2019/8/22

4911:FM雑誌  

 所沢市にある顧問先の会社を訪問した後、車をふじみ野市に向かわせた。車のトランクにはMarantz Model7が乗せられていた。

 先日、グールドさん経由でブリッジドさんから譲り受けたウェスタンエレクトリックのコンデンサーへの交換作業を「響工房」に依頼するのが、その目的であった。

 ウェスタンエレクトリック402Cコンデンサーは茶色で、長方形である。オリジナルのコンデンサーである0.01uFのバンブルビーと比べると大きさが全然違う。402Cコンデンサーの方が大きいのである。そのため、取り付けには物理的な困難が伴う。

 工房の前には車が1台停められる空間がある。そこに車を滑り込ませた。そして、Marantz Model7を慎重に降ろして、工房内に持ち込んだ。

 要件はメールで事前に通知してあった。「響工房」の作業室の中には修理を待っているオーディオ機器が所狭しと並んでいた。

 早速、工房の作業台にMarantz Model7が置かれた。裏面の蓋が外されて交換予定の0.01uFのコンデンサーを確認した。

 4個の小さなカラーコードの入ったコンデンサーが横に並んでいる。とても小さなコンデンサーであるが、音に対する影響度は大きい。

 Marantz Model7に関してはいろんな流儀がある。

 「オリジナル原理主義」・・・オリジナルがベスト。コンデンサー類もオリジナルのバンブルビーでないといけいないと主張する。

 「高性能切替主義」・・・50年以上も前の古い製品ではなく、性能が良い現行型のコンデンサーに交換すべきとする。

 「穏便主義」・・・オリジナルの部品は程度の良いものを入手するのが難しく入手できても高価であるので、オリジナルに準じたコンデンサーで交換する。

 等々、それぞれの主張があるが、どの流儀に従うのか・・・それぞれModel7のオーナーが選択すべきものである。

 「響工房」の井村さんは、402Cのコンデンサーを取り換え位置に置いてみて、苦笑いしていた。

 「どうにか設置できるかな・・・」と独り言のように言いながら、そのコンデンサーの向きを何度か変えて、物理的に納める方法を考慮されているようであった。

 その後、アイスコーヒーを飲みながら、しばしの談笑タイムを過ごした。何かのきっかけで80年代ごろまで刊行されていたFM雑誌のことについて話題が及んだ。

 「ありましたねFM雑誌・・・最盛期には三誌ぐらい出てましたよね・・・FMレコパル、週間FM、FMファンだったかな・・・FMの番組表が後ろについていて、オーディオ機器の情報も結構載っていましたよね・・・」

 そんなことを話した。FM雑誌が書店から姿を消してもうどれくらい経つのであろうか・・・20年以上であろうか・・・もっと前のことであろうか・・・

 アイスコーヒーを飲み終えて「響工房」を後にした。交換作業が終われば連絡をくれるとのことなので、また近いうちにここにお邪魔することになるであろう。



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