2020/8/1

5259:ダブル使い  

 まずはDACU-500のダブル使いを試してみた。DACU-500のダブル使いとは、CDトランンスポートとDAコンバターを接続しているデジタルケーブルの両端にDACU-500を装着することである。

 聴きなれたCDを選択した。選んだのはモーツァルトのピアノ協奏曲第20番。ピアノはマルタ・アルゲリッチ。共演はクラウディオ・アバド指揮モーツァルト管弦楽団。

 「ダブル使いの効果はあるのか・・・?もしかして『過ぎたるは及ばざるがごとし』という結果になるのか・・・?」第1楽章が流れ出した。その音の様相に慎重に耳を傾けた。

 チューバホーンさんのお宅で試したときには、空間表現に一定の効果があった。我が家でも同様の効果があるのかどうか・・・

 「やはり広がるな・・・」というのが第一印象である。オーケストラの団員はゆるやかな弧を描くように配置されるが、その弧が一回り大きくなったように感じられた。

 我が家のリスニングルームは8畳ほどの広さである。その狭い空間においてもそれなりの広がりが感じられる。もちろん雄大といった空間表現は物理的に望めないが、厳しい現実を一瞬忘れさせてくれる感じであろうか・・・

 「音の質感が劣化するという副作用はないし、サウンドステージが広がるという利点があるので、DACU-500はやはりダブル使いの方が良いようだ・・・」とほっとした。

 2本あるDACU-500は2本とも活用できるようで安心した。ダブル使いが今一つの場合には、1本はヤフオクで処分しようかと思っていたのである。

 次はAACU-1000である。こちらはアナログ信号を扱う。使い方としてはいろいろ考えられる。一般的にはDAコンバーターとプリアンプを接続しているRCAケーブルに接続して使うことになる。

 その場合接続箇所は2箇所考えられる。一つはDAコンバーターのアナログ出力に接続する方法である。そしてもう一つがプリアンプのアナログ入力端子に接続する方法である。

 AACU-1000も接続場所によって効果のほどが違うことが考えられる。DACU-500では、1本のみを使用する「シングル使い」の場合、CDトランスポートのデジタル出力端子に接続するよりもDAコンバーターの入力端子に接続するほうが結果が良かった。

 AACU-1000も同様な差異が生じるのであろうか。もしかして「シングル使いの場合入力端子側を選択すべき・・・」というルールが確立されのかもしれない。もちろんシステムによって結果は変わるであろうから、このルールが確立されても我が家のみで適用される「ローカル・ルール」にすぎないが・・・

 ということで、次の検証に移った。AACU-1000をDAコンバーターのアナログ出力端子に接続した。DAコンバータのアナログ出力端子のLRが隣接している場合には問題はないが、高級なDAコンバーターなどで時折見かける、アナログ出力端子のLRが物理的に離れている場合にはAACU-1000は使用できない。

 我が家のDAコンバーターのアナログ出力端子のLRは上下配置で隣接しているのでその接続に問題はなかった。

 DACU-500はダブル使いのままである。この状態で先ほど聴いたモーツァルトのピアノ協奏曲第20番の第1楽章を聴いた。



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