2019/5/28
4825:都民の森
序盤のゆったりとしたペースは徐々に上がっていった。そのペースに順応してクランクを回すペースを上げていくと、心拍数も正比例して上がっていき、やがてサイコンに表示されるその数値は170を超えた。
先頭は2名の上級者が引いていた。「ついていけるところまでついていこう・・・」と思っていたが、1km程走った頃からさらに上がったペースについていけずに、私は後退し始めた。
2名が先行する形になった。1名のメンバーは途中でペースを上げてその後ろに追いついたが、私はペースを上げる脚はなく、その差がどんどんと開いていき、ヒルクライムコースの前半を走り終える頃合いには、100m以上の差が3名の先頭集団との間についてしまった。
数馬から都民の森までは4.5km程の距離がある。しっかりとした上りが続く。激坂エリアはないので走りやすいが、最後まで斜度は緩まない。
後半に入り、心拍数は175ぐらいで推移していた。負荷はしっかりと脚にかかっている。後半に入ってもたれることはないが、かといって前を行くメンバーとの差をぐっと縮めるようなペースアップは全く図れなかった。
ヒルクライムコースも終盤にはいり、3名の先頭集団もばらけたようである。3番手を行くメンバーの背中は視界に入っている。
しかし、その差はまだまだ100m程離れている。ラストスパートで追いつける差ではない。その差が30m以内に縮まれば、最後で追いつける。
わずかばかりペースを上げたが、その差が縮まることはなかった。私ともう1名のメンバーは、苦しい終盤を一緒に走っていた。
やがて、道の上には「都民の森 1km」と書かれた道標が見えた。サイコンの心拍数は178を表示していた。かなり高めの負荷に脚は悲鳴を上げそうになるが、どうにかこうにか持ちこたえていた。
残り200mほどになった時に一緒に走っていたメンバーがスパートして前に出た。その差は30mほどに広がった。
私はすぐには反応せずに残り100mほどになり、ゴールが視界にはっきりと入った段階でラストスパートした。
先行スパートしたメンバーに追いついて、一緒にゴールした。都民の森には多くの車が駐車していた。
ローディーの姿も多く、サイクルスタンドは満杯であった。ゆりーと君が自転車に乗っている像が建っている所にロードバイクを立てかけて、疲れた体を休ませた。

都民の森の標高は1,000mほどである。季節によっては寒さに震えることもあるが、今日はもちろんそんなことはなかった。
陽光は相変わらず夏を思わせる厳しいもので、下りでもサイクルウェアの背面ポケットに入れてあるウィンドブレーカーを着用する必要性はなさそうであった。
私は所要のため、自宅に1時半頃に帰りつく必要があった。メンバー全員が走り終えて、恒例の記念撮影を済ませてから、一足早く帰路についた。
メンバーに別れを告げて、走り出した。時刻は11時半。ノンストップで走れば2時間ほどで自宅に帰りつくことができるはずであった。
先頭は2名の上級者が引いていた。「ついていけるところまでついていこう・・・」と思っていたが、1km程走った頃からさらに上がったペースについていけずに、私は後退し始めた。
2名が先行する形になった。1名のメンバーは途中でペースを上げてその後ろに追いついたが、私はペースを上げる脚はなく、その差がどんどんと開いていき、ヒルクライムコースの前半を走り終える頃合いには、100m以上の差が3名の先頭集団との間についてしまった。
数馬から都民の森までは4.5km程の距離がある。しっかりとした上りが続く。激坂エリアはないので走りやすいが、最後まで斜度は緩まない。
後半に入り、心拍数は175ぐらいで推移していた。負荷はしっかりと脚にかかっている。後半に入ってもたれることはないが、かといって前を行くメンバーとの差をぐっと縮めるようなペースアップは全く図れなかった。
ヒルクライムコースも終盤にはいり、3名の先頭集団もばらけたようである。3番手を行くメンバーの背中は視界に入っている。
しかし、その差はまだまだ100m程離れている。ラストスパートで追いつける差ではない。その差が30m以内に縮まれば、最後で追いつける。
わずかばかりペースを上げたが、その差が縮まることはなかった。私ともう1名のメンバーは、苦しい終盤を一緒に走っていた。
やがて、道の上には「都民の森 1km」と書かれた道標が見えた。サイコンの心拍数は178を表示していた。かなり高めの負荷に脚は悲鳴を上げそうになるが、どうにかこうにか持ちこたえていた。
残り200mほどになった時に一緒に走っていたメンバーがスパートして前に出た。その差は30mほどに広がった。
私はすぐには反応せずに残り100mほどになり、ゴールが視界にはっきりと入った段階でラストスパートした。
先行スパートしたメンバーに追いついて、一緒にゴールした。都民の森には多くの車が駐車していた。
ローディーの姿も多く、サイクルスタンドは満杯であった。ゆりーと君が自転車に乗っている像が建っている所にロードバイクを立てかけて、疲れた体を休ませた。

都民の森の標高は1,000mほどである。季節によっては寒さに震えることもあるが、今日はもちろんそんなことはなかった。
陽光は相変わらず夏を思わせる厳しいもので、下りでもサイクルウェアの背面ポケットに入れてあるウィンドブレーカーを着用する必要性はなさそうであった。
私は所要のため、自宅に1時半頃に帰りつく必要があった。メンバー全員が走り終えて、恒例の記念撮影を済ませてから、一足早く帰路についた。
メンバーに別れを告げて、走り出した。時刻は11時半。ノンストップで走れば2時間ほどで自宅に帰りつくことができるはずであった。