2018/1/21
4331:初詣ラン
朝の6時に目を覚まして、トイレに向かった。ベッドから這い出た時に感じたのは「先週よりも寒くない・・・」という感覚であった。
1階のリビングルームに降りて行って、サイクルウェアに着替えても、その感覚は続いていた。
今日のチームのロングライドの目的地は「子の権現」である。例年であれば寒さで凍えるなか、子の権現に向かうが、今日はその様相がちょっと違ったものになりそうだと思った。
身支度をすっかりと整えてから、8チャンネルで6時半からやっている「はやく起きた朝は・・・」をのんびりと観た。
いつものように「はやく起きた朝は・・・」を最後まで観終わってから、Kuota Khanにまたがって自宅を後にした。
空気は冷たいことは冷たいが、先週に比べると、その厳しさは随分と緩く感じられた。気温にすると3度くらいは違う感じだ。
多摩湖サイクリングロードを東に向かって真っすぐに走っていった。冬用のグローブをしていても指先はやがてかじかんでくる。それでも指先の痛みは先週ほど熾烈なものではなかった。
サイコンにはパワーの数値が表示されていなかった。「また、電池切れか・・・」思わず溜息をついた。
STAGESのパワーメーターは電池の消耗度が異様に早くなってしまった。ひどい時には1週間で電池が切れた。さすがにそれでは実用に耐えないので、代理店に一度診てもらって、どうにか1ケ月はもつようになったが、1ケ月ごとに電池切れを起こすというのは明らかにおかしい。
ボタン電池はそれほど高いものではないし、電池交換は比較的容易であるので、どうにか我慢はできるが、改善を望みたいポイントである。
集合場所であるバイクルプラザに向かう道の途中にあるコンビニに立ち寄ってボタン電池を購入した。
バイクルプラザに着いてからそのボタン電池を装着した。サイコンにはパワーの数値が復活した。
パワーメーターは使い始めて2年ほどになる。パワーの数値は確かな指標になるし、自分をいつも叱咤激励してくれる。その数値がないとやはり不安になってしまう。
今日はチームの初詣ランである。例年どおり「子の権現」へ行く。その上りは「激坂四天王」の一角を占めるほどに厳しいものである。
激坂を上り終えると、昼食休憩の後、子の権現に参拝する。子の権現は足腰の守護で有名。ロードバイクは多少危険な面がある。落車による怪我は軽ければ擦り傷で済むが、ひどい場合には骨折してしまう。そのため、毎年この時期に1年間の無事故を祈願して帰ってくるのである。
今日はリーダーの奥さんが運転するサポートカーも帯同する。そのサポートカーには、参拝する際に着用する防寒着などが入っているメンバーのリュックが人数分詰め込まれた。
「今日は先週よりも暖かいですね・・・」「子の権現の上り道も凍結していないようです・・・」
そんな会話を交わしながらスタートした。朝の空気は先週のような厳しさではなかったが、やはり1月である・・・冷たかった。
1階のリビングルームに降りて行って、サイクルウェアに着替えても、その感覚は続いていた。
今日のチームのロングライドの目的地は「子の権現」である。例年であれば寒さで凍えるなか、子の権現に向かうが、今日はその様相がちょっと違ったものになりそうだと思った。
身支度をすっかりと整えてから、8チャンネルで6時半からやっている「はやく起きた朝は・・・」をのんびりと観た。
いつものように「はやく起きた朝は・・・」を最後まで観終わってから、Kuota Khanにまたがって自宅を後にした。
空気は冷たいことは冷たいが、先週に比べると、その厳しさは随分と緩く感じられた。気温にすると3度くらいは違う感じだ。
多摩湖サイクリングロードを東に向かって真っすぐに走っていった。冬用のグローブをしていても指先はやがてかじかんでくる。それでも指先の痛みは先週ほど熾烈なものではなかった。
サイコンにはパワーの数値が表示されていなかった。「また、電池切れか・・・」思わず溜息をついた。
STAGESのパワーメーターは電池の消耗度が異様に早くなってしまった。ひどい時には1週間で電池が切れた。さすがにそれでは実用に耐えないので、代理店に一度診てもらって、どうにか1ケ月はもつようになったが、1ケ月ごとに電池切れを起こすというのは明らかにおかしい。
ボタン電池はそれほど高いものではないし、電池交換は比較的容易であるので、どうにか我慢はできるが、改善を望みたいポイントである。
集合場所であるバイクルプラザに向かう道の途中にあるコンビニに立ち寄ってボタン電池を購入した。
バイクルプラザに着いてからそのボタン電池を装着した。サイコンにはパワーの数値が復活した。
パワーメーターは使い始めて2年ほどになる。パワーの数値は確かな指標になるし、自分をいつも叱咤激励してくれる。その数値がないとやはり不安になってしまう。
今日はチームの初詣ランである。例年どおり「子の権現」へ行く。その上りは「激坂四天王」の一角を占めるほどに厳しいものである。
激坂を上り終えると、昼食休憩の後、子の権現に参拝する。子の権現は足腰の守護で有名。ロードバイクは多少危険な面がある。落車による怪我は軽ければ擦り傷で済むが、ひどい場合には骨折してしまう。そのため、毎年この時期に1年間の無事故を祈願して帰ってくるのである。
今日はリーダーの奥さんが運転するサポートカーも帯同する。そのサポートカーには、参拝する際に着用する防寒着などが入っているメンバーのリュックが人数分詰め込まれた。
「今日は先週よりも暖かいですね・・・」「子の権現の上り道も凍結していないようです・・・」
そんな会話を交わしながらスタートした。朝の空気は先週のような厳しさではなかったが、やはり1月である・・・冷たかった。
2018/1/20
4330:予備
我が家のリスニングルームから、Marantz Model7が一時的に姿を消すことになった。これはそう珍しいことではなく、今回で4回目か5回目である。
ヴィンテージオーディオと長く付き合うには、忍耐が必要である。それはわかっているが、このModel7は結構頻繁に「不在」になる。
「またか・・・」と最近はあきらめともつかない感じで受け止めてはいるが、再び我が家に戻ってくるまでは「音無し生活」を強いられるのが、少し辛いところである。
今回は早く戻ってくるか、またもや長期入院になるかはまだ定かではないが、修理をお願いしている専門業者の方に、送る前に症状を説明すると、「もしかしたら長くなるかもしれませんね・・・」との回答があった。
「長き不在となる可能性があるのであれば、予備のプリアンプを購入するという手もあるな・・・」などと思ってしまう。
もちろんあくまで予備であるので、高価なものは必要ない。「オークションで売られている日本製の古いプリアンプなんてどうであろうか・・・」と思った。
スマホでチェックしてみると、2,3万程度の値段でいろんな古いプリアンプが売られていた。もちろんコンディションが良いとは思えないが、見ているだけでも結構楽しい。
1970年代の製品はデザインが良いものが多い。いくつか見ている中でまず目についたのが、SONY TA-5450であった。

