2020/3/27

5130:常設機器  

 青梅街道から一本脇道に入ると雰囲気ががらっと変わり急に静かになる。コインパーキングがあることを示す黄色の看板の下には「空」という文字が浮き上がっていた。

 そのコインパーキングにVW POLOを入れた。POLOはコンパクトな車であるので、23区内の狭いコインパーキングであっても、楽に駐車することができた。

 「オーディオショップ・グレン」の小暮さんが常設のCDプレーヤーを変えるというので、その新たなCDプレーヤーを聴きに来たのである。

 「オーディオショップ・グレン」に常設されていたのは、CDトランスポートがGOLDMUND MIMESIS39でDAコンバーターが同じくGOLDMUNDのMIMESIS12であった。

 どちらもこの時代のGOLDMUNDの静謐さを象徴するような美しいデザインのオーディオ機器であるが、さすがに四半世紀の時間の経過を経て、その動作状況も安定感を欠くようになっていたようである。

 新たなCDプレーヤーがどんなものなのかは、いつものように「それは、見てのお楽しみ・・・」とのことであった。

 「オーディオショップ・グレン」の常設機器は、アナログプレーヤーーがROKSAN XERXES10である。トーンアームはROKSAN ARTEMZ カートリッジはOrtofon MC-20。そしてCDプレーヤーはGOLDMUNDの純正組み合わせ、プリンアププはLEAK POINTO ONE STEREOでパワーアンプは同じくLEAKのTL-10である。

 スピーカーは棚卸資産であるので、常に入れ替わる。その多くはOLD TANNOYである。小暮さんは商社マンとして長い年月英国に滞在されていたので、その時代の人脈などをフル活用して古い時代のTANNOYを英国から仕入れている。

 「英国オリジナルのキャビネットで、かつユニットがレッド以前の古いものであれば、必ず日本で売れる。仕入価格も上がっているけど、それ以上に販売価格が上がっているので、利幅は以前よりも大きくなっている・・・」とのことで、年間それなりの数を販売されているようであった。

 稀に顧客から買い取った比較的新しいスピーカーが試聴位置に置かれているが、それらはヤフオクで処分されているようであった。

 「ヤフオクでも結構利益が出る。昨年出品したSONY SS-A7など、買取った価格の3倍以上で落札されたんだ・・・ちょっとびっくりしたね・・・」

 と小暮さんがにんまりしながら話されていた。そのSONY SS-A7は、ショップに一時的に保管されていて、私も聴かせてもらった。

 SONY SS-A7、その存在自体まったく知らないスピーカーであったが、日本製とは思えないヨーロピアントーンが印象的であった。19991年に発売されたスピーカーとのことであった。その当時としてはかなりの高額商品だったようで、それほど売れなかったようである。

 「オーディオショップ・グレン」に新たに常設されることとなったCDプレーヤーのことは気になるが、少し早く着いたので、「オーディオショップ・グレン」が入っているビルに1階にある喫茶店「Mimizuku」に立ち寄ることにした。



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