2020/2/10

5083:トンネル  

 「担々麺 杉山」の前を通りすぎて、その広い道をどんどん走っていくと、青梅線の踏み切りに達する。

 その踏み切りの線路は道路とは直角に交わっていない。道理を斜め方向に貫いている。そのため注意して通らないとタイヤが線路に挟まることがある。少し右に膨らんでから、タイヤが線路をほぼ直角に通過するようにして渡りきった。

 その後はJR青梅線に沿って続く商店街を抜けていく。とても古い商店街で、その様子は「昭和レトロ」という言葉が思わず頭のなかに浮かんでくるものである。

 商店街が途切れると、道の周囲の緑の比率がどんどんと増えてくる。1週間後の日曜日2月16日に青梅マラソンが行われる予定である。この道は青梅マラソンのコースになっている。その試走を兼ねてか、ランニングしている人の姿を多く見かけた。

 時折道の右手に位置するJR青梅線から電車の走行音が聞こえた。「ガタンゴトン・・・ガタンゴトン・・・」という走行音は、そのテンポを上げ下げしながら続いていた。

 上り基調の緩やかなアップダウンをこなしていくと、コンビニ休憩をするセブンイレブンが見えてきた。その駐車場に向けて左折して、フェンスにロードバイクを立てかけた。

 陽は当たっているが、冷たい風は依然吹き続けているので、やはり寒かった。店内に入ってトイレを済ませてから、補給食を選択した。

 体は冷えているので、暖かいものに目が向かう。ブリトーとハッシュドポテトを選んだ。これにホットコーヒーを合わせた。

 駐車場で手早く補給食を胃袋の中にいれていった。ここからはノンストップで奥多摩湖を塞き止めている小河内ダムまで走る。

 そこまでにはトンネルを幾つも通過する。その最初のトンネルは「城山トンネル」である。コンビニ休憩を切り上げて、その城山トンネルに向けて走り始めた。

 しばらくはJR青梅線に沿って走っていき、「将門」の交差点を左折した。少し下ってから橋を渡ると城山トンネルの大きな黒い口が眼前に近づいてきた。

 5台のロードバイクは、次々にその中に吸い込まれていった。城山トンネルの前半は軽い上りである。ちょうど真ん中あたりで下りに変わる。下りに変わったことは、クランクが軽くなったことで、それと分かる。

 下りに転じて少しすると、トンネルの出口が白く光っているのが見えてきた。その丸い光は徐々に大きくなってきた。



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