2020/10/3

5322:兄弟モデル  

 先日お邪魔した「オーディオショップ・グレン」には2台のROKSANが並んでいた。1台はXERXES 10である。これは従来からの常設機器である。

 キャビネットの色は濃い目の茶色。XERXES 10はコンパクトで飽きの来ない美しいデザインのレコードプレーヤーであり、発売から30年ほどの時間が経過しているが、まったく古さを感じさせることがない。

 そして、その隣に置かれていたのが、その後継機種であるXERXES 20である。XERXES 10がオリジナルのXERXESが発売されて10周年の記念製品であったのと同じように、XERXES 20はオリジナルXERXESが発売されてから20年目を記念して発売されたモデルである。

 XERXES 20は何度か小さな変更を加えられて現在も販売が継続されている。標準的な電源部が附属するモデルの定価は75万円である。

 XERXES 20のキャビネットは、グロス塗装されている。色はピアノブラックであった。この2台が並んでいるところを実際に目にすることは極めて稀であろう。

 先日試聴させていただいた純粋モノラルシステムのうちPYEのスピーカーとアンプは既に売却された。しかし、XERXES 20はまだ嫁ぎ先が決まっていないようであった。

 小暮さんからメールが来た。「XERXESの10と20の聴き比べしてみませんか・・・?」という内容であった。

 装着されているアームはどちらも同じROKSANのArtemizであった。「XERXES 20のカートリッジをZyxのAirly MONOから、予備でもう一個持っているMC-20に取り換えると、レコードプレーヤーの違いが検証できる・・・」とメールには書かれていた。

 そこで、今日の夕方になってから車で中野坂上に向かった。いつものコインパーキングに車を停めて、徒歩で数分歩いた。

 同じビルにの1階には「喫茶店 Mimizuku」がある。今日は時間の関係でその店の扉を開けることはなった。

 ビルの4階に「オーディオショップ・グレン」がある。我が家の古いオーディオ機器たちの多くはこの店から購入した。メインで扱っているのは、旧いイギリス製のオーディオ機器である。

 店内に入っていつもの黒い革製のソファに座った。部屋の両方のコーナーには先日と違ってTANNOY製のスピーカーが鎮座していた。

 そのコーナー型のスピーカーはLANCASTERであった。淡い茶色のキャビネットのコンディションは良さそうであった。さらに汚れやほつれが見られないフロントネットもいい具合である。

 オーディラックにはXERXESが2台仲良く並んでいた。一つは10で、もう一つは20である。兄弟モデルが並んでいる様からは、どこかしらほのぼのした感じを受けた。



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