これは1975年の製品である。とてもしっかりとした作りがなされている。1970年代の息吹のようなものを色濃く感じさせてくれる雰囲気が好きである。
「良いデザインしているよな・・・」と感心した。「デザインなら、70年代のYAMAHAは優れたものが多いよな・・・」と思いつき、スマホの画面を指で操作した。
すると「C-2a」が見つかった。これは1978年の製品。SONY TA-5450とは対照的なデザインである。薄型のデザインは実にハイセンス。シンプルな構成ながら、YAMAHAらしい清新さが溢れた造形美である。これをYAMAHAのGTラックの上段に設置すると実にさまになりそう。

そして、もう1台気になったのがSansui CA-606であった。これは1972年の製品である。Sansuiと言えばブラックファイスで有名であるが、この時代はフロントパネルはブラックであるが、ノブなどはシルバーである。
そのコントラストが独特な艶っぽさを醸し出している。「これもなんだか良いな・・・」と思いながら見ていた。

1970年代に日本で製造されたプリアンプを眺めてしばしの時間を過ごした。結局購入することはしなかった。
コンディションは良いとは思えないし、結局使わなくなると思うと、無駄なお金を使う必要はないかと思い直したのである。
ヴィンテージオーディオと長く付き合うには、忍耐が必要である。それはわかっているが、このModel7は結構頻繁に「不在」になる。
「またか・・・」と最近はあきらめともつかない感じで受け止めてはいるが、再び我が家に戻ってくるまでは「音無し生活」を強いられるのが、少し辛いところである。
今回は早く戻ってくるか、またもや長期入院になるかはまだ定かではないが、修理をお願いしている専門業者の方に、送る前に症状を説明すると、「もしかしたら長くなるかもしれませんね・・・」との回答があった。
「長き不在となる可能性があるのであれば、予備のプリアンプを購入するという手もあるな・・・」などと思ってしまう。
もちろんあくまで予備であるので、高価なものは必要ない。「オークションで売られている日本製の古いプリアンプなんてどうであろうか・・・」と思った。
スマホでチェックしてみると、2,3万程度の値段でいろんな古いプリアンプが売られていた。もちろんコンディションが良いとは思えないが、見ているだけでも結構楽しい。
1970年代の製品はデザインが良いものが多い。いくつか見ている中でまず目についたのが、SONY TA-5450であった。

これは1975年の製品である。とてもしっかりとした作りがなされている。1970年代の息吹のようなものを色濃く感じさせてくれる雰囲気が好きである。
「良いデザインしているよな・・・」と感心した。「デザインなら、70年代のYAMAHAは優れたものが多いよな・・・」と思いつき、スマホの画面を指で操作した。
すると「C-2a」が見つかった。これは1978年の製品。SONY TA-5450とは対照的なデザインである。薄型のデザインは実にハイセンス。シンプルな構成ながら、YAMAHAらしい清新さが溢れた造形美である。これをYAMAHAのGTラックの上段に設置すると実にさまになりそう。

そして、もう1台気になったのがSansui CA-606であった。これは1972年の製品である。Sansuiと言えばブラックファイスで有名であるが、この時代はフロントパネルはブラックであるが、ノブなどはシルバーである。
そのコントラストが独特な艶っぽさを醸し出している。「これもなんだか良いな・・・」と思いながら見ていた。

