2019/5/4

4801:小旅行  

 今日は朝から晴天であった。昨日は1日家族サービスに費やしたので、今日は無罪放免ということで、午前中から出かけることができた。

 目的地は石岡市である。中央線で東京駅まで行き、常磐線の特急「ときわ」に乗り換える。石岡駅には国分寺駅から2時間ほどで着く。ちょっとした小旅行である。

 石岡市にお住まいのAさんのリスニングルームを訪問するのが小旅行の目的である。Aさんは、ベテランのオーディオマニアである。コンデンサースピーカーを長年愛用されていて、現在はSound Lab社の巨大なコンデンサースピーカーを使われているとのことである。その高さはなんと2.7メートル。普通のお宅では物理的に入らない大きさである。

 石岡駅の改札にちょうど正午で待ち合わせしたのは、ishiiさん、Iさん、サンフラワーさんである。4名が揃ったところで駅のロータリーに迎えに来てくれたAさんの車に乗り込んだ。まずはイタリアンレストランで昼食を摂った。

 Aさんとは初対面であったので、挨拶を交わし、そのシステムの概要をおうかがいした。Sound Lab社のコンデンサースピーカーを駆動するのはホルダーのパワーアンプ。プリアンプはジェフローランド。CDは、エソテリックの最上位セパレート。かなり気合いの入ったハイエンド構成である。

 アナログは2系統あり、メインはEMT 927、サブはAcousticSolid社のがっしりとしたプレーヤ。フォノイコはボルダーの最高級品・・・・なんだか話を聞いているだけで目がくらくらしてきた。

 昼食を食べ終えて、御宅に向かった。リスニングルームにたどり着く前に、その御宅の外観に驚かされた。由緒の正しさをはっきりと示す歴史ある門構えである。母屋以外にお宝が眠っていそうな立派な倉があり、二つあった倉のうち一つを建て替えた建物の1階がオーディオルームになっている。

 早速リスニングルームに案内していただいた。その広さは我が家のリスニングルームの3倍以上。天井高も3.5m以上はあるであろうか、広大なエアボリュームが素晴らしい。

 そこに巨大なコンデンサースピーカーが立っているのであるが、それ以外に驚かされるのは、周囲の壁にずらっと並んでいた巨大なオルゴールや蓄音機である。その規模はちょっとした博物館並み。

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 L字に配されたソファーに5名が座った。リスニングポイントからは、見上げるように巨大なコンデンサースピーカーを眺めることになる。

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 何もかもが圧倒的な存在感を持っている。部屋に入って座っただけで心拍数が上がるかのようであった。

 お茶を頂きながらの雑談の後、CDから聴かせていただいた。ビバルディやバッハといった古い時代のクラシックが流れた。素晴らしい録音のCDである。その音の質感は、コンデンサースピーカーらしい滑らかで優しいものである。コンデンサースピーカーであっても、その表面積が桁外れに広いので、低域の量感は十二分なものであった。

 その後様々なCDを聴かせていただいたが、ゲルギエフが指揮した「春の祭典」も難なくこなす懐の深さも見せてくてた。

 私も随分と前にQUADのコンデンサースピーカーを自室で使ったことがあった。耳障りな音のしない滑らかな質感には少しばかり懐かしさを感じた。

 小休止の後はアナログタイムである。まずはサブであるAcousticSolidのレコードプレーヤーから聴いた。アームはグラハムエンジニアリング、カートリッジはDS Audioの光カートリッジである。メインであるEMTに対してピカピカの最新機器である。サブアナログシステムは最新型らしい緻密で精細な音の質感であった。

 そして、主役登場という感じで表舞台に現れたのが、EMT 927である。こちらは見ているだけで、圧倒されるような巨体の持ち主である。一般的な部屋にはけして置けない代物である。アームもカートリッジもEMT純正である。1957年の製品とのことである。

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 EMTで聴くアナログは圧巻であった。エソテリック製の最高級機も、最新の技術を駆使したハイエンドアナログシステムも一瞬で顔色をすっかり失った。

 私達4人のオーディオマニアも声を失って、息を飲んだ。「格が違う・・・」それが4人の共通認識であった。

 メインのアナログシステムはいずれのレコードも素晴らしい質感でクラシック音楽を表現してくれた。

 唯一、ishiiさんが持参されたカラヤン指揮の管弦楽曲集のみバランスがおかしかった。レーベルはコロンビア、1961年録音のステレオ盤である。

 皆、違和感を感じたので、ボルダーのフォノイコのカーブをRIAAからコロンビアに変更して再度聴いた。先程とは別物の素晴らしい演奏が眼前に広がった。コロンビアの頑固な技術者は1961年になってもRIAAカーブを採用しなかったようである。

