2018/7/11

4502:山伏ベース  

 全員が上り終えたところで山伏峠の道標の前で恒例の記念撮影を済ませた。そして今日の隠れた目的地でもある「山伏ベース」に立ち寄るべく下り始めた。

 山伏峠を下っていって材木置き場を過ぎたあたりに「山伏ベース」はある。あまり目立たないところにあるので、勢いよく下っていくと、気付かずに通り過ぎてしまう危険性もある。

 峠道からその建物へ向かっていくには急な短い坂道を上らなければならない。峠道からロードバイクに乗って上ろうとしたが、フロントギアがアウターに入っていたので、途中でやめてロードバイクを降りて押していった。

 ロードバイクをバイクスタンドにかけて建物の前のテーブル席に座った。建物は古い民家を改築してあり、広々としている。

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 メニューは、ジュース類とかき氷であった。かき氷は3種類あった。私は「ハミーミルク」を選択した。

 少し高台となっているので、テーブル席から見える景色は気持ちの良いものであった。風もすっと抜けていき、油断するとお尻から根が生えてきてしまうまったり感に辺りは包まれていた

 「山伏ベース」で快適な時間を過ごし、「ハニーミルク」のかき氷で火照った体を冷やした。ここは土日のみ営業しているようである。

 山伏峠からの帰路にはミニバトルポイントが二つ残っている。「山王峠」と「笹仁田峠」である。この二つのミニバトルポイントは相当な回数走っているので、既に一定のパターンが出来上がっている。

 今日は先週と違って暑さで体が参っていないので、そのパターン通り走ることができた。山伏峠では、序盤負荷を上げ始めるところでは300ワット以上の出力で走り、中盤では少し脚を休ませるため300ワットほどまで下げて、最後ゴール手間で350ワットほどまで出力を上げる。走る距離が短い峠であるので、高い負荷をかけて走ることができる。

 笹仁田峠では、先週は自分でペースを作る余力がまったくなかったが、今日は序盤から自分で先頭を引いてペースを作った。

 リーダーが中盤でアタックをかけて、前に出ていった。あまり無理をせずにその後を一定の間隔を開けて付いていった。

 そして、終盤斜度が少し上がるエリアに入ってからダンシングでスパートした。リーダーの背中が近づいてきたが、追いつくことはできなかった。

 今日は暑いには暑いが、先週に比べたら体が全然楽であった。山伏峠、山王峠、笹仁田峠でもがいた感じからすると、ほぼいつも通りの調子であった。

 「全日本マウンテンサイクリングin乗鞍」は来月の下旬である。あと1ケ月半ほどである。「Mt.富士ヒルクライム」が終わって、少し気が抜けてしまっているので、また気分を盛り上げていかないといけない。

2018/7/10

4501:山伏峠  

 我々も山伏峠へのアタックを開始した。山伏峠の序盤はゆっくりと入った。上り始めて500メートルほどのエリアでは、しばらく前まで擁壁工事が行われていた。

 工事が行われていた期間は、片側交互通行になっていた。工事区間には簡易信号機があって、かなりの確率でその信号機の色は赤であった。

 今は既に工事は完了していて、簡易信号機によって足止めをくらうことはないが、何となくその区間を過ぎるまではゆっくりと走る習慣が付いていた。

 私は真新しい擁壁が左手に見えるエリアまではのんびりと走っていったが、2名のメンバーは序盤からハイペースで走っていった。

 白い擁壁が尽きるあたりで、私はサイコンのラップボタンを押した。クランクに込めるパワーを240ワットほどに高めた。

 前を行く2名は既に100メートル以上前を走っていた。「ちょっと開きすぎたか・・・まあ、しょうがない・・・いつも通り走ろう・・・」と、サイコンに視線を集中させながら、高い負荷をかけ始めた。

 ラップパワーが240ワット、心拍数が175という負荷で山伏峠の前半を走っていった。前を行く2名は依然ハイペースで走っていた。

 途中でリーダーが後方から追い上げてきて、右を抜け、前を行く2名を追いかけていった。私はペースを変えることなく、山伏峠の走り慣れた峠道を進んだ。

 すると単独アタックしているローディーが私の右を追い抜いていった。そのローディーのペースが丁度いい感じであったので20メートルほどの間隔を開けて、その後ろに付いていった。

