2020/9/5

5294:Electa Amator  

 「デザインの国」と言えばイタリアであろう。イタリア製の製品には、どこかしら独特な造形に対するこだわりが如実に感じられるものが多い。

 日本においてイタリア製のオーディオ製品と言うと圧倒的に有名なのが「Sonus Faber」であろう。天然木をふんだんに使った初期のころの作品はとても人気があった。

 1988年の発売なのでかなり古い製品になってしまうが、Electa Amatorなどは、今でも中古市場で高い値段がつく。

 Electa Amatorは表面に黒革が張られたバッフルボード、優雅な曲線を活かした寄木構造のエンクロージュアが採用されていて、独特の暖かみのある質感に溢れている。

 用意されている専用スタンドは、天然木、大理石、金属を組み合わせたもので、そのデザインもまた実に素晴らしい。

クリックすると元のサイズで表示します

 ただし、オリジナルモデルは40年近い年数が経過しているので、コンディションが良くないものも多いであろう。

 そのElecta Amtorのリイシューモデルが現在販売されている。それが「Elcta Amtor3」である。オリジナルに比べると、そのデザインはよりモダンになったと言えるかもしれない。ややすっきりとして薄味になった。

クリックすると元のサイズで表示します

 個人的には「オリジナルに比べるとスペシャル感が薄め・・・」と思ってしまうが、性能面では相当に良くなっているのであろう。

 こういった製品はマニアックな雑然とした部屋ではなく、お洒落なリビングにでも置いてゆったりとソファに腰かけた楽しみたいと思ってしまう。

 「このスピーカーを駆動するアンプは何が良いであろうか・・・」と少し考えた。「どうせなら同じイタリア製で・・・PATHOSが良いか・・・」と思い付いた。

 一時輸入が途絶えていたが、現在は日本にも正式に輸入されている。イタリアのアンプブランドであるPATHOSは、1994年創業のアンプメーカーである。イタリア製らしくユニークで洗練されたデザインが目を惹く。

クリックすると元のサイズで表示します

 「リビングオーディオにちょうど良い組み合わせであろう・・・送り出しは何が良いかな・・・」

 従来であればCDプレーヤーを選択するところであるが、現代ではCDプレーヤーは時代遅れであるので、ネットワークプレーヤーを選ぶのであろう。

 ソファに座ってスマホを操作して選曲する。選曲された曲がElecta Amtor3から優雅に流れだす。センター位置ではない場所に座って耳を傾ける。

 「そんなオーディオライフもいいかも・・・」とは思うが、もちろん妄想の域を出ることはないであろう。 



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