2019/5/23

4820:Model8B  

 Marantzの古い時代のパワーアンプには、モノラルパワーアンプがModel2とModel5の2種類、そしてステレオパワーアンプがModel8の1種類がある。

 モノラルパワーアンプであるModel2やModel5は、中古市場でもまれにしか見かけないが、ステレオパワーアンプであるModel8はよく見かける。

 その色合いはこの時代のMarantz特有の茶色が入ったグレーである。その穏やかな色合いは見る者の心持ちを穏やかなものにしてくれる効果があるかのようである。

 中古市場で多く見かけるのはModel8よりも「8」の後に「B」が付く、Model8のマイナーチェンジモデルであるModel8Bである。

 ヤフオクでは常に出品があり、都内のビンテージショップでも在庫があるケースが多い。時折在庫状況をHPでチェックしている八王子市にあるヴィンテージオーディオショップにも2台のModel8Bの在庫があることが分かった。

 「ちょっと聴いてみようかな・・・」と、その写真を眺めながら、思った。

 実は我が家のMarantz Model2は現在入院中である。昨年にも発症した不定期に片側から「ポツッ!」と小さなノイズが出る症状が再発したので、「響工房」に持ち込んだのである。

 我が家のModel2は、購入時のコンディションが良いものではなかったので、入退院を何度が経験している。

 「これからも、入院するこがあるということを覚悟して付き合っていかないといけないな・・・」とは思っている。

 そんな状況であるので、「補欠」としてのパワーアンプを1セット持つというアイデアは悪くないと思っていたのである。

 もっとも理想的なのは、Model2をもう1セット所有することであるが、中古市場では稀にしか出てこないうえ、相場が上がっていてペアで100万円以下での入手は不可能である。

 となると、Model8Bという選択は現実的で合理的なのかもしれない。Model7との相性は良いはずである。

 価格も30万円から40万円のレンジに収まっていることが多い。Model2に比べると4分の1程度の価格である。

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 使用されている真空管も、Model2で使われているものが多く、なんといってもその造形美は、Model2に迫るほどに洗練されている。

 ステレオパワーアンプで、ここまで整然としていて全体のバランスが盤石なものは極めて稀である。

 ちょうど、今日の午前中八王子市にある顧問先の会社に行く予定が入っていたので、その帰り道に立ち寄ることにした。

 店主に連絡した。「ちょうどModel7もあります。TANNOYのスピーカーはレッドの入ったコーナーランカスターの在庫がありますから、そのセットで試聴できるようにセットアップしておきます。平日は空いてますからゆっくりと聴いていって下さい・・・」との返答であった。



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