 前を走っているロードバイクがあると気持ちを切らさずにいけるところがあるので、これは私にとってラッキーであった。

 まずは最初の難所を越えた。前を行くローディーとの間隔は変わらなかった。そしてしばし上っていくと次なる難所が二人を迎えた。

 この二つ目の難所は手厳しい。前を行くローディーのペースがここでぐっと落ちた。二つ目の難所を越えたところで、私が前に出た。

 ここから先は斜度が厳しいエリアはない。ラップパワーは変わらなかったが、心拍数は上がってきた。

 170台の後半の数値がサイコンに表示されるようになってきた。ここからが踏ん張りところ、視線の先には序盤から速いペースで走っていったメンバー一人の背中があった。

 その背中は50メートルほど前にある。終盤に向けてもう少し詰めておきたいところであるが、その差は少しずつしか縮まらない。

 何度かカーブを曲がりながら山伏峠の終盤を走った。そして、その終わりが見えてきたところでダンシングに切り替えた。

 前を行くメンバーの背後には迫れたが、追いつくことはできなかった。山伏峠の頂上を越えてから脚を止めた。

 汗はだらだらと流れていた。ほぼいつも通りの負荷で走れた感じであった。先週は暑さにやられて、脚に力が入らなかったが、今週はそういうことはなかった。

 山伏峠は眺望が良いわけではない。道の両側は緑の壁になっていて、解放感に溢れる眺望は望めなかった。

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2018/7/9

4500:名郷  

 ファミリーマート飯能上畑店で補給食を選択して、店の裏手にある古い倉の前で談笑しながら胃袋に納めていった。

 選択した補給食は「全粒粉サンド ボンレスハムとゴーダチーズ」。全粒粉入りパンなので、パンが茶色である。

 具材を確認すると、人参マリネ、紫キャベツ、きゅうり、レタス、グリーンリーフなどの野菜とボンレスハム、ゴーダチーズとのことであった。健康に良さそうな感じであるが、味わいもなかなか良く、十分に合格点を与えられるものであった。

 一息入れてからリスタートした。今日は小沢峠を越えるコースを選択した。小沢峠は峠道を意識させない緩やかな上りがしばらく続いて、最後に小沢トンネルの手前でぐっと斜度が上がる。

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 小沢峠を越えてトンネルを抜けた。そして風を切って下っていくと、名栗川沿いに続いている県道に出た。

 緑豊かな環境の中を走っていくと、名栗湖に向かう道との分岐点が見えてきた。先週はこの分岐を左に向かって有間峠を走ったが、今日はいつものように右に向かい、山伏峠へ向かった。

 緩やかな上り基調の道を一定のケイデンスで無理のないペースで走っていった。汗も一定の間隔で流れ去っていった。

 山伏峠の上り口である名郷にはバス停があり、公衆トイレも併設されている。小さな食料品店の前には自販機が置いてあり、ここで冷たい飲料を購入して、火照った体を多少冷却しようと試みた。

 名郷には多くのローディーが来ていた。ずらっと並んだロードバイクを眺めながら、脚を休ませた。

 バイクルプラザRTでは、エアロロードバイクに乗っているメンバーはいないが、並んでいるロードバイクには、見た目的な迫力が凄いエアロロードバイクが数台並んでいた。エアロロードバイクはどことなくSFチックな造形で、ホイールも当然ディープリム。ヒルクライムには向かないが、平たん路を高速巡行する際にはかなり楽そうである。

 今日は、正丸峠まではいかずに、山伏峠がゴールである。山伏峠の上りの距離は4kmと少し、平均斜度は7%ほどであろうか、斜度が厳しくなるポイントが2箇所ありそこは14%ほどあるようである。

