2019/9/2

4922:順応  

 車検が完了したBMW 523i Touringを受け取りに行った。代車として数日借りていたX2には体がすっかりと馴染んできていて、当初感じた違和感を感じることはほぼなくなっていた。人間の体は環境に順応するものである。

 そのX2を走らせていき、ディーラーの駐車場に停めた。建物の中に入って、要件を告げてテーブル席に座った。出されたアイスコーヒーを飲みながら、展示されている車を眺めていた。

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 斜め後ろには、最近マイナーチェンジされた7シリーズのセダンが置かれていた。マイナーチェンジにより従来よりも1.4倍に面積が拡大されたキドニーグリルが目立つ。

 そのため威圧感はアップしている。高級車としての要件の一つとして押し出しのさらなる強さが要求される時代なのであろう。個人的には少し下世話な感じがしないでもないが・・・

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 斜め前には、フルモデルチェンジされた3シリーズのセダンがその後ろ姿を見せていた。クーペのようななだらかなルーフラインを持つスポーティーセダンである。

 3シリーズには固有のファンが一定数以上いて、買い替え需要が見込めるので、好調な売れ行きのようである。

 こちらは破綻のない造形でまとめられている。M-Sports仕様であり、クロームメッキを廃してブラックにしているので、よりスポーティーな見た目である。

 担当者がやってきて車検の内容を告げた。1回目の車検でかかった費用は法定費用を含めて28万円であった。バッテリーの交換が必要となったので、それが費用を吊り上げていた。

 納車から2年11ケ月で走行距離は58300km。1年あたり2万kmの走行距離は今まで通りである。次の車検は2年後である。その時には走行距離は10万kmになっているであろう。

 会計を済ませた。「お車を用意してきます・・・」といって担当者は建物の外に出ていった。席を立って展示車である7シリーズに乗り込んでみた。

 外観同様、かなり華美な内装である。インフォテインメントシステムは音声による操作にも対応しており、メーターパネルは新世代の液晶タイプに変更されている。BMWの旗艦らしく豪華でラグジュアリーという印象である。

 運転席から出て、再度その外観を一回りして眺めていると、先ほどの担当者が「お車の用意ができました・・・」と呼びに来た。

 そして、数日ぶりに自分の523i Touringに乗り込んだ。体には代車であったX2の感覚がまだ残っているので、自分の車であるが、多少の違和感を感じた。

 X2はSUVであるので着座位置が高い。523iに座るとその低さが体感された。道路の位置が物理的に近いということを改めて感じた。

 本革シートは、X2のアルカンタラシートよりも表面が硬く、少しよそよそしい感じであった。アルカンタラシートはもっと優しく体を包み込む感じがあった。

 エンジンをかけて、担当者の誘導に従って新青梅街道に出た。2.OLの4気筒エンジンはスムースに回転した。

 人間の体は順応するものである。一旦X2に順応して「SUVもいいかな・・・」と思った。しかし、5シリーズに戻りまた数日もすると「やはりこの低い着座位置が落ち着く・・・」と変わるのであろう。



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