2020/1/16

5058:交流会  

クリックすると元のサイズで表示します

 三連休の最終日はとても良い天気であった。この時期としては比較的暖かく、「小春日和」と評してもよい感じであった。

 絶好の行楽日和ともいえる貴重な休日・・・我が家の狭いリスニングルームにお二人のオーディオマニアの方が訪れてくれた。そのお二人はK&KさんとHarubaruさんである。

 一括りに「オーディオマニア」といってもその在り様は実に様々である。今日、8畳ほどの広さしかない(しかも妻のアプライトピアノが置かれているため実質的には6畳ほどの広さの)私のリスニングルームで会した3名も、それぞれのオーディオシステムの方向性がこれでもかというくらいにまちまちであった。

 それぞれが使っているスピーカーを比べてみると、その違いのほどが実によく分かると同時にその求めている音の質感の違いも分かり易いのかもしれない。

 我が家のTANNOY GRFは、英国オリジナルキャビネットにモニターシルバーが搭載されたものである。

 モニターシルバーは1953年から1956年頃まで製造されていたユニットで、その時代はまだステレオのレコードは発売されておらずモノラルの時代であった。

 それゆえ、我が家の2台のGRFは明らかに製造年が異なっている。その証拠に取り付けられているエンブレムがそれぞれ全く異なっている。

  K&Kさんが使われているスピーカーはLo-D HS-500である。「ヴィンテージ」と言っていいのかどうかは微妙である。

 1969年の発売であるから、けっして新しいとは言えない。どちらかというと古いスピーカーである。

 K&Kさんは、そのLo-D HS-500を6台もお持ちで、フロントにはスタックした合計4台のHS-500が配置され、リアには2台のHS-500がセッティングされいて、マルチチャンネル再生に取り組まれている。相当に稀有でマニアックな世界が展開されている。

 Harubaruさんがお使いのスピーカーは、B&Wの800D3。泣く子も黙るハイエンドスピーカーの雄である。

 そのハイスペックなモニタースピーカーを駆動するアンプは、金田式の真空管アンプとのこと。残念ながら金田式の真空管アンプについての私の知識はほぼゼロであるが、B&W 800D3はアンプに相当な負荷をかけるスピーカーのはず・・・そのスピーカーを鳴らしきるのであるから、「真空管アンプ」という古い概念を超えた存在なのであろう。

 送り出しは最先端のPCオーディオ。日進月歩のPCオーディオの世界・・・音が落ち着くことはなく、その進歩のテンポに合わせて音の様相もどんどんと変わっていくとのこと。

 そんな三者三様というか、一見まったく接点がないような印象すらうける3人のオーディオマニアであるが、「オーディオが好き・・・」かつ「音楽(メインはクラシック)が好き・・・」という共通項を持ち合わせているので、こうやって貴重な時間を使って「交流会」をすることになったのである。

 我が家はクラシックオンリーのヴィンテージ系・・・クラシック以外は聴かない。メインの機器は1950年代の古いもの・・・ということを理解してもらったうえで、最近お気に入りのCDやレコードを聴いていただいた。

 音楽の合間のオーディオ談議はとても楽しいものであった。さらに夕食の時間帯になったので、国分寺に車で移動して、私のお気に入りのイタリアンレストラン「ボンジョルノ」で食事をしたのであるが、そこでの様々な会話も実に楽しく有意義なものであった。

 「オーディオマニア」という存在自体が既に「絶滅危惧種」である現在、こういった交流会は実に貴重である。



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