2019/7/2

4860:フレンチSUV  

 現在、各自動車メーカーはSUVのラインナップ拡充に血眼である。ジャーマンプレミアム御三家も率先してSUVのラインナップを一気に増やしてきた。もはや、従来の基幹モデルとほぼ同じか上回るかもしれないと思えるくらいに隙間なくSUVモデルが揃っている。

 そんな豊富なSUVラインナップの中でも、日本の道路事情に合っていて、なおかつSUVらしい存在感を有するミドルサイズSUVが販売の中核を担っている。

 Mercedes-Benzでは「GLC」、BMWでは「X3」、Audiでは「Q5」がそれである。日本車で言えば、スバル フォレスター、日産 エクストレイル、トヨタ RAV4、マツダ CX5などと同じサイズ感である。

 ドイツ勢の鼻息の粗さに比べて、フランス勢は比較的SUVに対して攻勢を強めている感はなかった。唯一プジョーだけが「2008」「3008」「5008」としっかりとSUVのラインナップを三つ揃えていて、その商品性も高い。

 ルノーはSUVには力をそれほど入れていないし、プジョーと同じグループに属するシトロエンも本格的なモデルは出してこなかった。

 しかし、ここにきてシトロエンも、利潤を求めてSUV市場に打って出てきたようである。そのシトロエン初の本格的なSUVが「C5 エアクロス」である。ベースとなったのは、同じグループのプジョーの3008と思われる。

 C5 エアクロスのボディサイズは全長4500mm、全幅1850mm、全高1710mm、ホイールベース2730mm。売れ筋のミドルサイズSUVとなる。

 シトロエン小平の営業マンからは、昨年C3の試乗をしてから時折営業連絡が入る。昨日もスマホに連絡があり「新しく出たSUVの試乗車が入りましたよ・・・一度試されませんか・・・?」という内容であった。

 売れ筋のSUV、しかもシトロエン・・・購入する可能性はほとんどないが、興味は沸く。「そうですかそれでは近いうちに・・・寄ります・・・」と返答した。

 早速、スマホで「C5 エアクロス」と検索ワードを入れて情報を収集した。すると最近のシトロエンデザインに身を包んだSUVがスマホの画面に姿を現した。

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 当初は「ちょっとやり過ぎじゃない・・・」と思った最新シトロエンデザインであるが、時間の経過とともに目も慣れてきて、「シトロエンらしく個性的でいいんじゃない・・・」と思えるようになってきた。

 サイズはミドルサイズSUVのそれで、SUVらしい重厚感を持ちながら、取り回しにもそれほどには苦労しないであろうと思われるものである。

 エンジンは2.0Lクリーンディーゼルエンジンのみで価格は424万円。国産SUVに比べるとやや割高ではあるが、シトロエン独自の個性は、好きな人にはたまらないものがあるのであろう。内装もシトロエンらしく、思い切った造形である。使い勝手が良いか否かは不明であるが、個性的であることは確かである。

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