 ローディーに人気ある峠であり、我々のチーム以外にも多くのローディーが、この峠にアタックしていた。

2018/7/8

4499:夏日  

 先週の日曜日はとても暑かった。今日はそれなりに暑いが、先週の日曜日に比べると穏やかな暑さになりそうな感じであった。

 朝の7時にKuota Khanに跨って自宅を後にして多摩湖サイクリングロードを走っている時も先週とは違う空気を感じていた。

 しかし、油断大敵である。多摩湖サイクリングロードを快適に走っているときに、私のすぐ前を黒い猫が猛スピードで横切った。

 Kuota Khanの前輪のすぐ前をすっと走っていったのである。先週も多摩湖サイクリングロードで猫にはひやっとさせられたが、今日も肝を冷やした。

 不測の事故には会わずに済み、無事に集合場所であるバイクルプラザに着いた。今日の参加者は7名であった。

 7名のロードバイクの内訳は、ORBEAが3台、KUOTAが2台、COLNAGO、MBKが1台づつであった。今日の目的地は「山伏峠」に決まった。

 山伏峠には「山伏ベース」という名前の休憩所が昨日からオープンしたようであるので、そこに立ち寄ってみましょうということになったのである。

 7台のロードバイクは隊列を組んで走り始めた。多摩湖サイクリングロード抜けて、旧青梅街道に入っていった。

 空には雲が多くあり、太陽の光を遮ってくれている時間もあるが、雲間から太陽が顔を出すと鋭い陽光が降り注いでくる。

 今日の最高気温の予想は30度を少し超えるぐらいであるので、先週のように暑さで体の具合がおかしくなるようなことはなさそうであった。「先週よりは楽ですね・・・」走りながらメンバーと会話した。

 岩蔵街道に入る頃には気温も上がってきたので、汗が大量に流れ出した。水分補給をこまめにして、流れ去った水分を補った。

 岩蔵温泉郷を抜けて、東京バーディークラブの裏側にあたる道を走っていった。ここには一部北斜面の陰地がある。そこはいつも気温が低く涼しい。この時期はありがたいエリアである。

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 その陰地を抜けて、最初の休憩ポイントであるファミリーマート飯能上畑店に立ち寄った。先週もここで休憩した。先週はこの段階で暑さにより体が相当疲労していたが、今日はまだ余力があった。  

2018/7/7

4498:ツールドフランス  

 テレビを観るのはほぼスポーツ観戦に限られる私は、この時期結構忙しい。サッカーのワールドカップはいよいよ終盤に向かっている。

 テニスのウィンブルドンは3回戦に入り、錦織や大坂がどこまで進めるのか気がかりな時期に入ってきた。

 そして、7月7日の七夕である今日の夕方からツールドフランスが始まった。J SPORTで中継を観るのであるが長丁場なので、時折WOWOWにチャンネルを合わせて、ウィンブルドンに浮気してしまう。

 ロードレースを観ていると、家族から「これってどこが面白いの・・・?」と時折訊かれる。確かにロードレースは変化のない時間帯がとても長い。テニスやサッカーに比べると手に汗握る展開というものが圧倒的に少ないのである。

 まあ、自分がロードバイクで走らないと、この超人達の凄さは身に染みて分かるということはまずないのかもしれない。

 第1ステージは、201kmの平坦コースである。スタート以降、大西洋岸を約110kmにわたって南下する。風が強く吹けば、波乱含みのレースとなることもあるが、天候は晴れて風もそれほどない様子である。

 逃げ集団は3名で形成された。おそらく逃げ切りはまずなさそうである。メイン集団が逃げを吸収した後、ゴール前スプリントに向けてスプリンターを擁するチームが位置取りに躍起となり、そしてある意味ロードレースの華ともいえるゴール前スプリントになだれ込む。サガン、カベンディッシュあたりがステージ優勝の有力候補であろうか・・・

 フルームのツール出場に関しては、ドーピング問題で危ぶまれたが、どうにか大丈夫だったようである。

 フルームが出るとなると、5月に行われたジロ・デ・イタリアの優勝に引き続き、ツールでも勝つことができるのかが、最大の関心事となるであろう。

 Kuotaは2018年からコフィデスに機材提供をしている。そのため、私の愛車Khanもツールドフランスでコフィデスの選手が使用しているはずである。稀にKuota Khanがテレビ画面に映るかもしれないというのが、個人的な関心事でもある。

 3名の逃げ集団には残念ながらコフィデスの選手は含まれていなかった。なので、Kuota Khanが画面にはっきりと映るシーンはほとんどない状態である。

 3名の逃げ集団のうち一人はBHの白いロードバイクに乗っている。これはUltlalight evoであろうか・・・

 実はKuota Khanを購入した3年前、BHのUltlalight evoは最後まで迷ったロードバイクであった。「この白いBH、かっこいいな・・・」と思わず思ってしまった。来年にはKuota Khanも乗り始めてまる4年になる。そろそろむずむずしてくる時期でもある。

