2019/3/6

4740:カセットデッキ  

 現代は便利な時代である。スマホを操作すると瞬時にして様々な情報を入手することができる。大川さんは自身のiPhone 7 Plusを操作して、YAMAHA TC-800GLの画像を見せてくれた。

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 さすがに著名なイタリア人デザインナーにデザインを依頼しただけあって、その美しさは想像以上であった。

 「これは、もう美術品的ですね・・・」と私はその画像を見て言葉を漏らした。

 「そうですよね・・・カセットデッキとして使わなくても、リビングルームのサイドボードの上にオブジェとして置いてあってもいいかもしれませんね・・・」大川さんは少し笑いながらそう話した。

 「このTC-800GLは時々ヤフオクにも出ていますよ。もちろんジャンクですけど・・・それを落札して、カセットデッキを専門で修理してくれる業者に頼んでフルレストアしてもらおうかなって思ったこともあるんですよ・・・」

 「そんな専門業者があるんですか・・・?」

 「ええ、あるんです。西村音響店って言うところなんですけど、カセットデッキ専門の修理を行ってくれるんです。私の知り合いで古いナカミチのカセットデッキをフルメンテナンスしてもらった人がいて、丁寧な仕事をしてくれるようです・・・」

 「そうなんですか・・・カセットデッキはもう過去の遺物でしかないと思っていましたが、修理して使われる方もいるんですね・・・」
  
 「我々の年代の人間にとって、カセットデッキやカセットテープってやっぱり思い入れがあるじゃないですか・・・まだカセットデッキをオーディラックに設置されている方もいるんでしょう・・・」

 「なるほど・・・フルメンテンスすると10万円くらいするんですかね・・・?」

 「そこは7万円ほどでフルメンテナンスしてくれるそうです・・・」

 「7万円ですか・・・納得できる価格ですね・・・その方のナカミチはかなり豪華なものだったんですか・・・?ナカミチというと高級品というイメージが強いですよね・・・」

 「これです・・・」大川さんは再度iPhone 7 Plusを操作して、そのスマホとしては大きめの画面に画像を表示してくれた。

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