2019/7/9

4867:Miracord 10H  

 ELACは今ではスピーカーメーカーとして有名であるが、かってはレコードプレーヤーやカートリッジで有名であった。

 1960年代初期においてそのELACが製造販売していた「Miracord 10H」は、以前ハンコックさんのお宅で聴かせていただいたことがあった。

 ハンコックさんはステレオ盤はORACLE DELPHIで聴き、モノラル盤はMiracord 10Hで聴くという使い分けであった。その時の印象はとても良いものであった。

 その「Miracord 10H」がヤフオクで出品されていた。古い製品であるのでそのコンディションが気になるところであるが、「1960年代初期のドイツELAC製モデルMiracord 10Hオートチャンジャー・ターンテーブル整備済み完動品の出品です。ターンテーブル本体及びオリジナルキャビネットいずれも状態が良く特に記すべき難点はありません。」との説明がされていた。

 何枚かの写真を確認してみると、その説明通り実に綺麗な状態で、コンディションが良いものであることが窺えた。

 我が家のレコードコレクションのうち3割程度がモノラル盤である。それなりの枚数があるので、モノラル専用のレコードプレーヤーというものに興味がないわけではない。

 カートリッジは当然モノラルカートリッジを使う。もちろんステレオカートリッジでもモノラル盤を聴くことは可能であるが、モノラルカートリッジだとまた違う世界が聴こえてくるのであろう。

 ヤフオクでコンディションの良さそうなMiracord 10Hを見かけて、モノラル専用レコードプレーヤー導入というアイディアがふと頭に浮かんだ。 

 しかし、我が家のリスニングルームには根本的な問題点があった。3台並んだYAHAMA GTラックにはORACLEやMarantzのオーディオ機器がバランスよく設置されていて、空いている空間がないのであった。

クリックすると元のサイズで表示します

 もう1台GTラックを購入すれば設置できなくもないが、我が家の狭いリスニングルームにGTラックを4台も並べるのは少々窮屈感がある。

 しかも3台のGTラックにはシンメトリックな配置でオーディオ機器達が整然とバランスを取っているので、このバランスを崩すことはしたくないという気持ちも沸いてくる。

 「Miracord 10H」・・・魅力的なレコードプレーヤーであるが、我が家に迎え入れられることはなさそうである。



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