2018/7/6

4497:GTI  

 フォルクスワーゲン小平から大きな封筒が届いた。中を開けてみると、新型POLOに新たに追加されたトップグレードモデルである「GTI」のカタログであった。

 フォルクスワーゲンのGTIグレードで一番有名なのはGOLF GTIであろう。ノーマルグレードのGOLFとは違い、2.0Lのハイパワーエンジンを積み、足回りなどもスポーティーな仕上げとなっている。また、内外装にも特別な意匠が加えられていて、独特のオーラがある。

 現在はGOLFだけでなく、POLOやup!にもGTIモデルがラインナップされている。新型POLOにも、ノーマルモデルからやや遅れて、フルモデルチェンジされたGTIが新たに加わったのである。

 搭載されるエンジンは、ノーマルモデルが1.0L3気筒エンジンであるに対して2.0L4気筒エンジンである。

 この新世代エンジンは最高出力200PS、最大トルク320Nmのハイパワー仕様である。ミッションは、6速DSGトランスミッションで、きっと切れのあるギアチェンジ性能を実現しているであろう。

 ショックアブソーバーのダンピング特性を 「スポーツ」と「ノーマル」の2つのモードに切り替えられるサスペンションシステムを採用しているので、普段は「ノーマル」を選択して快適性を確保し、気合を入れて走る時には「スポーツ」を選択するということも可能である。

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 エクステリアではグリルに「GTI」のバッジが誇らしげに掲げられているとともに、ヘッドライトまで延びるラジエーターグリルの赤いラインが、GTIであることを明らかに表示している。

 また、内装もGTIを象徴するタータンチェック柄のシートや赤いステッチを施したステアリングホイール、赤いダッシュパッドなどが、気分を盛り上げてくれそうである。

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 ノーマルモデルではオプション設定もされなかったが、メーター内にナビゲーションのマップなど自分の好きな表示内容を選択できる“Active Info Display”がGTIではオプションで選択でき、置くだけでスマートフォンの充電ができる機能なども加わった。

 「これは、かなり良さそう・・・」とそのカタログを見ながら感心した。「きっと1.0Lの3気筒エンジンを搭載したノーマルPOLOとは全く別物の車なのだろうな・・・」とは思ったが、その価格を見て、少し現実に戻された。

 オプション価格や諸費用を加えると400万円ほどになる。出たばかりなので値引きは期待できない。「営業車としてはどう考えても豪華すぎる・・・」と思わざる得なかった。

2018/7/5

4496:軽量シューズ  

 SIDIのワイアーを履き始めて3年以上の年月が経過した。「もうそろそろ買い替えてもいいかな・・・」と思い始めていた。

 SIDIの前はMAVICのシューズを履いていた。どちらのメーカーでも、足に違和感はなかった。チーム内での一番人気はSIDIである。

 今年は既に、決戦用ホイールとしてカンパニューロのボーラウルトラを購入した。さらにヘルメットもKASKのVALEGROに変更した。どちらも「軽量」が大きなセールスポイントである。

 そこで、気になったのがサイクルシューズの重量。「もしかして、差があるのものなのか・・・」と思って、インターネットを見てみると、GIROのシューズが一番軽いようであった。

 その製品名は「Prolight Techlace」。世界で唯一の150グラムを切る重量とのことである。私が今使用中であるSIDI WIREは約280グラムであるので、片方で100グラム以上の軽量化が可能になる。

 GIROのサイトに行って、その「Prolight Techlace」を確認してみると・・・「Prolight Techlaceを使用したライトウェイトレボリューションへようこそ。世界で唯一のアンダー150グラムのサイクリングシューズで、卓越したパフォーマンスを発揮します。Prolight Techlaceは、優れた剛性、迅速な調整性、そして驚異的な重量削減を兼ね備えています。 」と高らかに宣伝文句が並んでいた。

 「シューズの場合、軽ければ良いというものではない・・・」ということは分かってはいるが、今年は軽量化にこだわった投資が続いたので、その流れでいくと、軽量サイクルシューズについつい目が行ってしまう。

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 その見た目はなんだか少々心許ないところがある。見た目的にはSIDI WIREの圧勝であるが、軽さではProlight Techlaceの圧勝である。

