2020/4/14

5148:玉宗寺  

 顔振峠を下っていった。下りでは斜度の厳しさがより体感される。「しんどいはずだ・・・こんな急な坂を上ってきたのだから・・・」と思いながら下り切った。

 顔振峠の上り口までたどり着き、一旦ロードバイクを停めた。ここは道が二股に分かれている。顔振峠に向かう道と、「玉宗寺」という名称の寺に繋がる道に分かれているのである。

 その「玉宗寺」に向かう道はいきなり激坂となっている。「この激坂・・・すごいな・・・20%ほどはありそうだな・・・」と前から思っていた。

 「寺まで行ってみるかな・・・」と好奇心に駆られて、その20%を超えるような斜度に見える短い坂道を上ってみることにした。

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 何とかその恐ろしく斜度の厳しい坂道を走り切って、玉宗寺に着いた。玉宗寺はこじんまりとした寺であった。

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 人気は全くなかった。境内には本堂と小さな仏堂が建っていた。小さな仏堂の前に賽銭箱があった。

 ロードバイクを立てかけて、その仏堂の前まで行った。わずかばかりの賽銭を賽銭箱に入れて静かに手を合わせた。

 境内には満開に近い状態を保っている桜の木があった。高台に建つ寺であるので、見晴らしがとても良い。桜の花越しに眺める鄙びた景色は心をしっとりと和ませてくれた。

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 すっかりと癒されて、帰路に再び向かった。往路を逆になぞる形で走った。国道299号は普段よりは交通量が少なめであったので、走りやすかった。

 時折だらだらと長く続く上りも挟まる。脚はさすがに重くなっているが辛抱強くクランクを回し続けた。ややあって県道に右折するポイントに差しかかった。

 この交差点のすぐ左側には「武蔵丘ゴルフコース」がある。何度かラウンドしたことがあるゴルフコースである。

 4,5月に予定されていたゴルフコンペは全て中止された。ゴルフコンペは季節が良い春と秋に企画されることが多い。「秋になったら、ゴルフコンペができる状況になっているかな・・・」と思いながら、その交差点を右折した。

 県道をひたすら走っていった。やがて道は所沢市に入った。ここまで来ると「戻ってきた・・・」という安堵感が増す。

 そして多摩湖に繋がる緩やかな坂道を上りきった。時刻は午前11時半ごろであった。多摩湖の堤防を渡って東京都に戻るのであるが、堤防は普段の倍ほどの数の人々で溢れていた。

 その多くが家族連れである。真っすぐには走れないので、人をかき分けるような感じで蛇行しながら、堤防を渡り切った。

 人々は癒しを求めて多摩湖の堤防や隣接する都立狭山公園にやってきたようである。繁華街は閑散としているようであるが、地元の公園やスーパーは普段よりも多くの人出があるようである。

 安全運転で走ってきたので、ノントラブルでロングライドを終えた。走る前と走った後の免疫力の比較は、「20%ほどは向上したかな・・・」という実感であった。 



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