1970年代に日本で製造されたプリアンプを眺めてしばしの時間を過ごした。結局購入することはしなかった。
コンディションは良いとは思えないし、結局使わなくなると思うと、無駄なお金を使う必要はないかと思い直したのである。
2018/1/19
4329:MIT
RCAケーブルは、2セット使用している。DACのO-DAC PRO Mk2とプリアンプのMarantz Model7を繋ぐものと、プリアンプのMarantz Model7とパワーアンプのMarzntz Model2を繋ぐものである。
先日、オーディオ仲間から「これ、良いよ・・・」と紹介されたのが、MIT MI-330である。MITのごく初期の製品で、MITはこの時代のものが良いとのことであった。
実際にお借りしたMI-330に取り換えてみると、音場が広がり、空間がすっきりとする感じがあった。
「これ、良いですね・・・ヤフオクで結構出ていますか・・・?」
と確認してみると、最近はあまり出ていないとのことであった。しばらくお借りできることになったので、DACとプリアンプの間で使用している。
しかし、いつまでもお借りしているわけにはいかないので、自分でいろいろ探してみた。残念ながら日本で見つからなかったので、アメリカのほうの市場を探してみた。
すると二つのMI-330が見つかった。現行品ではないのでもちろん中古である。一つは1メートルのペア。
送られきたものを確認すると、現在お借りしているものと比べると、ケーブルは同じであるが、RCA端子が違った。
RCA端子がコレクトチャック式のものであった。同じケーブルであるので、改良型のようである。世代的にはこちらのほうが後のようであった。
さらに遅れてもう1本が到着した。こちらは長さが60cmと短い。それ故か値段は安かった。こちらは同じ型番で売られていたが、少し意匠が違う。
ケーブルと端子はお借りしているものと同じものであるので、同じ世代のケーブルであることは確かなようであるが、ケーブルの7割がたを黒いメッシュが覆っている。
調べてみると「MI330 ショットガン」と呼ばれるMI-330の上級機種のようである。長さが60cmと短いが、我が家ではプリアンプとDACは同じGTラックの上段と下段に設置されているので、その長さでも使用可能である。
物理的な長さからすると、60cmのMI-330 ショットガンをDAC・プリアンプ間で使用して、1mの長さのMI-330をプリアンプとパワーアンプの間で使用することになる。
さらに同じ1メートルのMI-330であっても、RCA端子が異なることによって、音に変化があるのか、気になるところである。
お借りしている最初期型と、RCA端子がコレクトチャック式のものに変更になったものを比べてみたいものである。
しかし、我が家のMarantz Model7は、またご機嫌斜めになったようで、入院が必要な状態である。また、しばらく我が家のリスニングルームから姿を消す予定であるので、その検証はもう少し後になりそうである。
先日、オーディオ仲間から「これ、良いよ・・・」と紹介されたのが、MIT MI-330である。MITのごく初期の製品で、MITはこの時代のものが良いとのことであった。
実際にお借りしたMI-330に取り換えてみると、音場が広がり、空間がすっきりとする感じがあった。
「これ、良いですね・・・ヤフオクで結構出ていますか・・・?」
と確認してみると、最近はあまり出ていないとのことであった。しばらくお借りできることになったので、DACとプリアンプの間で使用している。
しかし、いつまでもお借りしているわけにはいかないので、自分でいろいろ探してみた。残念ながら日本で見つからなかったので、アメリカのほうの市場を探してみた。
すると二つのMI-330が見つかった。現行品ではないのでもちろん中古である。一つは1メートルのペア。
送られきたものを確認すると、現在お借りしているものと比べると、ケーブルは同じであるが、RCA端子が違った。
RCA端子がコレクトチャック式のものであった。同じケーブルであるので、改良型のようである。世代的にはこちらのほうが後のようであった。
さらに遅れてもう1本が到着した。こちらは長さが60cmと短い。それ故か値段は安かった。こちらは同じ型番で売られていたが、少し意匠が違う。
ケーブルと端子はお借りしているものと同じものであるので、同じ世代のケーブルであることは確かなようであるが、ケーブルの7割がたを黒いメッシュが覆っている。
調べてみると「MI330 ショットガン」と呼ばれるMI-330の上級機種のようである。長さが60cmと短いが、我が家ではプリアンプとDACは同じGTラックの上段と下段に設置されているので、その長さでも使用可能である。
物理的な長さからすると、60cmのMI-330 ショットガンをDAC・プリアンプ間で使用して、1mの長さのMI-330をプリアンプとパワーアンプの間で使用することになる。
さらに同じ1メートルのMI-330であっても、RCA端子が異なることによって、音に変化があるのか、気になるところである。
お借りしている最初期型と、RCA端子がコレクトチャック式のものに変更になったものを比べてみたいものである。
しかし、我が家のMarantz Model7は、またご機嫌斜めになったようで、入院が必要な状態である。また、しばらく我が家のリスニングルームから姿を消す予定であるので、その検証はもう少し後になりそうである。
2018/1/18
4328:デトロイトモーターショウ
現在アメリカのデトロイトで行われているモーターショウにおいて、幾つかのニューモデルがお披露目されている。
注目すべきニューモデルは多いが、個人的な好みから選択すると、BMW X2、VW PASSAT GT、そしてNEW MINIである。
全世界的に急成長が続いているSUV市場に対して、各メーカーは魅力的なモデルをどんどんと投入してくる。BMW X2もそのひとつである。
X2は、X1とX3の間を埋めるニューモデル。見た目的にはBMW Xシリーズのデザインをしっかりと踏襲していて、よりスポーティーな造形がなされている。
クーペのようなルーフラインはエレガントである。日本にも当然入ってくるであろうし、SUV人気が高いので、まずまずの販売実績を残すはずである。

次は、やや隙間商品であるが、VW PASSAT GTである。PASSATはGOLFの上に位置するモデルであるが、その存在感は今一つ希薄である。
GOLFの存在感が大きすぎるのか、PASSATはかなり良い車ではあるが、人気はいま一つといった感じがしてしまう。
そんなおとなしめのPASSATのスポーティーバージョンがGTであるが、アメリカ専売モデルのようで、日本に入ってくる可能性はなさそうである。

そして、もう一つ注目したのはMINIのマイナーチェンジである。2014年にフルモデルチェンジしてから4年が経過したので、その商品力をより高めるためのマイナーチェンジであるが、外見に大きな変化はない。
外観で目立つ変化と言えば、リアランプであろう。光るとユニオンジャックを表すデザインになっている。かなりごり押しの「イギリス推し」デザインである。
内装にもユニオンジャックをあしらった意匠が取り込まれていて、イギリス好きには心くすぐられるものになっている。

この新たなMINIが日本に入ってくるのは半年ぐらい先であろうか・・・予定しているPOLOの買換えのタイミングに間に合えば、検討したい。
注目すべきニューモデルは多いが、個人的な好みから選択すると、BMW X2、VW PASSAT GT、そしてNEW MINIである。
全世界的に急成長が続いているSUV市場に対して、各メーカーは魅力的なモデルをどんどんと投入してくる。BMW X2もそのひとつである。
X2は、X1とX3の間を埋めるニューモデル。見た目的にはBMW Xシリーズのデザインをしっかりと踏襲していて、よりスポーティーな造形がなされている。
クーペのようなルーフラインはエレガントである。日本にも当然入ってくるであろうし、SUV人気が高いので、まずまずの販売実績を残すはずである。

次は、やや隙間商品であるが、VW PASSAT GTである。PASSATはGOLFの上に位置するモデルであるが、その存在感は今一つ希薄である。
GOLFの存在感が大きすぎるのか、PASSATはかなり良い車ではあるが、人気はいま一つといった感じがしてしまう。
そんなおとなしめのPASSATのスポーティーバージョンがGTであるが、アメリカ専売モデルのようで、日本に入ってくる可能性はなさそうである。

そして、もう一つ注目したのはMINIのマイナーチェンジである。2014年にフルモデルチェンジしてから4年が経過したので、その商品力をより高めるためのマイナーチェンジであるが、外見に大きな変化はない。
外観で目立つ変化と言えば、リアランプであろう。光るとユニオンジャックを表すデザインになっている。かなりごり押しの「イギリス推し」デザインである。
内装にもユニオンジャックをあしらった意匠が取り込まれていて、イギリス好きには心くすぐられるものになっている。