 もう一つ軽量ということで注目されているサイクルシューズはLake CX301である。重量は160グラム。こちらは、見た目的な良さもあり、なんだが履き心地もよさそうな感じがする・・・

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2018/7/4

4495:有間峠  

 ようやくアップダウンエリアに達して、繰り返される下りと上りを走っていった。4km程の距離と聞いていたが、思っていた以上に長く感じた。

 さっと眺望が開けて、有間峠の頂上に達した。軽い熱中症のためか、厳しいヒルクライムの途中で気分が悪くなってしまい、普段よりもパワーを下げて走らざる得なかった。

 有間峠の道標にKuota Khanを立てかけて記念撮影をした後は、わずかばかりの日影に座り込んだ。SIDIのシューズを脱いでその傍らに揃えて置いた。

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 SIDIのワイアーは、履き始めて3年以上が経過した。そろそろ新調すべき時期なのかもしれない。チーム内で一番人気のブランドはSIDIである。私はSIDIの前はMAVICのシューズを履いていた。次はどうするか・・・SIDIもMAVICも違和感はなかったので、どちらかのブランドから選択するのが無難であろう。

 そんなことをぼんやりと考えながら、体に籠った熱をゆっくりと放出していた。有間峠は標高が1,000mを超えるので、涼しさがあった。

 メンバーは皆、苦心惨憺の様子で有間峠を上りきった。メンバー全員で記念撮影をを済ませてから、下り始めた。

 有間峠の道はやはり荒れ気味であった。大きな石が道に落ちて砕け、鋭い断面を持った小石が道に散在していた。気を付けないとタイヤを傷めてしまい、パンクしてしまう。

 路面に慎重に視線を向け続けながら、下っていった。数年前、秩父側から有間峠を上った際には、この下りの終盤でパンクした。

 その時は頂上に達する少し前にゲリラ豪雨に襲われた。最悪の状況の路面を下っていくと、多くのメンバーがパンクしたのであった。

 今日は、誰もパンクすることなく下り終えることができた。下り終えたところにある小さな釣り堀に立ち寄って一息入れた。

 ここには自販機があり、コカ・コーラを購入して、休憩コーナーで脚を休ませながら、飲んだ。小さな子供を連れた家族が釣り堀でのんびりと遊んでいた。

 コカ・コーラで多少元気をもらって帰路を進んだ。下ってくるとやはり気温はぐっと上がった。湿度も相当高そうである。

 そんなコンディションのなか、帰路のミニバトルポイントである山王峠と笹仁田峠も越えた。やはり普段のようなパワーは出せない状態ではあったが、もがいて走った。

 笹仁田峠を越えた先にあるファミリーマートで最後の休憩をした。昼食を選んだ。冷たい麺しか喉を通らない状況であったので、ざるそばを選択。

 そのざるそばを胃袋に納めて最後の行程を走った。今日のロングライドは暑さとの戦いに終始した感じであった。まだ猛暑慣れしていない体では残念ながら対処しきれなかった。

2018/7/3

4494:熱中症  

 有間ダムまでの道はやがて上り始めた。そしてその斜度は厳しいものになった。距離はそれほどではなかったが、暑さのために心許なくなっていた体力はさらにその余力が低下していった。

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 有間ダムで一息入れてから、先へ進んだ。少し先には小さな釣り堀があり、その釣り堀を過ぎて少し行ったところに有間峠の上り口がひっそりとあった。

 有間峠は秩父側から一度上ったことがある。その時はヒルクラムを終えようとした頃から激しいゲリラ豪雨に襲われた。そのため路面が大変な状況となり、パンクなどのトラブルが相次いだ。

 その時のイメージがあまりにも強烈で有間峠というとなんだかトラブルに見舞われるのではないかという気になってしまう。

 その後、一度チームのロングライドでこちら側から上ろうとしたことがあったが、残念ながらその時は通行止めになっていた。

 そのため、名栗側から有間峠を上るのは、今日が初めてであった。この上り口から6kmまでは10%程度の厳しい斜度の坂が延々と続き、その後は尾根伝いにアップダウンが4kmほど続くと、チームメンバーから説明を受けていた。