 いろんなものが規格外なOFF会であった。高さが2.7メートルもあるコンデンサースピーカー、LPがどう見てもシングル盤に見えるほど巨大なターンテーブルを持つEMT 927、そして今日は時間の関係上その音を聴けなかったオルゴールや蓄音機の数々・・・全てが異次元の世界を感じさせてくれた。

 私が持参した3枚のレコードもEMT 927で聴かせていただいた。特にローラー・ボベスコの演奏によるヘンデルのヴァイオリンソナタ第3番の滑らかで艶やかなヴァイオリンの音色は出色の出来映えであった。

2019/5/4

4800:担々麺  

 「数馬」を通りすぎた。ここから先はフリー走行ゾーンになる。序盤、一人のメンバーが速めのペースで走り始めたので、その後ろにつかせてもらった。

 そのまま、しばらく走っていった。「このままのペースで、中盤は落ち着くかな・・・」と思っていると。別のメンバーがぐっとペースを上げて前に出た。

 「アタックか・・・」早い段階でのぺースアップに全く対応できず、そのメンバーの背中はどんどんと離れていって100メートル以上の差が開いてしまった。

 残り距離は3kmほど、終盤そのメンバーの脚が切れたら追いつけるが、脚がもてば追いつける差ではなかった。

 リーダーは、ややあってペースアップしてそのメンバーの背中を追っていった。ハイペースでするすると上っていき、やがて追いついた。

 私はそんなハイペースで追える脚はないので、じんわりとパワーを上げた。残り距離が少なくなってきた。

 終盤も都民の森の上りはしっかりとしている。何度も鞭を自身に振るいながら2番手を行くメンバーの背中を追うがそ、その差はわずかしか縮まらない。

 100メートル以上に開いてしまっていた差はどうにか70メートルぐらいにはなった。しかし、30メートル以下に縮まらないと、ラストスパートで追いつくことは無理である。

 前を行くメンバーも後ろから追い上げてきていることは分かっているので、必死で逃げる。それにしてもあれだけハイペースでアタックしても終盤まで脚が切れないのはさすがである。

 残念ながら前を行くメンバーとの差が30メートル以内に縮まることはなかった。軽めにラストスパートして都民の森のヒルクライムを終えた。

 上り終えた直後は声も出ないくらいに疲れた。都民の森の駐車場にある「自転車ゆりーと像」の下にLOOK 785 HUEZ RSを立てかけて、しばし休んだ。

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 後続のメンバーが上り終えるのを待ってから、補給食を摂った。「売店 とちの実」の名物は、「カレーパン」と「みとう団子」である。チーム内での人気も二分している。今日は「カレーパン」4名に、「みとう団子」3名と、やはり接戦であった。

 天気はもちそうであったので、予定通りここからさらに少し上って風張峠を越えて奥多摩湖方面を走ることになった。記念撮影を済ませてからリスタートした。

 ゆったりとしたペースで走ったが、ヒルクライムバトルを終えて脚はスカスカの状態であった。風張峠の頂上に達すると桜がまだ咲いていた。ロードバイクに乗っていると桜をより長く楽しめるようである。

 風張峠で一息いれてから奥多摩湖方面へ向かって下っていった。このあと「担々麺 杉山」に立ち寄ることになった。ここの担々麺は実に美味しい。

 勢いよく下って奥多摩湖にかかる橋を幾つか渡った。奥多摩湖の第二駐車場でトイレ休憩をした。ゴールデンウィークであったが、ここはのんびりとした空気が漂っていた。

 リスタートして、幾つものトンネルを潜りながら下り基調の道をトレインは整然と進んだ。やがて道はJR青梅線と並行して走る。視界の左側にJR青梅線の幾つもの駅をやり過ごしていくと、やがて市街地に入り、商店街を通り抜けていった。

 青梅から岩蔵街道へ向かう道に入った。そして「担々麺 杉山」に着いた。店の入り口前には数名の客が並んでいた。

 店の前にロードバイクを立てかけてチェーンキーを施し、その列に並んだ。それほど待つことなく店内入れた。

 ここの担々麺は海老の出汁が濃厚である。見た目の色合いほど辛いわけではなく、まったりとした旨味が気分を和ませる。

 無料で小ライスが付いてきて、麺を食べ終わるとライスを投入して雑炊も楽しめる。「一杯で二度美味しい」担々麺である。

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 担々麺で十二分にエネルギーを補給して、残りの行程を走り終えた。自宅に帰りついてサイコンの走行距離を確認すると129kmであった。心配された雨は時折パラつくことはあったが、ほとんど影響はなく、無事に帰りつくことができた。



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