2020/3/24

5127:ラップパワー  

 県道53号線をひたすら走っていくと、やがて山伏峠の上り口である「名郷」に到着した。ここにはバス停と公衆トイレがある。

 小さな食料品店の前には自販機が2台設置されている。ロードバイクをガードレールに立てかけて、その自販機の前に立った。

 どれにするか少しの間迷ってから「コカ・コーラ エナジー」を選択した。250ml缶で200円であった。

 その味は、やはりコーラ風の味わいを感じる。しかし、コカ・コーラとは当然のことながら味わいは大きく違う。

 嫌な薬品の匂いや後味が少ないので飲みやすい。 エナジードリンクでトップシェアを誇る「レッドブル」ほどには甘味はない。

 発売されて間もないころ、下の娘と一緒にジムに行った時にジム内の自販機で2缶買って飲んでみたことがあった。娘は「中途半端な感じ・・・」と否定的な評価をしたが、私は「まあまあ、いけると思うけど・・・」とまずまずの評価をその味に下した。

 「コカ・コーラ エナジー」でエネルギーを補充してから、山伏峠の頂上を目指してヒルクライムを開始した。

 私は所用があり午後1時前に自宅に帰り着く必要があったので、山伏峠の頂上でストップしてUターンする予定であった。

 他のメンバーは山伏峠を上り終えたら、その向こう側に一旦下り、正丸峠の上り返しを走らなければならない。

 確定申告業務が終わったばかりのこの時期は例年体が重い。体に蓄積された疲労が抜けきらず溜まっている感じである。

 「あまり無理はせず、一定の負荷で走ろう・・・230ワットぐらいかな・・・」そんなことを考えながらスタートした。

 スタート地点でGARMIN 530のラップボタンを押した。序盤は緩やかに走る。サイコンに表示されるラップパワーは150ワットぐらいであった。

 そしてそのラップパワーの数字を少しづつ上げていった。製材所の左カーブを回るあたりでラップパワーの数字は230になった。

 その後はその数値が下がることのないようにクランクを回し続けた。調子が良いときであれば240〜250ワットのラップパワーで走れるが、今の調子では230ワットがぎりぎりという感じであった。
 
 斜度がぐっと上がる左カーブでは、新たに投入した「11-3OT」のスプロケが効を奏したが、やはり脚はしっかりと削られた。

 その後どうにか態勢を立て直して山伏峠の頂上を目指した。脚には疲労成分が溜まりどんどんと重くなってくる。どうにかこうにかラップパワー230ワットを維持したまま走り続けた。

 ようやくゴールが見えた。ラストスパートして走り終えた。普段であれば先に山伏峠に達したメンバーは順次次なる正丸峠のヒルクライムに向けて向こう側に下っていくが、峠の頂上で待ってくれていた。

 そして、皆が山伏峠の頂上に達したところで記念撮影を済ませた。私はここでUターンした。「じゃあ、気を付けて・・・」と挨拶して山伏峠を下り始めた。

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