 実質的なヒルクライムは6kmであるが、その6qが相当ハードなものである。しかも、この暑さである。ここまで走ってきてすでに疲労度は相当に高かった。

 「慎重にいかないと、途中で脚が止まりそうだ・・・」そう思いながら、ヒルクライムをスタートした。

 序盤はゆっくりと入った。皆、長く続く厳しい坂と猛暑を考慮して、慎重なペース配分で進んでいった。

 サイコンに表示される平均パワーは200ワットから220ワットの間に収まっていた。普段のヒルクライムよりも低い数値であった。

 「このくらいの負荷であれば、持つだろう・・・・」と思っていた。ジムでトレーニングするとき、大体このくらいの負荷で1時間ほどエアロバイクを漕ぐ。

 しかし、ジムでのトレーニングは、エアコンの効いた室内で行う。脚の余力も十分ある状態である。今日は、この暑さである。しかも脚の余力はあまりなさそうであった。

 上り始めて2km程までは、集団で走った。2kmから先は2名のメンバーがペースを上げていった。「今日は無理はしない・・・」と決めていたので、ペースは維持したまま走った。

 4名ほどの集団でしばし、厳しい斜度の坂に挑み続けていたが、異変が出始めたのは3km程走ったところからであった。

 気分が悪くなってきた。胃や胸に不快感が襲ってきた。「これはまずい・・・熱中症であろうか・・・」

 脚にも力が入りづらい。パワーは200ワットほどで、それほど無理な負荷をかけているわけではなかったが、「ここはパワーダウンしたほうがよさそうだ・・・」と思い、クランクにかける力を下げていった。

 サイコンに表示される10秒平均パワーは175ワットほどまで下がった。集団から切れて後方に下がっていった。

 パワーが下がっていくと、170を超えていた心拍数も160台前半まで下がってきた。気分の悪さは依然残っていて、解消されることはなさそうであった。

 実質的なヒルクライムエリアの6kmの半分ほどはまだ残っていた。ここから3kmほどは斜度は緩むことはない。

 オーバーヒートのためパワーダウンしたエンジンをどうにかこうにか回し続けて、その残りの坂道を上り続けた。

 175ワットほどの低めのパワーで、どうにか残りの3km程を走り切った。すると尾根伝いに走るアップダウンエリアに出た。

 奥武蔵グリーンラインのように短い下りと上りが繰り返される。体調が普通であればペースを上げたいところであるが、この状況ではそれもかなわずに、ゴール地点を心待ちにしながら、クランクを回し続けた。 

2018/7/2

4493:夏空  

 岩蔵街道を走っていって、圏央道の青梅インターの下を潜った。岩蔵温泉郷を通って、東京バーディークラブの裏側にあたる道を抜けていった。

 そして、いつも休憩をするファミリーマート飯能上畑店に立ち寄った。ここでトイレを済ませ、補給食を摂った。

 メンバーの口からは「暑い・・・」という言葉がどうしても漏れ出てくる。スタートした時には「昨日よりはまだましかも・・・」と思っていたが、どうやら土曜日と変わらないくらいに暑くなってきた。

 体は火照っていて、暑さによりかなり疲弊していた。普段であれば、この休憩ポイントでここまで疲れることはないが、まだ暑さに体が順応していない時期なのであろう。

 コンビニ休憩を切り上げて、先へ進んだ。空は「夏空」であった。道の向こう側には山の濃い緑が広がりその上には、青い空と白い雲が陽光に強く照らされて、くっきりとしたコントラストを見せていた。

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 有間峠は途中まで山伏峠と同じルートを通る。まずは「山王峠」を越えた。ここは短い上りがある峠である。

 帰路ではミニバトルゾーンになるが、往路では脚を温存するために緩やかなペースで上っていった。

 山王峠を越えると名栗川沿いに続く県道に突き当たる。ここを左折して名栗川を横目に見ながら走っていった。

 川辺では所々で家族連れがバーベキューをしていて、子供たちが水遊びではしゃぐ声が響いていた。

 この暑さであるから、子供たちは水遊びで凉を得て嬉しそうであった。「そうだよな・・・この天気ではそれが正解だよな・・・」と心の中で思いつつ、その鄙びた道を走っていった。

 しばし走っていくと名栗湖へ向かう道と山伏峠へ向かう道との分岐点に達っした。普段は右を選択し、山伏峠へ向かうことが多い。

 しかし、今日は左を選択して名栗湖方面へ向かった。名栗湖を堰き止めている有間ダムを目指した。道の脇のコンクリートの擁壁には勇壮な壁画が描かれていた。

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