2020/10/7

5327:ゴール  

 箱根ヒルクライムでは、スタートから厳しい斜度の坂が延々と続く。激坂になることもないが、緩むこともない。

 しかし、10km地点まで走っていくと、アップダウンエリアに入る。アップダウンエリアに入ると様相はガラッと変わる。

 そのアップダウンエリアに達するまでの残り距離が少なくなってきて、削られっぱなしであった脚が少し復活してきた。

 じりじりと下がってきてしまい、200ワットも下回るようになっていた出力も回復してきた。220ワット前後で走行できるようになった。

 「やっぱりリュックを背負っているか否かは、こういった時に差が出るよな・・・」と思った。Mt.富士ヒルクライムでは、後半に脚が復活することはなく気持ちもしぼんでいった。

 ようやくアップダウンエリアに入った。下って上り返す・・・それを3回繰り返すとゴールである。下りエリアではフロントをアウターに入れてスピードを増していく。

 3度の下りではスピードを50km/hまで乗せて滑走し、上り返しが始まると下りの勢いを活かせるところまではアウターのままで走り、厳しくなってくるとインナーに入れて耐久態勢に戻った。

 2度目の下りの後の上り返しは長い。この上りを超えるとあとはゴールまで一気に突き進める。「最後の難関」である。

 沿道のスタッフの方が「ここを越えたら後は楽ですよ・・・一気にゴールです・・・」と声援をくれた。その声に背中を押されて、2度目の上り返しを越えた。

 3度目の下りを勢いよく走り切ると、もうすぐゴールである。下りでスピードを乗せていき、最後の上り返しへ向かった。

 最期の上り返しは、ゴールまでのラストスパートエリアでもある。サイコンのタイム表示をちらっと見たが、1時間4分を超えてえていた。

 1時間3分台のタイムは出なかったが、ゴール直前100メートルほどは一気に回せるだけクランクを勢いよく回した。

 ゴールラインを越えた瞬間再度サイコンに視線を移した。1時間4分までははっきりと確認できた。しかし、秒数の方は「18」か「28」か判然としなかった。

 ゴールした瞬間タイムは確認したが、うっかりとしていてサイコンのストップボタンを押すのを忘れてしまった。

 ゴール後惰性で走っていくと、ロードバイクのフォークに取り付けていたセンサーを回収するエリアがあり、取り外したセンサーをスタッフの女性に渡した。



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