2020/8/2

5260:音色変化  

 AACU-1000はDAコンバーターのアナログ出力端子に接続した。DACU-500は「ダブル使い」のままである。

 その状態で再びモーツァルトのピアノ協奏曲第20番を聴いた。期待値は高かった。しかし、しばし聴いていくうちに何故かしら「しっくりこないな・・・なんだか変だな・・・」と首をかしげることとなった。

 結局、第1楽章を聴き終えることなく、ORACLE CD2000のリモコンを操作してCDを止めた。「あれ、AACU-1000って我が家のシステムには合わないのか・・・?」と少し暗い気持ちになりながら、その接続箇所を変えることにした。

 次に接続したのはプリアンプである。DAコンバーターからプリアンプに伸びてくるRCAケーブルが接続されるアナログ入力端子にAACU-1000を移動させた。

 「ここでダメだったら、『ボツ』ということになるのか・・・4万円もしたのに・・・」と思いながら、本日三度目となるモーツァルトのピアノ協奏曲第20番の第1楽章を聴き始めた。

 TANNOY GRFは部屋のコーナーに設置している。その両コーナーに置かれたGRFから放たれた音の質感は、先ほどとは違っていた。

 先ほど感じたような違和感はなかった。弦楽器の音色はより穏やかでまろやかなものになった。ピアノの音の発色も、その響板が木であることをしっかりと感じさせる質感に思われた。

 「これなら良いかも・・・」という感想に達した。DACU-500に比べて改善効果が高いとは決して言えないが、AACU-1000は音色の変化という点に関して、私にとっては良い方向への変化があったことは確かである。

 この音色の変化ということに関しては好みの問題があるので、必ずしも万人受けするとは言えないが、我が家のシステムでは方向性としては「穏やかで、まろやか・・・」という感覚であった。クラシックそれもモーツァルトに関してはしっくりとくる方向性であった。

 これで2本のDACU-500と1本のAAU-1000は、それぞれ担当場所が決まった。それぞれ無駄になることがなさそうなので、ちょっと安心した。

 DACU-500のシングル使いではデジタル特有のそっけない感じが大幅に減退した。DACU-500のダブル使いでは空間表現に後方拡張作用が働いた。さらにAACU-1000をプリアンプに使うと音色をまろやかに変化させた。

 変化量はDACU-500(シングル)>DACU-500(ダブル)>AACU-1000という感じであろうか。「まあ、CDトランスポートとDAコンバーターの間にDACU-500が1個あれば、80%以上は目的を達成できるかな・・・」そんな感じであった。



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