2018/1/17

4327:高尾山  

 「お尻から根が生えそうですね・・・」

 「もう生えちゃってますよ・・・」

 そんな会話を交わしながら、相模湖の湖畔での「日向ぼっこ」をしばし楽しんだ。しかし、いつまでもそうしてるわけにもいかないので、帰路につくことにした。

 まずは大垂水峠を逆側から上り返さないといけない。さきほど勢いよく下ってきた道を逆方向に走り始めた。
 
 道はやがて上り始める。上り始めてから頂上までは5kmほどである。私はちょうどトレインの先頭を引いていた。

 序盤はゆっくりとしたペースで上っていった。逆方向からの上りでは、残り2kmほどでペースが上がった。

 「残り2kmまではゆったりとしたペースで上っていって、誰もアタックをかけなかったら、そこからペースを上げるか・・・」

 そんなことを考えながら、クランクを回し続けた。心拍数は150ほどで推移しているので、余裕はあった。

 「このまま、バトルなしという選択肢もあるけれど、それではトレーニングにならない・・・」

 残り2kmとなった。「残り2キロ・・・ペース上げます・・・」と後方のメンバーに宣言してから、クランクに込めるパワーを上げた。

 サイコンに表示されるパワーの数値は250を超えていった。心拍数もアクセルを踏み込んだ車のエンジンのようにその回転数を一気に上げていった。

 4名が先頭集団を形成してハイペースで駆け上がっていった。やがて2名がさらにパワーを上げて前に出ていった。

 その差は50メートルほど。いったん開いた差は縮まることはなく、またそれ以上開くこともなく上りの終盤を迎えた。

 最後はダンシングでペースを上げて、上り返しを終えた。今日は大垂水峠を両方向から上り、十二分に堪能した。

 メンバー全員が上り終えたところで高尾山方向へ下っていった。今度は左手に高尾山を見ながらその前を通り過ぎた。

 高尾山は、標高600メートルという登山のしやすさや、パワースポットブームの追い風も受けて、最近はとても人気がある。

 私も子供が小さかった頃には家族を連れてきたことがあった。その頃はまだ今ほど人気がなくのんびりとした雰囲気であった。

 最近はロードバイクに乗って高尾山の前を何度も通り過ぎてはいたが、実際に登ったことはなかった。

 「久しぶりに家族でも連れてくるかな・・・しかし、土曜日は大概仕事の予定が入るし、日曜日はロングライド・・・やはり無理かな・・・」そんなことを思いながら通り過ぎた。

 往路を逆になぞりながら、帰路の行程は順調に進んでいった。風はなく、太陽は出ていたので、朝のような寒さはすっかりと影を潜めた。
 
 それでも途中で立ち寄ったセブンイレブンでは暖かいものを補給食として選択した。それでエネルギー源を十分に補充して残りの行程を走り切った。

 走行距離は100kmを少し切るぐらいであった。来週のロングライドは「激坂四天王」の一角を占める「子ノ権現」である。苦手な激坂をしっかりと上りきれるか少々不安である。



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