2019/5/22

4819:下山  

 5合目は白く煙っていた。太陽の光は全く届かず、気温は5度ほどしかなかった。走り終えた直後はまだよかったが、時間の経過とともに体が冷えてきた。

 防寒着はサポートカーに預けたリュックの中に入っていたので、走り終えてしばらくしてから、サポートカーが停まっている駐車場へ向かった。

 リュックから防寒着を取り出して着用した。さらにお握り1個も取り出してゆっくりと味わった。駐車場から富士山の頂上が見える方向を向いたが、白い霧以外何も見えなかった。

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 メンバー全員が無事に走り終えた後に、白い霧の中記念撮影を済ませた。体が冷え切って小刻みに震えていた。

 その白く冷たい空気の中下り始めることとなった。一刻も早く標高の低い所へ移動したかった。皆しっかりとした防寒着を着込んで、長い下りへ向かった。

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 先月、自走で富士スバルラインの4合目まで走った際の下り同様、寒さで筋肉を強張らせながら下っていった。

 霧は4合目辺りまでは視界を白く霞ませていたが、標高が下がるにしたがって薄くなりやがて消えた。

 下りの途中の「樹海台駐車場」で一息入れた。ここまで下ってくると気温も随分と違う。ほっとした気分で展望台からの景色を眺めた。
 
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 試走会のタイムは「1時間21分43秒」であった。予想よりも早いタイムである。本番では料金所手前が計測開始地点となり、500mほど距離が長くなる。

 距離は長くなるが、本番ではトレインを活用できる可能性が大きくなるので、今回のタイムに近いタイムが出るかもしれない。

 自己ベストは昨年のタイムである1時間22分59秒である。それを数秒でもいいから更新したいものである。

 樹海台駐車場を出て、残りの下りをこなした。富士北麓駐車場までたどり着いて、LOOK 785 HUEZ RSをスバル フォレスターのルーフキャリアに納め、着替えた。

 この後は恒例の「紅富士の湯」に行って長いヒルクライムで酷使した体を温泉で労わる予定であった。

 人気のある日帰り温泉施設である「紅富士の湯」は露天風呂が二つあり、天気が良ければ露天風呂から富士山が見えるが、今日は雲が多いので、湯に浸かりながらの絶景はお預けとなるであろう。

 車でその癒しの場に向かった。人気があるので、やはり混んでいた。体を洗ってからぬるめの湯温の方の露天風呂でのんびりとした時間を過ごした。体に強く刻まれた疲労感が柔らかな湯の中に溶けていくようであった。

 本番は3週間後である。今日のような走りができるか否かは全く不明である。この年齢になると一日ごとの体調の差が大きい。良い体調で本番を迎えられるといいが、蓋を開けてみないと分からないとしか言いようがない。

 本番でも走行後はこの湯に浸かる予定である。その時は美しい富士山の姿を露天風呂から望めればいいのであるが・・・そして、心情も晴れやかであればいいのであるが・・・



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