2020/4/10

5144:MIMESIS 39A  

 Audi A6 Avantの試乗を終えた。建物の中に戻り、テーブル席に座って、ディーラー所定のアンケート用紙にチェックマークをいくつか書き込んだ。形式的ではあったが、Audi A6の見積書とカタログをもらってから、BMW 523i Touringに乗り込んだ。

 BMW 523iに乗り込んで、そのインテリアデザインを一通り眺めた。A6と比べるとやはり一世代の差を感じた。

 古くさいと感じるほどの落差ではないのであるが、A6の冷徹なまでのシャープでクールな質感とは根本的に違う要素が、BMWの場合にはその多くを占めていた。

 BMW 523iの丸いエンジンスタートボタンを押した。2.0Lの直列4気筒エンジンはしっかりとしつけられている犬のように、すっと立ち上がった。

 Audi A6から乗り換えるとやや重めに感じられるステアリングを操作してAudi 西東京の駐車場から出て、新青梅街道を西へ向かった。

 BMW 523iに乗り換えると車とのコミュニケーションがとてもスムーズで頻度高いものに感じられた。そのステアリングのしっとりとした重さが、一体感を求めているように感じられ、車全体の挙動もドライバーに対する訴えかけがA6よりも濃厚に感じられる。

 A6は、車が極めて優秀で、どこかしら乗せてもらっている・・・という感じが試乗している間いつまでも続いていた。

 自動運転機能は限られたもので、あくまでもステアリングを握る人間が車をコントロールしているのであるが、車に任せておけば安心という感覚が心の多くを占めていた。

 やがて完全なる自動運転の時代が来るのであろう。それは10年後ぐらいであろうか・・・いやもしかしたらそれほど先ではないのかもしれない。

 新型A6は、やがて来たる完全なる自動運転時代の雰囲気を先取り的に感じさせてくれる車であった。近未来的でクールに徹した感のあるそのインテリアデザインは、車が近い将来に向かうであろう方向性を暗示しているかのようだ。

 Audi A6のインテリアを眺め実際に操作している時、何故かしら1990年代のGOLDMUNDの製品を連想した。

 具体的に頭に浮かんできたのはMIMESIS 39Aである。どこかしら共通するものがあったのであろうか・・・
 
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