2019/8/29

4918:代車  

 BMWのSUVモデルには「X」が付く。「X」の後に数字が付いてモデル名を表すのである。今や「X1」から「X7」まで、七つのモデルが隙間なく揃っている。

 奇数は正統派SUVモデルで偶数は一つ下の数字が付くモデルのスポーツタイプという区分がなされている。

 X2は正統派でコンパクトなSUVであるX1のスポーティーモデルという位置づけである。そのX2を数日の間乗ることができることになった。

 現在乗っているBMW 523i Touringが納車から来月で3年となるので、1回目の車検を受けることになったのであるが、その代車として用意されていたのが、X2であった。

 登録されたばかりのX2で、走行距離はまだ3,000kmに達していなかった。型番は「X2 sDrive 18i」。エンジンは1.5Lの3気筒エンジンで、4WDではなくFFである。色は黒であった。

 X2のメインターゲットは若い世代である。ライバルはMercedes-Benz GLAやAudi Q2である。デザインはかなり攻めているという印象を受ける。

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 BMWのアイデンティティーであるキドニーグリルは、下に行くにしたがって広がる形状が採用されている。

 鋭い目つきのLEDライトは最近のBMWらしく角ばった輪郭のデイタイムランニングライトがシャープな印象を与えている。

 フロントウインドウは大きく傾斜している、サイドウインドウの面積も狭く、リアウインドウも小さい。

 SUVでありながら、どこまでもスポーティーさを追求した造形である。その副作用は後方視界がとても悪かったり、前方の視界も多少圧迫感があるといった点に現れる。

 そしてCピラーに配置されたBMWエンブレムが新しい。個人的にはちょっとうるさい感じがしなくもないが、自己主張は強めである。

 日本製のスポーティーコンパクトSUVのガンダム的なごちゃごちゃさに比べたらヨーロッパ的にまとめられているとはいえ、他のBMWモデルとは明らかに違うテイストである。

 BMW 523i Touringを預けて、何枚かの書類にサインをした。そしてディーラーの駐車場に用意されていたX2に乗り込んだ。

 シートはアルカンタラ仕様であった。スポーツタイプのシートなのかサイドサポートがしっかりとしている。

 インテリアのしつらえはBMWらしく比較的質素でそつなくまとめられている。基本仕様が523iと共通なので迷うことはなさそうである。

 ステアリングは太いスポーティータイプ。慣れないと少々握りづらい。ボタンを押してエンジンを目覚めさせた。

 1,5Lの3気筒エンジンは、3気筒ということを感じさせないそつのなさで回転を始めた。慎重に耳を傾けると「やや粗雑かな・・・」という気がしないでもないが、カーオーディオをかけながら走る分には、全く気にならないレベルである。



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