2018/12/4

4648:正丸峠  

 天目指峠では脚を使い切らないようにやや抑えめで走ったので、今日の「メインディッシュ」である正丸峠では目一杯気味に走る予定であった。
 
 国道299号から上る正丸峠の峠道は4kmほどの距離である。普段は山伏峠側から上ることが多く、こちらから上ったことは数回しかない。斜度に厳しさはなく、それほど変化しない。

 ということは結構ハイスピードで走ることになる。序盤から高めの負荷を脚に課した。平均パワーは240ワット前後である。

 すぐに心拍数は反応した。1kmも走るとサイコンに表示される心拍数は175まで達した。これ以上の負荷を与えると、後半失速することが目に見えているので、負荷を固定して峠道を走り続けた。

 正丸峠の上り口までに既に50km程の距離を走り、抑え気味だっととはいえ、山王峠、天目指峠、国道299号のだらだら上りを走ってきたので、脚の余力は十分とは言えなかった。

 最後まで、高めの負荷をかけ続けられるか、少々不安であった。風邪により落としてしまった調子は回復しつつあったが、100%戻ったわけではなかった。

 正丸峠の峠道を2km程上り、このヒルクライムコースの後半に入っていった。前を行くメンバーは3名、残念ながらその背中はやがて視界から消えた。

 私の後には1名のメンバーが走っていたが、後半に入ると振り返ってもその姿が視界に入ってこなくなった。つまり、単独走状態になったのである。

 こうなると、心の糸を切らさずに保つ唯一の方法は、サイコンとの対話である。心拍数を175から落とさないように、気を付けた。

 心拍数は体にかかる負荷を如実に示してくれる。ちょっと楽をすると、心拍数は170に近づいていく。そうするとダンシングに切り替えて、負荷を増した。

 終盤の苦しいエリアでは、相当自分に厳しく当たらないと心拍数が下がる。心の中で常に自分自身を叱咤激励し続けた。

 視界の先に、ようやくゴール地点である奥村茶屋の建物が目に入ってきた。それと確認すると、腰を上げて、ラストスパートした。

 ゴール後に、サイコンの記録を確認した。国道299号側から上る正丸峠は、距離が4.08kmであった。かかったタイムは16分32秒で、その間の平均パワーは238ワットであった。

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 正丸峠は眺望が良い。赤や黄色に所々色付いた山の向こうには青い空と白い雲が見えて、目に心地よかった。

 風は峠を吹き抜けていた。メンバー全員が揃ってから、峠の道標の前で恒例の記念撮影を終えた。正丸峠まで来た時には、結構な確率で奥村茶屋に立ち寄る。目当ては「正丸丼」である。

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