2019/9/4

4924:検証  

 Marantz Model7は、三つ並んだYAMAHA GTラックの真ん中の最上段にもとどおり設置された。空白になっていた空間にピースが納まり、見慣れた景色が戻ってきた。

 「響工房」でのコンデンサー交換作業を終えて戻ってきたMaranzt Model7、その音はどのように変化したのか、早速電源をONにして、その検証作業に取り掛かることにした。

 しばし、オレンジ色に灯った真空管が暖まり切るのを待った。Maranztz Model2にも久しぶりに電源が灯されたので、メーターを見ながらバイアスチェックをした。

 準備が整った。CDから聴いてみることにした。白井光子のブラームス歌曲集のCDを選択して、ORACLEのCD2000にセットした。

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 トップローディング方式のCD2000はアルミ製の丸い蓋を手で取り去ってさらにCDを固定するスタビライザーを手で取ってからCDをセットする。

 CDを慎重に置くと、後は逆の手順で、スタビライザーをセットし、さらにアルミ製の蓋をかぶせる。その蓋の位置を微調整して完了である。その手順はどことなくアナログっぽい。

 そして、リモコンのPLAYボタンを押した。1曲目の印象的なピアノ伴奏から流れてきた。その最初の音に慎重に耳を傾けていた。

 「抜けが良くなったかな・・・」

 「ピアノの低弦の響きがしっかりとした気がする・・・」

 そして、白井光子のメゾソプラノが厳かな雰囲気を伴ってリスニングルームに広がった。その響きは壮麗であるとともに高貴な音楽性を含んでいる。その声の様子に耳を丁寧に向けた。

 「実体感が上がったような気が・・・」

 まだ、Marantz Model7もModel2も本領を充分に発揮しているわけではないが、第一印象は比較的良いものであった。

 電源ONから時間が経過してくると、最初に受けた印象がより確かなものになってきた。聴きなれた「耳タコソフト」を数枚聴いた。

 コンデンサーを交換したばかりの時期は、馴染むまでの間、音の傾向に多少の硬質感を伴うことが多いが、今回はそういった感じは受けなかった。

 「これで、馴染んでくればさらに良くなるのかも・・・」

 多少にんまりしながら、聴いていた。そして、我が家のメインソースであるレコードを聴いてみることにした。

 やはり、聴きなれたレコードがいい。最初に選んだのは、テレサ・シュティヒ=ランダルのモーツァルトとシューベルトの歌曲が収録されたレコードである。レーベルはル・クラブ・フランセ・デュ・ディスク。



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