この新たなMINIが日本に入ってくるのは半年ぐらい先であろうか・・・予定しているPOLOの買換えのタイミングに間に合えば、検討したい。
2018/1/17
4327:高尾山
「お尻から根が生えそうですね・・・」
「もう生えちゃってますよ・・・」
そんな会話を交わしながら、相模湖の湖畔での「日向ぼっこ」をしばし楽しんだ。しかし、いつまでもそうしてるわけにもいかないので、帰路につくことにした。
まずは大垂水峠を逆側から上り返さないといけない。さきほど勢いよく下ってきた道を逆方向に走り始めた。
道はやがて上り始める。上り始めてから頂上までは5kmほどである。私はちょうどトレインの先頭を引いていた。
序盤はゆっくりとしたペースで上っていった。逆方向からの上りでは、残り2kmほどでペースが上がった。
「残り2kmまではゆったりとしたペースで上っていって、誰もアタックをかけなかったら、そこからペースを上げるか・・・」
そんなことを考えながら、クランクを回し続けた。心拍数は150ほどで推移しているので、余裕はあった。
「このまま、バトルなしという選択肢もあるけれど、それではトレーニングにならない・・・」
残り2kmとなった。「残り2キロ・・・ペース上げます・・・」と後方のメンバーに宣言してから、クランクに込めるパワーを上げた。
サイコンに表示されるパワーの数値は250を超えていった。心拍数もアクセルを踏み込んだ車のエンジンのようにその回転数を一気に上げていった。
4名が先頭集団を形成してハイペースで駆け上がっていった。やがて2名がさらにパワーを上げて前に出ていった。
その差は50メートルほど。いったん開いた差は縮まることはなく、またそれ以上開くこともなく上りの終盤を迎えた。
最後はダンシングでペースを上げて、上り返しを終えた。今日は大垂水峠を両方向から上り、十二分に堪能した。
メンバー全員が上り終えたところで高尾山方向へ下っていった。今度は左手に高尾山を見ながらその前を通り過ぎた。
高尾山は、標高600メートルという登山のしやすさや、パワースポットブームの追い風も受けて、最近はとても人気がある。
私も子供が小さかった頃には家族を連れてきたことがあった。その頃はまだ今ほど人気がなくのんびりとした雰囲気であった。
最近はロードバイクに乗って高尾山の前を何度も通り過ぎてはいたが、実際に登ったことはなかった。
「久しぶりに家族でも連れてくるかな・・・しかし、土曜日は大概仕事の予定が入るし、日曜日はロングライド・・・やはり無理かな・・・」そんなことを思いながら通り過ぎた。
往路を逆になぞりながら、帰路の行程は順調に進んでいった。風はなく、太陽は出ていたので、朝のような寒さはすっかりと影を潜めた。
それでも途中で立ち寄ったセブンイレブンでは暖かいものを補給食として選択した。それでエネルギー源を十分に補充して残りの行程を走り切った。
走行距離は100kmを少し切るぐらいであった。来週のロングライドは「激坂四天王」の一角を占める「子ノ権現」である。苦手な激坂をしっかりと上りきれるか少々不安である。
「もう生えちゃってますよ・・・」
そんな会話を交わしながら、相模湖の湖畔での「日向ぼっこ」をしばし楽しんだ。しかし、いつまでもそうしてるわけにもいかないので、帰路につくことにした。
まずは大垂水峠を逆側から上り返さないといけない。さきほど勢いよく下ってきた道を逆方向に走り始めた。
道はやがて上り始める。上り始めてから頂上までは5kmほどである。私はちょうどトレインの先頭を引いていた。
序盤はゆっくりとしたペースで上っていった。逆方向からの上りでは、残り2kmほどでペースが上がった。
「残り2kmまではゆったりとしたペースで上っていって、誰もアタックをかけなかったら、そこからペースを上げるか・・・」
そんなことを考えながら、クランクを回し続けた。心拍数は150ほどで推移しているので、余裕はあった。
「このまま、バトルなしという選択肢もあるけれど、それではトレーニングにならない・・・」
残り2kmとなった。「残り2キロ・・・ペース上げます・・・」と後方のメンバーに宣言してから、クランクに込めるパワーを上げた。
サイコンに表示されるパワーの数値は250を超えていった。心拍数もアクセルを踏み込んだ車のエンジンのようにその回転数を一気に上げていった。
4名が先頭集団を形成してハイペースで駆け上がっていった。やがて2名がさらにパワーを上げて前に出ていった。
その差は50メートルほど。いったん開いた差は縮まることはなく、またそれ以上開くこともなく上りの終盤を迎えた。
最後はダンシングでペースを上げて、上り返しを終えた。今日は大垂水峠を両方向から上り、十二分に堪能した。
メンバー全員が上り終えたところで高尾山方向へ下っていった。今度は左手に高尾山を見ながらその前を通り過ぎた。
高尾山は、標高600メートルという登山のしやすさや、パワースポットブームの追い風も受けて、最近はとても人気がある。
私も子供が小さかった頃には家族を連れてきたことがあった。その頃はまだ今ほど人気がなくのんびりとした雰囲気であった。
最近はロードバイクに乗って高尾山の前を何度も通り過ぎてはいたが、実際に登ったことはなかった。
「久しぶりに家族でも連れてくるかな・・・しかし、土曜日は大概仕事の予定が入るし、日曜日はロングライド・・・やはり無理かな・・・」そんなことを思いながら通り過ぎた。
往路を逆になぞりながら、帰路の行程は順調に進んでいった。風はなく、太陽は出ていたので、朝のような寒さはすっかりと影を潜めた。
それでも途中で立ち寄ったセブンイレブンでは暖かいものを補給食として選択した。それでエネルギー源を十分に補充して残りの行程を走り切った。
走行距離は100kmを少し切るぐらいであった。来週のロングライドは「激坂四天王」の一角を占める「子ノ権現」である。苦手な激坂をしっかりと上りきれるか少々不安である。
2018/1/16
4326:陽だまり
甲州街道を整然と隊列を組んで走っていくと、高尾山が右手に見えてきた。パワースポットとして人気のある高尾山であるが、さすがにこの寒さではそれほどの人は来ていなかった。
そのなだらかな姿を横目に見ながら走っていくと、圏央道の高尾山インターが見えてくる。その下を潜るようにして進むと道は緩やかに上り始める。
上り始めてしばらくは人家などの人工物が緑の中に点在している。徐々にその比率は下がっていく。
「東山下橋」の交差点の信号が見えてきた。一般的には「東山下橋」の交差点から大垂水峠の頂上までがタイムトライアル区間になる。
道の周囲はやがて緑にすっかりと覆われるようになった。いつだったがやはり真冬の時期にこの道を走った時、木々に積もった雪が残っていて真っ白であった。その時はまるで別世界のようであった。
今日はそういった白い世界は展開されることはなかった。ペースは徐々に上がっていったが、まだバトルモードの厳しさではなかった。
バトルモードにワープし始めるのは残り2km辺りからであった。サイコンに表示される10秒平均パワーは250ワットを超え始める。
4名の先頭集団が形成され、何度か先頭交代を繰り返した。やがて終盤へ向けてペースはさらに上がり、パワーは300ワットを超えてくる。
このレベルになると、私は付いていけなくなる。ペースを維持した私はじりじりとさがっていった。
切れてしまうと気持ちを維持するのが難しくなる。脚は休みたがるがサイコンのパワーの数値が下がらないように気を付けながら、残りの行程を走っていった。
ちょうど別のチームもヒルクライムをしていた。その背中が近づいてくるのを良い動機にして気持ちを切らさずに走った。
道は何度も緩やかに曲がっている。右、左また右といった具合に曲がりながら進んでいくと、ようやくゴールが見えた。
最後はダンシングでクランクをパワフルに回してヒルクライムを終了した。大垂水峠の頂上からは、白い富士山がくっきりと見えていた。
メンバーが揃うのを待ってから大垂水峠を向こう側へ下っていった。今日は相模湖まで行って、Uターンする予定である。
風を切って勢いよく下っている道を、もう少し後にはまた上ってくることになる。そんなことを思いながら下っていって、相模湖そばのコンビニに立ち寄った。
そのコンビニで湖畔で食べる補給食を購入してから、湖畔へ向かった。ロードバイクの向こうに広がる相模湖は実に優しい表情をしていた。

