2019/9/20

4940:402C  

 Marantz Model7の販売が開始されたのは1958年である。ステレオのレコードが出始めた時である。まだまだ市場にはモノラルのレコードが溢れていた時代でもあるので、モノラルレコードの様々なイコライザーカーブに対応する必要があった。

 一方McIntosh初のステレオプリアンプとなるC20が発売されたのは、ほぼ同じ時期の1959年である。C20はModel7の最大のライバルであった。

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 その姿はMarantz Model7よりも都会的なセンスに溢れている。1950年代のニューヨークの摩天楼のきらめきを連想させるような素晴らしいデザインである。

 McIntoshのプリンアプとしては1962年発売のC22の方が有名かもしれないが、個人的な感想としてはC20の方が断然かっこいいと思っている。

 C20に比べるとModel7は、もう少し穏やかというか、ヨーロッパの雰囲気を纏っているような気がするのである。

 まあ、これはインダストリアルデザイナーでもあったソウル・B・マランツのセンスのなせる業なのであろう。

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 C20はじっくりと聴いたことはないが、どちらかというとジャズとの相性が良さそうな感じがする。アメリカのジャズが最も熱かった1950年代のレコードとの相性はばっちりのような気がする。

 1950年代のプリアンプの代表作の一つであるMarantz Model7は我が家でも活躍している。しかし、先週右チャンネルから不定期のノイズが出るようになって「響工房」に持ち込まれた。

 そして、そのノイズの原因が判明した。ノイズが出るようになった少し前に交換したWEの4個のコンデンサーのうち1個が絶縁不良の状態であったのだ。

 おそらくこのWEのコンデンサーは1950年代のものと思われる。オリジナルのスプラグ・バンブルビーよりも古いものである。
 
 結局0.01uFのコンデンサー4個のうち2個はWE、残りの2個はスプラグ・バンブルビーという混合編成となった。

 WEの402Cで10,000〜12,000pFのコンデンサーは入手が難しいが、継続して探してみて、手に入ったら、スプラグ・バンブルビーから交換する予定である。

 ヤフオクに珍しくWEの402Cが出品されていたが、残念ながらどれも値が大きいものであった。値がちょうど合う402Cは気長に探すことになりそうである。

 スプラグ・バンブルビーの4本のコンデンサーのうち2本は容量がかなり減っていたが、残り2本はまだまだ現役で頑張れる状態であったので、当分はこの混合編成でしっかりとその役割をこなしてくれるはずである。



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