2017/11/3

4253:スカイツリー  

 風邪の具合はそれほど改善されないままであったが、結婚記念日であったので家族を引き連れて東京スカイツリーに初めて行った。

 「スカイツリーって、どのくらい前に出来たんだっけ・・・?」と私が訊くと、「3年前くらい前じゃない・・・」と妻が答えた。

 スマホで調べてみると2012年5月に完成したようである。「2012年の完成だって・・・もう5年も前のことか・・・」と私が言うと、「そんなに前なの・・・その5年間、何していたんだろう・・・?」と妻が呟いた。

 年々、時間は素早く過ぎ去っていくようになる。1年が本当に短く感じられる。今年2017年も残りわずかとなった。

 もう年賀状の話となった。「じゃあ、今日スカイツリーで撮った写真でも使うかな・・・年賀状に・・・」と私が言った。

 文化の日は晴れの特異日である。この30年間で雨が降ったのが3日だけという実績がその特異日ぶりを物語っている。

 今日も晴れであった。押上駅を降りて少し歩くとその巨大なタワーはあった。遠くから見たことは何度もあったが、近くから見上げるのは初めてである。

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 三連休の初日、天気は快晴・・・スカイツリーの中はそこそこ混んでいた。エレベーターで展望台まで上り、東京を見下ろした。

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 無数のビルがびっしりと並んでいる様は、少々異様な感じを受けた。なんだかSF映画っぽい俯瞰図である。

 風邪のせいであろうか、少々気分が優れない。ゆっくりと一周して、さらに上の展望台にも行った。二つの展望台を巡って1時間以上高いところから遠い景色を眺めた。

 高いところにいるとなんだか達観したような気になる。そして過ぎ去っていった年月を思った。バブル経済のピークであった平成元年に結婚してからもう28年が過ぎ去った。

 その間、二人の子供が生まれ、子育てをし、仕事をし、なんだかんだ忙しく過ごしてきた。過ぎてしまうと早く感じるが、その時々は一生懸命だったのであろう。

 そして子供たちは社会人と大学生になり、私達夫婦は歳をとった。スカイツリーの展望台には小さな子供を連れた家族が多くいた。はしゃぎまわる小さな子供たちの姿を目にすると、我が家の二人の子供達が小さかった頃が懐かしく思い出された。

 小さな手を取って、歩いていた頃・・・その小さな手は暖かく、幸せそのもののような形をしていた。  



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