風はなく、太陽は「北風と太陽」のお話のように遠くから来た我々を暖めてくれた。しばし湖畔の陽だまりでまったりした時間を過ごした。少し前に限界心拍数付近まで心臓を傷めつけていたとは思えないほどに静かな時間であった。
そのなだらかな姿を横目に見ながら走っていくと、圏央道の高尾山インターが見えてくる。その下を潜るようにして進むと道は緩やかに上り始める。
上り始めてしばらくは人家などの人工物が緑の中に点在している。徐々にその比率は下がっていく。
「東山下橋」の交差点の信号が見えてきた。一般的には「東山下橋」の交差点から大垂水峠の頂上までがタイムトライアル区間になる。
道の周囲はやがて緑にすっかりと覆われるようになった。いつだったがやはり真冬の時期にこの道を走った時、木々に積もった雪が残っていて真っ白であった。その時はまるで別世界のようであった。
今日はそういった白い世界は展開されることはなかった。ペースは徐々に上がっていったが、まだバトルモードの厳しさではなかった。
バトルモードにワープし始めるのは残り2km辺りからであった。サイコンに表示される10秒平均パワーは250ワットを超え始める。
4名の先頭集団が形成され、何度か先頭交代を繰り返した。やがて終盤へ向けてペースはさらに上がり、パワーは300ワットを超えてくる。
このレベルになると、私は付いていけなくなる。ペースを維持した私はじりじりとさがっていった。
切れてしまうと気持ちを維持するのが難しくなる。脚は休みたがるがサイコンのパワーの数値が下がらないように気を付けながら、残りの行程を走っていった。
ちょうど別のチームもヒルクライムをしていた。その背中が近づいてくるのを良い動機にして気持ちを切らさずに走った。
道は何度も緩やかに曲がっている。右、左また右といった具合に曲がりながら進んでいくと、ようやくゴールが見えた。
最後はダンシングでクランクをパワフルに回してヒルクライムを終了した。大垂水峠の頂上からは、白い富士山がくっきりと見えていた。
メンバーが揃うのを待ってから大垂水峠を向こう側へ下っていった。今日は相模湖まで行って、Uターンする予定である。
風を切って勢いよく下っている道を、もう少し後にはまた上ってくることになる。そんなことを思いながら下っていって、相模湖そばのコンビニに立ち寄った。
そのコンビニで湖畔で食べる補給食を購入してから、湖畔へ向かった。ロードバイクの向こうに広がる相模湖は実に優しい表情をしていた。

