2019/11/16

4997:球体  

 グールドさんは、SYMPOSIUMのRoller Blocks Series 2をeBayで購入されたようである。日本ではかつて5万円以上の定価で売られていたようである。eBayでの購入額は20,000円程とのことである。

 まずはそのインシュレーターがセットされた状態で聴かせていただいた。試聴したのは私が持参した白井光子のメゾソプラノによるブラームスの歌曲集が納められたCDであった。

 1曲目から3曲目まで続けて聴いた。KRELLで統一された駆動系はやはり熱い音である。しっかりとした凝縮感を感じさせてくれる。

 以前の印象との比較とすると、空間の透明度が上がって、その結果として解像度が上がったような印象を受けた。

 提示されるサウンド空間も広くなった。特に高さ方向や奥行き方向が増したようである。このインシュレーターの効果は「静けさと音の広がり」であろうか、なかなか良いインシュレーターである。

 「良い感じですね・・・見た目もとても綺麗ですし、これで20,000円ならとても良い買い物だったんじゃないですか・・・」
 
 と私は話した。するとグールドさんは「このタイプ・・・ベースに窪みが付いていてそこに設置された球体で機器を支えるタイプのインシュレーターは以前にも一度試したことがあるのです。日本のメーカーのもので、3個で18,000円でした。それはあまり印象が良くなくて、結局ヤフオクで処分しました。同じようなタイプのインシュレーターなのですが、素材が違うのか、これは印象が良かったので、採用となりました・・・」と笑われていた。

 「じゃあ、効果のほどを明確にするため、インシュレーターを外して同じ曲を聴いてみましょう・・・」とグールドさんはおっしゃられて、そのインシュレーターを慎重に外した。

 その結果、KRELL CD-DSPはMUSIC TOOL社のラックに直接設置された。そして先ほどと同じくブラームスの三つの歌曲を聴いた。

 慎重に耳を傾けた。「やっぱり違う・・・これはこれで良いけど・・・見通しの良さはさっきの方があったな・・・」との印象受けた。

 「あった方が良いですね・・・見た目を阻害するようなところもないですし、『有り』に1票といったところでしょうか・・・」
 
 私がそう言うと「taoさんもそうでしょうが、見た目の印象ががっかりになってしまうインシュレーターはやはり採用したくないですからね・・・」とグールドさんは言いながら、またそのSYMPOSIUMのインシュレーターをCD-DSPの下に設置し直した。

 その後は様々なCDを聴いた。もちろんインシュレーター有りの状態である。「球体で支える揺れるインシュレーターか・・・我が家でも採用してみようかな・・・」そんなことを頭の片隅で考えていた。 

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