2020/7/3

5229:マイナーチェンジ  

 Mercedes-BenzのEクラスのマイナーチェンジは少し前に発表された。フロントマスクの造形が大きく変わり、マイナーチェンジではあっても一見フルモデルチェンジかと勘違いするくらいの変化があったのである。

 そのEクラスのマイナーチェンジにタイミングを合わせるかのように、直接的なライバルであるBMW 5シリーズもマイナーチェンジされた。

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 そのマイナーチェンジされた5シリーズの写真をインターネットで見て、まず思ったことは「キドニーグリルが馬鹿みたいに大きくならなくて良かった・・・」というものであった。

 先だってマイナーチェンジされた7シリーズのキドニーグリルは、マイナーチェンジされる前に比べて40%も面積が増えた。

 主に高さ方向に拡大されたのである。押し出し感を強めたいといった思惑によるものと思われるが、そのデザインセンスはお世辞にも高等とはいえず、「なんだ・・・これ・・・」とがっかりした。ドイツ本国でも批判的な意見が多かったようである。

 マイナーチェンジされた5シリーズのキドニーグリルは、従来の2分割されたものから中央で繋がる一体化されたものになった。若干面積は増えたがバランスを崩すほどには拡大されておらずBMWらしい流麗さを保っている。

 目つきは大きく変わった。スパッと切り取られたような直線基調のラインで構成されたフロントライトはよりシャープで無機質な質感をもたらしている。

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 マイナーチェンジ前はその目つきが「ガチャピン」的なところがあり、多少癒し系の表情をもたらしていた。

 新型の方がよりシャープで鋭い目つきである。サイボーグ的な目つきといっていいであろう。ある意味人間味が薄れロボット化しているような印象を受ける。しかし、これが時代の流れである。その流れを牽引しているのはAudiであろう。

 BMWもその流れに乗ってよりシャープによりサイボーグ的な造形へと向かっているのかもしれない。この変更は多くの方に好感を持って迎えられるであろう。

 私も一見した時には「頭脳明晰・・・仕事ができるクールなタイプ・・・」といった印象を感じた。

 マイナーチェンジ前の5シリーズを改めてじっと眺めた後に、マイナーチェンジした5シリーズを見ると「でも人間味というか、有機的な雰囲気が減ってしまったな・・・」と少々残念にも感じた。



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