2019/10/19

4969:試乗  

 R-Lineの外観はスポーティーである。タイヤは17インチにアップされ、アグレッシブなデザインのアルミホイールも目を引くものである。

 エンジンは1.5L4気筒エンジン。ベースグレードが1.0L、最上級グレードのGTIが2.0Lであるので丁度中間の大きさのエンジンである。

 価格も両者のちょうど中間に位置する。ベースグレードのComfortlineが237万円、GTIは378万円、そしてR-Lineは304万円である。

 VWはエンジンのコンパクト化を進めてきた。従来よりも排気量の小さいエンジンにターボを組み合わせて、必要なパワーを得ていた。

 しかし新開発の1.5Lの4気筒エンジンはその流れには逆らうものである。ゴルフなどにも使われていた1.4Lエンジンが主流であったVWは、この新しいエンジンを今後メインい使っていく予定のようである。

 この新たなエンジンは最高出力150ps、最大トルク250Nmと、コンパクトなPOLOを駆動するには十分なスペックを持ち合わせている。

 試乗したのは15分程であろうか、その短い時間で感じたのは、まずはこの新しいエンジンの出来の良さである。やはり1.0Lの3気筒エンジンでは少々役不足感があったが、この1.5Lであれば必要にして十二分と言えるであろう。

 VWがお得意のDSGは街中では徹底して早い段階でギアを引き上げていく。スパスパと小気味よくギアが変わっていく様はやはり爽快である。

 スピードが40km/h程度でもすでにギアは5速に入っていることが多いので、街中を走っている分にはエンジンは1500rpmを超えるようなことがない。至ってスムーズで静かである。

 足回りの設定は2段階の特性を選択できる。ノーマルを選んで走った。快適でそれほどのネガは感じなかった。試しにスポーツに変更した。若干足回りが硬くなったが、縦揺れが不快という程ではない。

 新型POLOがデビューしたのは2018年。イヤーモデルが変わるとセッティングも変わってくるのはドイツ車の常である。昨年ベースモデルを試乗した時に感じた足回りのひょこひょこ感は払拭されていた。

 しかし、旧型POLOで感じられた「きびきびしているのにしっとりもしている」感覚はそれほど感じられなかった。

 ベースグレード、R-Line、そしてGTIと三つのグレードを備えたPOLO。どれがベストグレードかということは一概には言えないが、個人的には「R-Lineかな・・・でも付けたいオプションを追加すると350万円にもなってしまう価格は、ちょっとね・・・」と思いながらその試乗を終えた。



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