンスが若干変わってくるので、走るコースに合わせて最適なものを選択したほうがいいのである。

 今日は五つのKOMが設定されたコースであるので、軽量フレームを選択した。色は赤である。製品名はSpecialized TARMACである。

 赤のTARMACに跨った私のアバターはスマホの小さな画面でゆっくりめのペースで走った。しばし走っていくと画面には計測開始の表示が出た。

 「あれ、スプリントポイントかな・・・」とその小さな表示に目を凝らした。事前に確認したコースの概略図には、KOMのみでスプリントポイントは表示されていなかったので、ちょっと戸惑った。

 「やっぱりスプリントポイントだ・・・」と確認して一気にクランクを回すペースを上げた。スプリントポイントは短い。短期決戦である。

 アーチが見えたので、アクセルをべた踏みで、フィニッシュした。みんな不意を突かれた感じであったので、先駆けできた私がトップでアーチを潜り抜けた。

 その後アップダウンが多いコースを走っていくと最初のKOMである「Titans Grove KOM」に差し掛かった。距離は2.6km。

 KOMの計測開始が始まると、負荷が上がっていく。まとめる機能が働いているので大きくばらけることはないが、ゴール前のスプリントエリアに入る段階で先頭に近い位置にいないと山岳賞はゲットできない。

 残り距離がなくなってくるとさらにペースが上がった。いつものようにゴールが近づいてくると表示されるゴール予測タイムを睨みながら、スプリント態勢に移行していった。

 アーチが見えると、皆猛烈にペースを上げる。私ももがいた。実走における坂バトルではありえないようなゴール前スプリントである。ここは2台のロードバイクをかわせずに3番目でアーチを潜り抜けた。

 2回もがき終えたところで「結構きついな・・・とりあえず次のKOMまで脚を休ませよう・・・体がもたない・・・」と思った。

 まとめる機能があるバーチャルライドは、体がきつい時には隊列の後方に下がって走れば、負荷はかなり軽減されて、脚を休ませることができる。

 次のKOMはZwift KOM。0.9kmのとても短いKOMである。短期決戦である。私はどちらかと言うと短期決戦向きである。

 脚を休ませることができたので、「ここは狙おう・・・」と、KOMの計測開始と同時に先頭に近いポジションに出ていって、スプリントするタイミングをうかがっていた。

 そして一気にハイパワー状態に・・・どうにか山岳賞をゲットできた。しかし、3回目のもがきの後は、ヘロヘロ状態に・・・

 もがくと一気に疲労する。「もう今日は打ち止めにしたい・・・」と強く思った。しかし、休憩前の前半にはもう一つKOMが設定されている。

 「Volcano KOM」である。計測区間は3.8km。今日走る予定の五つのKOMの中で一番距離が長い。疲れた脚を休ませるために隊列の一番後方に下がった。

 「次のKOMはパスしようかな・・・」と思いながら軽めにクランクを回し続けた。やがてVolcanoエリアに入ったことを示すオレンジ色がスマホの画面に広がり始めた。

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