風はなく、太陽は「北風と太陽」のお話のように遠くから来た我々を暖めてくれた。しばし湖畔の陽だまりでまったりした時間を過ごした。少し前に限界心拍数付近まで心臓を傷めつけていたとは思えないほどに静かな時間であった。
2018/1/15
4325:銀杏並木
いつものように、多摩湖サイクリングロードを通って、集合場所であるバイクルプラザに向かった。
真冬のこの時期、さすがにいつもよりはジョギングしている人は少なかった。ところどころ「オレンジアウト」していたので、そこでは慎重に走った。
体を冷え切らせてバイクルプラザに着いた。店内は暖かかった。「おはようございます。寒いですね・・・」と挨拶してから、店内に展示してあるKASKのヘルメットを一つ手に取った。
今現在使っているUVEXのヘルメットは製造年を確認すると5年ほど経過していた。そろそろ買い替え時とのことで、KASKの新製品であるVELEGROに替える予定である。
現在は予約受付だけで実際に納品されるのはもう少し先になるようである。サイズがS.M.LとあるのでKASKの展示品を試してみた。Mでちょうどいい感じであった。色は無難なホワイトを選択した。
今日のロングライドの参加者は7名であった。目的地は相模湖に決まった。相模湖の手前には太垂水峠がある。そこを越えていく。
大垂水峠は斜度が緩め。決して厳しい峠ではないが、きっと高速バトルになるであろうから、それなりにきついことはきついはずである。
トレインを形成して走り出した。この時期ヘルメットの中を抜けていく風は大敵である。あまりに気温が低い時は、キ〜ンと冷えて頭が痛くなることがある。今日朝のうちは時折キ〜ンとなった。
玉川上水に沿って西に進み、天王橋の手前で南へ向かった。多摩大橋を渡るときには遠くに白い富士山が澄んだ青空をバックにくっきりと見えた。
多摩大橋を渡り終えて、アップダウンがある道を越えていくと、いつも休憩するセブンイレブンが見えてきた。
ここまで走ってきても体は暖まらなかった。店内に入り、トイレを済ませて、補給食を選んだ。当然暖かいものに目が行く。
ピザまんとホットとコーヒーを選んだ。熱々のピザまんは中に入っているチーズがよく伸びる。結構良いチーズを使っているようだ。生地の食感はもちもちしている。
100円のホットコーヒーはいつもながらコスパが高い。コンビニコーヒーの中では、やはりセブンイレブンのものが一番美味しいような気がする。駐車場の端、日が当たるエリアに集まって補給食を摂った。
リスタートして八王子方面へ向かい甲州街道との交差点を右折した。大和田橋を渡ってから浅川のサイクリングロードを走った。
普段は浅川サイクリングロードの終点まで走るが、今日は途中で消防団の出初式が行われていて通行止めになっていたので、左に折れて、甲州街道に合流した。
甲州街道は葉をすっかりと落とした銀杏が等間隔に並んでいた。秋の頃には黄色く色付いた銀杏が美しいが、真冬のこの時期は青い空をバックに冬らしい景色を構成していた。
真冬のこの時期、さすがにいつもよりはジョギングしている人は少なかった。ところどころ「オレンジアウト」していたので、そこでは慎重に走った。
体を冷え切らせてバイクルプラザに着いた。店内は暖かかった。「おはようございます。寒いですね・・・」と挨拶してから、店内に展示してあるKASKのヘルメットを一つ手に取った。
今現在使っているUVEXのヘルメットは製造年を確認すると5年ほど経過していた。そろそろ買い替え時とのことで、KASKの新製品であるVELEGROに替える予定である。
現在は予約受付だけで実際に納品されるのはもう少し先になるようである。サイズがS.M.LとあるのでKASKの展示品を試してみた。Mでちょうどいい感じであった。色は無難なホワイトを選択した。
今日のロングライドの参加者は7名であった。目的地は相模湖に決まった。相模湖の手前には太垂水峠がある。そこを越えていく。
大垂水峠は斜度が緩め。決して厳しい峠ではないが、きっと高速バトルになるであろうから、それなりにきついことはきついはずである。
トレインを形成して走り出した。この時期ヘルメットの中を抜けていく風は大敵である。あまりに気温が低い時は、キ〜ンと冷えて頭が痛くなることがある。今日朝のうちは時折キ〜ンとなった。
玉川上水に沿って西に進み、天王橋の手前で南へ向かった。多摩大橋を渡るときには遠くに白い富士山が澄んだ青空をバックにくっきりと見えた。
多摩大橋を渡り終えて、アップダウンがある道を越えていくと、いつも休憩するセブンイレブンが見えてきた。
ここまで走ってきても体は暖まらなかった。店内に入り、トイレを済ませて、補給食を選んだ。当然暖かいものに目が行く。
ピザまんとホットとコーヒーを選んだ。熱々のピザまんは中に入っているチーズがよく伸びる。結構良いチーズを使っているようだ。生地の食感はもちもちしている。
100円のホットコーヒーはいつもながらコスパが高い。コンビニコーヒーの中では、やはりセブンイレブンのものが一番美味しいような気がする。駐車場の端、日が当たるエリアに集まって補給食を摂った。
リスタートして八王子方面へ向かい甲州街道との交差点を右折した。大和田橋を渡ってから浅川のサイクリングロードを走った。
普段は浅川サイクリングロードの終点まで走るが、今日は途中で消防団の出初式が行われていて通行止めになっていたので、左に折れて、甲州街道に合流した。
甲州街道は葉をすっかりと落とした銀杏が等間隔に並んでいた。秋の頃には黄色く色付いた銀杏が美しいが、真冬のこの時期は青い空をバックに冬らしい景色を構成していた。

