2019/1/4

4679:RCAケーブル  

 GTラックに納まったMarantz Model2の写真を見た知人のオーディオマニアの方からメールが来た。「ラックの奥の方にModel2を設置されていますが、手前に出した方が熱がこもらずに真空管には良いですよ。音も不思議とこもらずに抜けます。本当はラックの上段に設置できればいいのですが・・・」との内容であった。

 実はMarantz Model2をラックの奥の位置に置いているのには訳があった。プリアンプとパワーアンプとを繋いでいるRCAケーブルの長さは1メートルである。三つあるGTラックの真ん中の上段に設置したMarantz Model7と左右のGTラックの下段に設置してあるMaranzt Model2とを1メートルのRCAケーブルで繋ごうとすると、Model2をラックの奥の方に下げないと物理的に繋がらないという単純明快な理由であった。

 「もしかしたら音のことを考慮するとModel2を左右のGTラックの上段に移すのが一番良いのであろうか・・・」と思った。

 となると現在左右の上段に置いてあるOracleのレコードプレーヤーとCDプレーヤーを下段に移す必要がある。それは操作性を含め視覚的にも許容範囲を大きく逸脱してしまう。

 「それはないな・・・」と即断した。一番良い解決策はもっと長さのあるRCAケーブルに換えることであろう・・・

 ただし、今手元にあるRCAケーブルは全て長さが1メートルであった。1.5メートルの長さがあれば、Model2をラックの一番手前まで持ってきても大丈夫である。

 「では、1.5メートルの長さのRCAケーブルを新たに購入するか・・・」と思った。現在使っているのは、ドイツ製のヴィンテージケーブルを利用したRCAケーブルである。できれば、同じケーブルを使ったものがいいが、このケーブルを購入した方の話では既に在庫は無くなっているとのことであった。
 
 多少種類が変わっても同じくヴィンテージケーブルを使ったものを新調しようとは思ったが、「Model2を手前ぎりぎりまで持ってくると本当に音に良いのであろうか・・・」と考えて、現状で検証できないか、GTラックをじっと眺めた。

 RCAケーブルはプリアンプの背面からラックの後ろを通ってパワーアンプに繋がっている。「RCAケーブルをプりアンプの前に持ってきてラックの前からパワーアンプに持ってくると・・・もしかしたら・・・」と思い、試してみた。

 Model7もModel2もラック手前ぎりぎりまで移動した。そしてRCAケーブルをプリアンプの手前を通して繋ごうとした。

 ぎりぎり繋がらない。そこでModel2をラックから少しはみ出るぐらい前に出した。すると繋がった。見た目的には「これはないな・・・」という感じになってしまったが、音に対する影響度を検証するためだけの一時的なセッティングであるので、ここは文字通り目をつぶってもいいであろう。

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 セッティングを変えただけである。音を確認した。「確かに変わるようだ・・・からっとした質感で抜けが良い・・・」

 Model2は前面に真空感が横にずらっと並んでいる。ラックの手前ぎりぎりまで持ってくることは真空管の熱の放出効果が高まり、ラック内の反響が真空管に及ぼす影響を軽減する効果があるのであろう。

 「なるほど・・・ケーブルを新調する意味合いは充分あるようである。1.5メートルの長さがあれば大丈夫だよな・・・」念のためメジャーを取り出して確認した。

 1.5メートルであればお釣りがくるくらいであった。幾つかのケーブル候補の中から今後選択することになるであろう。



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