2018/1/14
4324:トースト
今期の冬は決して「暖冬」ではない。ここ数日も寒い日々が続いていた。特に昨日の土曜日は底冷え感が半端なかった。
昨日ほどではないあが、今日も結構寒い。ベッドから這い出した時に体が感じる空気感は真冬らしいものであった。
「今日も寒そうだな・・・」そう思いながら、サイクルウェアをもって1階に降りていった。1階のリビングはタイマーで床暖房がついている。
そのおかげで、暖かかった。手早くサイクルウェアに着替えた。当然真冬仕様のサイクルウェアである。
そして朝食を摂った。食パンをトーストしたものである。オーブントースターは、バルミューダのものを昨年購入した。
オーブントースターは安いものであれば5,000円程度で購入できる。このバルミューダのオーブントースターは20,000円以上する。
それでも売れているという。何かのテレビ番組で紹介されているのを観てほしくなった。購入したのは昨年のこと。これを使うと、トーストの表面はこんがりと焼けて中はふわっとしている。
価格が高いだけのことはある。それにデザインも良い。このメーカーはほかにもいくつかの製品を出している。どれもやや高めの価格設定であるが、性能とデザインは優れもののようである。
最近、東大和市に「一本堂」という店名の食パン専門店ができた。車で店の前を2,3度通り過ぎていて、以前から気になっていた。
その店で昨日食パンを購入した。食パンは何種類があり、そのうちのひとつ「ゆたか」と名付けられたものを選択した。
1斤360円。やや高い。「しかし、なんだか美味しそう・・・」ということで、それを5枚にカットしてもらって、家に持ち帰った。
その食パンをバルミューダのオーブントースターで焼いた。バターを付けてから、早速頬張ってみた。「う〜ん・・・確かに美味である。」
「これは良いかも・・・今度はほかの種類の食パンも買ってみよう・・・」と思いながら素早く完食した。
ボトルにドリンクを用意し、Kuota Khanのタイヤの空気を所定の空気圧まで入れて準備は完了した。
テレビのチャンネルを8チャンネルに合わせて6時半から始まる「早く起きた朝は・・・」を観始めた。この番組は確か20年ほど続いているはずの長寿番組である。昔は時間帯がもっと遅く、タイトルも「遅く起きた朝は・・・」であったはず。
その番組を見終わってから自宅を後にした。空気はきりりと締まっていた。冷たい空気は頬や耳、そして指先に襲いかかってくる。
指先は冷たいを通り越して痛みを生じ始める。これは真冬の朝にロードバイクで走ると決まって起こることである。
昨日ほどではないあが、今日も結構寒い。ベッドから這い出した時に体が感じる空気感は真冬らしいものであった。
「今日も寒そうだな・・・」そう思いながら、サイクルウェアをもって1階に降りていった。1階のリビングはタイマーで床暖房がついている。
そのおかげで、暖かかった。手早くサイクルウェアに着替えた。当然真冬仕様のサイクルウェアである。
そして朝食を摂った。食パンをトーストしたものである。オーブントースターは、バルミューダのものを昨年購入した。
オーブントースターは安いものであれば5,000円程度で購入できる。このバルミューダのオーブントースターは20,000円以上する。
それでも売れているという。何かのテレビ番組で紹介されているのを観てほしくなった。購入したのは昨年のこと。これを使うと、トーストの表面はこんがりと焼けて中はふわっとしている。
価格が高いだけのことはある。それにデザインも良い。このメーカーはほかにもいくつかの製品を出している。どれもやや高めの価格設定であるが、性能とデザインは優れもののようである。
最近、東大和市に「一本堂」という店名の食パン専門店ができた。車で店の前を2,3度通り過ぎていて、以前から気になっていた。
その店で昨日食パンを購入した。食パンは何種類があり、そのうちのひとつ「ゆたか」と名付けられたものを選択した。
1斤360円。やや高い。「しかし、なんだか美味しそう・・・」ということで、それを5枚にカットしてもらって、家に持ち帰った。
その食パンをバルミューダのオーブントースターで焼いた。バターを付けてから、早速頬張ってみた。「う〜ん・・・確かに美味である。」
「これは良いかも・・・今度はほかの種類の食パンも買ってみよう・・・」と思いながら素早く完食した。
ボトルにドリンクを用意し、Kuota Khanのタイヤの空気を所定の空気圧まで入れて準備は完了した。
テレビのチャンネルを8チャンネルに合わせて6時半から始まる「早く起きた朝は・・・」を観始めた。この番組は確か20年ほど続いているはずの長寿番組である。昔は時間帯がもっと遅く、タイトルも「遅く起きた朝は・・・」であったはず。
その番組を見終わってから自宅を後にした。空気はきりりと締まっていた。冷たい空気は頬や耳、そして指先に襲いかかってくる。
指先は冷たいを通り越して痛みを生じ始める。これは真冬の朝にロードバイクで走ると決まって起こることである。
2018/1/13
4323:MINI
日本における外車販売は好調なようである。昨年2017年の輸入車新規登録台数(外国車メーカー)は前年比3.7%増の30万6088台で2年連続のプラスとなった。これを見ると、景気が良くなっているのかなという気がする。
ブランド別では、メルセデスベンツが前年比1.2%増の6万8221台と5年連続で過去最高を更新、シェア19.44%で3年連続トップとなった。
BMWは前年比3.9%増の5万2527台を販売し、昨年に引き続き2位を確保した。排ガス不正問題以来、販売が低迷していたフォルクスワーゲンは、前年比3.8%増の4万9040台で3位となった。3年ぶりに前年実績を上回った。
4位はアウディで2万8336台。昨年比0.6%の減で、一頃の勢いに多少の陰りが出ているようである。
5位はMINIで2万5427台。3.6%の増加で、同じグループのBMW同様好調な販売実績が続いている。独自のポジションをしっかりと築いたMINIは勢いが衰えていない。
では、モデル別で2017年に日本で数多く売れた外車はどれかということを見てみると、1位は『MINI』。2万5427台で2年連続トップのトップ。
2位はフォルクスワーゲン『ゴルフ』で2万2839台、3位がメルセデスベンツ『Cクラス』で1万6560台となり、1位から3位までは前年と同じ結果であった。
4位はメルセデスベンツ『Eクラス』で前年9位から大幅に順位を上げた。これはフルモデルチェンジしたことが販売台数を押し上げたようである。
5位のBMW『3シリーズ』は前年からワンランク順位を下げた。モデル末期に入りつつあるのに5位に入るのは立派ともいえる。
2017年の外車販売の趨勢を新聞で見ていて、「MINIってそんなに売れているんだ・・・」と改めて思った。
ゴルフを上回る販売台数であることが結構意外であった。MINIはかなり個性的なデザインである。それがお洒落として受け入れられているようである。
MINIも随分とラインナップが増えた。オーソドックスな3ドアハッチバック。ドアを増やし利便性を高めた5ドアハッチバック。そしてステーションワゴンモデルであるCLUBMAN。さらにSUVモデルであるCROSSOVER。CROSSOVERに至ってはもう決してMINIではないボディーサイズになっている。
ラインナップは増えたが、いずれも一目でMINIとわかる共通のデザインテイストでまとめられている。
それぞれ確かに「いい仕事してますね・・・」と思えるような充実ぶりを感じさせる。まだMINIには試乗したことはないが、今年の夏頃に予定しているPOLOの買換え候補にMINIをあげてみてもいいかなという気がしている。
利便性を考慮すると5ドアハッチバックが良いような気がするが、ちょっと間延びしたように見えないでもない。


MINIはデザインそのものが目立つものなので、あえてツートンは選択しないで、黒や紺色のようなシックなカラーが合うような気がする。
ブランド別では、メルセデスベンツが前年比1.2%増の6万8221台と5年連続で過去最高を更新、シェア19.44%で3年連続トップとなった。
BMWは前年比3.9%増の5万2527台を販売し、昨年に引き続き2位を確保した。排ガス不正問題以来、販売が低迷していたフォルクスワーゲンは、前年比3.8%増の4万9040台で3位となった。3年ぶりに前年実績を上回った。
4位はアウディで2万8336台。昨年比0.6%の減で、一頃の勢いに多少の陰りが出ているようである。
5位はMINIで2万5427台。3.6%の増加で、同じグループのBMW同様好調な販売実績が続いている。独自のポジションをしっかりと築いたMINIは勢いが衰えていない。
では、モデル別で2017年に日本で数多く売れた外車はどれかということを見てみると、1位は『MINI』。2万5427台で2年連続トップのトップ。
2位はフォルクスワーゲン『ゴルフ』で2万2839台、3位がメルセデスベンツ『Cクラス』で1万6560台となり、1位から3位までは前年と同じ結果であった。
4位はメルセデスベンツ『Eクラス』で前年9位から大幅に順位を上げた。これはフルモデルチェンジしたことが販売台数を押し上げたようである。
5位のBMW『3シリーズ』は前年からワンランク順位を下げた。モデル末期に入りつつあるのに5位に入るのは立派ともいえる。
2017年の外車販売の趨勢を新聞で見ていて、「MINIってそんなに売れているんだ・・・」と改めて思った。
ゴルフを上回る販売台数であることが結構意外であった。MINIはかなり個性的なデザインである。それがお洒落として受け入れられているようである。
MINIも随分とラインナップが増えた。オーソドックスな3ドアハッチバック。ドアを増やし利便性を高めた5ドアハッチバック。そしてステーションワゴンモデルであるCLUBMAN。さらにSUVモデルであるCROSSOVER。CROSSOVERに至ってはもう決してMINIではないボディーサイズになっている。
ラインナップは増えたが、いずれも一目でMINIとわかる共通のデザインテイストでまとめられている。
それぞれ確かに「いい仕事してますね・・・」と思えるような充実ぶりを感じさせる。まだMINIには試乗したことはないが、今年の夏頃に予定しているPOLOの買換え候補にMINIをあげてみてもいいかなという気がしている。
利便性を考慮すると5ドアハッチバックが良いような気がするが、ちょっと間延びしたように見えないでもない。


MINIはデザインそのものが目立つものなので、あえてツートンは選択しないで、黒や紺色のようなシックなカラーが合うような気がする。
2018/1/12
4322:オットマン
我が家のリスニングルームには、オーディオシステムが一式と妻のアップライトピアノがあり、そして北欧ヴィンテージのイージーチェアーが2脚置いてある。
北欧ヴィンテージのイージーチェアは、それぞれ専門店で購入したものである。どちらもデンマークで1960年代に製造されたものである。
フレームは木製で優雅な形状をしている。クッションはそれほど分厚いものではないが座り心地はとても良い。

こちらは、カイ・クリスチャンセンがデザインした「ペーパーナイフ・ソファ」と呼ばれるものである。ひじ掛け部分の造形がペーパーナイフを思わせるものなので、この名がついたようである。比較的小ぶりなサイズで日本の住宅事情にはぴったりなものである。

もう1脚は、アルネ・ヴォッダーがデザインしたイージーチェア。チーク材を贅沢に削り出したアームがとても印象的なデザインをしている。
特にその両サイドのエッジのデザインが軽快感を与えている。このクッションはスプリングのないウレタンであるが、しっかりとした堅さがあり、長時間でもくつろげる。
この2脚、気分でどちらかをリスニングポイントに設置する。もう1脚はリスニングポイントから見て右側の壁に置いて、次回の出番を待つ。
普段は一人で聴くので2脚ある必要はないのであるが、もう1脚あるとかけているレコードのジャケットなどを置いておけるので便利である。
「オットマンがほしいな・・・」最近そう感じ始めている。オットマンがあると脚を投げ出せる。その姿勢ではよりリラックスできる。
しかし、よりリラックスできる姿勢になると、寝てしまう可能性も高まるかもしれない。人間あまり楽をしないほうが良いのかもしれない。
オットマン付きのイージーチェアということで脳裏にまず浮かぶのは、ハンス・J・ウェグナーのGE290Aである。

こちらは骨太ながっしり感があるウェグナーらしい作品である。彼の作品は日本で人気が高い。そのためか、50年以上前に作られた製品であっても高価である。インターネットで情報を収集したが「高すぎるな・・・」と思って、あきらめることにした。
北欧ヴィンテージのイージーチェアは、それぞれ専門店で購入したものである。どちらもデンマークで1960年代に製造されたものである。
フレームは木製で優雅な形状をしている。クッションはそれほど分厚いものではないが座り心地はとても良い。

こちらは、カイ・クリスチャンセンがデザインした「ペーパーナイフ・ソファ」と呼ばれるものである。ひじ掛け部分の造形がペーパーナイフを思わせるものなので、この名がついたようである。比較的小ぶりなサイズで日本の住宅事情にはぴったりなものである。

もう1脚は、アルネ・ヴォッダーがデザインしたイージーチェア。チーク材を贅沢に削り出したアームがとても印象的なデザインをしている。
特にその両サイドのエッジのデザインが軽快感を与えている。このクッションはスプリングのないウレタンであるが、しっかりとした堅さがあり、長時間でもくつろげる。
この2脚、気分でどちらかをリスニングポイントに設置する。もう1脚はリスニングポイントから見て右側の壁に置いて、次回の出番を待つ。
普段は一人で聴くので2脚ある必要はないのであるが、もう1脚あるとかけているレコードのジャケットなどを置いておけるので便利である。
「オットマンがほしいな・・・」最近そう感じ始めている。オットマンがあると脚を投げ出せる。その姿勢ではよりリラックスできる。
しかし、よりリラックスできる姿勢になると、寝てしまう可能性も高まるかもしれない。人間あまり楽をしないほうが良いのかもしれない。
オットマン付きのイージーチェアということで脳裏にまず浮かぶのは、ハンス・J・ウェグナーのGE290Aである。

こちらは骨太ながっしり感があるウェグナーらしい作品である。彼の作品は日本で人気が高い。そのためか、50年以上前に作られた製品であっても高価である。インターネットで情報を収集したが「高すぎるな・・・」と思って、あきらめることにした。